田舎で、真剣にアイドルを夢見るユイ(橋本愛)と、
そんな夢を追いかけるユイと友達でいることがうれしいアキ(のん)。
元々、人見知りなアキも、ユイのキラキラオーラに引っ張られる感じで、
2人で「潮騒のメモリーズ」としてアイドルみたいなことをしてた。
「楽しかったね」とアキが懐かしむと、
ユイは「楽しくなかった。私は、全然。消したい過去」「もうアイドルとかどうでもいい」
「あきらめたわけじゃなくて冷めたの、完全に。だってダサいじゃん」
と吐き捨てる。
そしたら、アキは、
「ダサい?そんなの知ってるよ!やる前からダサいと思ってた!ユイちゃんがアイドルになるって言いだした時から!」
「ダサいけど楽しいから、ユイちゃんと一緒だと楽しいからやってたんだよ」
「ダサいぐらい何だよ!我慢しろよ」
夢見てキラキラしてたユイを、恥ずかしいなんて本人でも言わないでほしいと。
なかなかの青春だね。
これは、中学生、高校生時代は誰しも通る道では?
「ダサい」
「かっこ悪い」
「恥ずかしい」
そういう気持ちをいかにうまく操れるかで青春の過ごし方が変わるよね。
私は、全く操縦不能の墜落事故多発な青春時代だったので、
後悔ひとしきりですよ。
もっと、何でもチャレンジしてみれば良かったのになぁと今なら思う。
けど、実際どうかなぁ?
それで楽しくなるかどうかはまた別だよね
平和に過ごせただけで、花マル?
という気もする。
あまちゃんは、もう離脱しているのですが、この場面だけでも感動できます。
名場面ですね。