NHKのこころの時代という番組?で、
宮沢賢治 ~久遠の宇宙に生きる~
シリーズ6回を録画した。
賢治と宗教とのかかわりを追い、宗教的世界観から賢治作品を味読する。
6回×1時間で6時間。
なかなかのボリューム
しかも、宗教の観点からって、ちょっと微妙な空気感
でも、録画して観ました。
内容は、それなりに面白かったのだけど、語りが眠気を誘う誘う
ナレーション、睡眠導入ボイス
その中で、宮沢賢治とは関係ないのですが、グッときたフレーズが。
「名前を覚えることは、愛の始まりだ」
名前を知ることで、他人から、知人として関係性が始まっていく。
なるほど。
名前というのは愛であり、子供への最初の愛情表現が親による名付けだと。
皆、愛を込めて名づける。
たしかに。
私、人の名前を覚えるのが超苦手。
本当に覚えられない。
名前だけでなく、顔も覚えない。
人の名前や顔を覚えるという意識が著しく薄いのだと思う。
言われても、スーっと頭を素通りしていく。
同じように、道も覚えない。超方向音痴。
車で走っていても、スーッと流してしまう。
愛が始まらない
人の顔や名前をめちゃくちゃ覚えられる人っているよね。
っていうか、意外とみんな名前や顔を覚えてるよね。
体感として、私より覚えられない人っている?ぐらい。
私が人に、「あの人は○○さんよ」なんて教えてあげた記憶とか皆無
私が酷すぎるのか、周りが凄すぎるのかは分からないけど、
周りが覚える人ばかりだから、ますます私が覚えなくなるのでは?
とすら思う(←他人のせいにするな!)
意識すれば改善するのかしら?
「恋は落ちるもの、愛は育むもの」
とは江國香織の言葉でしたかしら。
このフレーズが書かれたシチュエーションとは違いますが、
確かに、名前を呼ぶという行為は育みですよね。
納得。
名前を呼べるように一期一会でも、気をしっかり持って、
愛を育みたいものです