I LOVE HARLEY! の独り言





オーダーしていたPRIMOのプライマリーベルトユニットが入荷したので、本日、午後から休みを貰ってカプチに行ってきました。
とにかく早い!
オーダーから僅か1週間で入荷しました。
それに、値段もかなり安いと思います。

代表の日裏さんはとても穏やかで親切な方で、部品についてアメリカまで問い合わせをしてくれたり、探してくれたりもします。
原則、オーダーしてからの取り寄せですが、パフォーマンス製品やクリヤキン製品など、店内の在庫も結構有りました。
アメリカに在庫が有れば、上記のように1週間で入荷します。

パッケージの中はずいぶんとシンプルな部品構成です。
8mmベルトはKARATAの13.8mmベルトに比べると、軽い感じがします。

先ずは、プライマリーカバーを取り外し、クラッチを外します。
ご覧のように、4速ミッション用のプロクラッチを併用しておりましたが、これが少々問題でした。
クラッチ板とクラッチバスケットを繋ぐクラッチドッグが6個しか有りません。
ここに大きなトルクが掛かります。
詳しくは後述します。

クラッチハブナットを外し、プーラーを使いクラッチハブをメインシャフトから外して、クラッチハブとクラッチバスケットを取り外します。
更に、フロントプーリーを取り外すと、完全にプライマリーユニットを取り去ることができます。
16年間お世話になったKARATAのプライマリーベルトユニットとも、ついにお別れです。

取り外したKARATAのユニット(下)とこれから装着するPRIMOのユニット(上)です。
KARATAが6個のクラッチドッグでクラッチ板を回している(オリジナルのクラッチシステムも同様)のに比べ、PRIMOの方はEVO以降のクラッチと同様、無数のギザギザでクラッチ板を回しています。
大きなトルクを分散することができます。
後は、フロントプーリーとクラッチバスケットのアライメントを調整し、ダイアフラムスプリングの張りを調整して組み上げます。
KARATAのベルトに比べると、余裕があるのか、かなり組みやすくなっています。
最後にエンジンを掛けて、目視でチェックしてお終いです。
先日、紅葉山でベルトが切れた時は、ここまでの作業をスタンドでやらせて貰ったわけです。

4速ミッション用のプロクラッチは6個しかないクラッチドックに大きなトルクが掛かるため、ご覧のようにクラッチ板の切り欠きは広がり、バリが出ています。
クラッチドッグもクラッチ板の衝撃で凹んで、まるで魚の骨のようにガタガタになってしまっています。
この状態では、クラッチを切る、繋ぐはできても、微妙な半クラッチの状態を保つことができません。
実際、プロクラッチなのに途中から、ジャダーを起こしているような感じで、いきなりクラッチが繋がってしまうような状態が続きました。
それが悪循環となり、切り欠きのバリとドッグのガタガタを増大させたのだと思います。
今度のクラッチは、掛かるトルクをかなり分散して受けるので、このような状態にはなりづらいと思います。
走行してみるのが楽しみです。

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本日、車庫での作業終了後、夕方、71.8Kgでした。
ついに71Kg台になりました。
この調子で今月中に70Kgを切りたいですね。

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