本日、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」と「こわれゆく世界の中で」を鑑賞してきました。
「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」は、もう何も言うことはありません。
もう、手放しで楽しめますね。
私は初めて観るので、登場人物の相関関係がよく分かりませんでしたが、それでも最初から最後までとても楽しめました。
シリーズを最初から観て、もう一度観てみたい作品です。
ジョニー・デップのコミカルな動きは最高ですね。
テレビで来日時の様子を見ると、役柄と同じように人の良い素敵な方のようですね。
なるほど、最初のシーンがこういうことだったのかと感心しました。
やはり、映画は劇場が明るくなるまで席を立っては行けませんね。
「こわれゆく世界の中で」は、とても良い作品でした。
私には、ジュード・ロウ演じるウィルの気持ちや行動は、痛いほど分かります。
若い人たちには理解し難いかもしれません。
また、女性から見ると、「ずいぶん調子良いじゃない」となるかもしれません。
男の気持ちは意外に繊細で複雑です。
ごく普通の男が、何かのきっかけで破滅的な方向に踏み出し、しかしほとんどは直ぐに後ずさりして、つまらなくても安定した元の世界に戻っていく。
そんなものじゃないでしょうか、男性の多くは。
映画のように、元の世界で愛を深めやり直せたら、こんな良いことはありません。
大体は、相変わらず退屈で不満だらけの生活を続けるだけでしょう。
なにか、共感するところの多い映画でした。
あまり激しいメリハリはありませんが、家族の関係、愛情、大人の恋愛、現実が静かに描かれている作品だと思います。
僕は大好きな映画です。