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願い笹

2020年07月13日 | 雑談(社会問題)

子供茶道のお稽古のお菓子。

芸が細かい!

私も独身時代にお茶を嗜んでおりましたが、すっかり忘却のサチコ

帛紗さばきもおぼつかない有様。

でも、季節を感じながら、和の空間で、お茶とお菓子を食べるのはいいものです。

時間の無駄遣い、いや贅沢使い。

お茶は「無駄」こそ大事という精神。

無くても良いもの、しなくて良いことにどれだけの時間と手間を費やすか。

費やした手間と時間が、おもてなし。

そして、その手間暇を決してひけらかさない!!

言いたくなるよね~、知ってほしいよね~。

だから、お客は、その手間に気づく努力をすることがお礼となる。

 

生けてある花束の中の、珍しい1本に気づく。

「花、綺麗ですね」

だけではダメですよ~

花の名前が分からなければ、

「この白い花は何という花ですか?」

と聞く。

季節感のある道具に気づく。

着物や帯の柄、お茶碗の柄、

ちょっとしたところに気づいて

「良いですね」と言う。

そこから話が広がることも多々あるのです。

お客様も気が抜けないし、知識が必要。

相手の心の読み合い。

しょーもな!と言ってしまえばそれまで。

気づいてほしいなら言うてよ、も禁句。

言葉にしなきゃ分からないなんて、茶の道にはありません。

静寂の中にある雄弁をいかに聞きとるか、なのです。

静寂は静寂にあらず。

令和の時代に受け入れられるかな~。

コメント
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