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このお魚の名前はRouget-Barbet ルージュ バルベ と言います。その名前ルージュ[赤]の如く赤く愛嬌があると思いませんか?私のお魚屋さんのお兄さんはバルバランなんて素敵に呼びます。(お魚に対して愛情がこもっているよう)人によって色々言い方の代わるものです。日本ではにしひめじと言うそうですね。私の大好きなお魚。味があるのです。私は白身の淡白な魚に凝ったソースと言うより味のある魚をシンプルにというのが好みです。お魚屋さんのお兄さんも同意見。でもフランス人骨が嫌と言う人もあるんだよ。と 大き目のルージェを注文している人にせっせと三枚に卸しています。(私、アー勿体ない。頭も骨も無くなってほんとに小さくなっちゃった。肝もいらないなんて。私にくれないかしらん。ソースに入れるとこくがつくし。頭なんてちゅうちゅう吸うと蟹のおみそのような味がするのにな と眺め)
私は小さい10cmくらいものを購入しました。もちろん丸のまま。
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お隣の野菜やさん。魚屋さんに行く前にもう買い物済ませたのだけれどルージェにはこれが無くてはと再び。
いつも帽子をかぶったオーガニック野菜のスタンドのおばさん。マ ココット(Ma cocotte 女性に対する愛称なのですが)又戻ってきたの。わすれもの?
フェンネルが欲しいの。
フェンネルは体に良く肝臓が弱っている時血液を洗浄したい時おなかの中にガスがたまり重いとき良く使われる自然療法でそのエキスを購入して飲む人もあるくらい。
というわけでこのお百姓のおばさんは一年通して栽培しています。
癖があると嫌いな人も。ことにお子さんは。私は大好き。細切りにして生でサラダで食べる人もいるけれど私はブレゼに火を通した方が。
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さて今日のお料理は小麦粉を軽くはたいて簡単にムニエル。油を良く切ってエスカルゴバターを一寸乗せレモンで。
フェンネルは細切りオリ-ブオイルでにんにくト炒めチキンストックを加え蒸し煮に。野菜自体個性が強いので何も加えず。最後にレモンで味付け。何となくイタリア風なのでパスタを添えて。パスタにもエスカルゴバターを。
フェンネルの葉の部分はハーブとしてお魚の味付けに使いました。
でもなんだか料理する前の方が可愛いなー。との感想。
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