I LOVE HARLEY! の独り言




本日、人間ドックの帰りに、「コレラの時代の愛」を鑑賞してきました。
「コレラの時代の愛」は、コロンビアのノーベル文学賞作家、ガブリエル・ガルシア=マルケスの同名の小説の映画化だそうです。
『19世紀後半から20世紀にかけ、激化する内戦とコレラの蔓延に揺れるコロンビアを舞台に、半世紀にわたり「待つ」ことで想いを貫いた男の、愛と人生を描く壮大なる物語』(公式サイトより引用)とのことです。

話の内容は、まさに上記の如く壮大な文芸作品なのですが、昨年の「パフューム ある人殺しの物語」を鑑賞した時と同様、私にはコミカルなものに思えてしまいます。
どうも私には、この手の作品を理解する力が備わっていないようです。
けっして作品をけなしている訳ではなく、映画はとても面白い作品でした。
オスカー俳優のハビエル・バルデムが、ちょっと「キモい」主人公の青年期から老年期までを「ノーカントリー」とはまた違った気持ち悪さで好演していました。

また、主人公のバルデム以前を演じていた若い俳優さんとバルデムが、似ているというかバルデムがそちらに合わせたのか、二人の間のエイジングがうまく繋がっています。
男なら、主人公がちょっと羨ましくなる面白い作品でした。

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