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愛のはじまり

2023年10月17日 | つぶやきごと

NHKのこころの時代という番組?で、

宮沢賢治 ~久遠の宇宙に生きる~

シリーズ6回を録画した。

賢治と宗教とのかかわりを追い、宗教的世界観から賢治作品を味読する。

6回×1時間で6時間。

なかなかのボリューム

しかも、宗教の観点からって、ちょっと微妙な空気感

でも、録画して観ました。

内容は、それなりに面白かったのだけど、語りが眠気を誘う誘う

ナレーション、睡眠導入ボイス

その中で、宮沢賢治とは関係ないのですが、グッときたフレーズが。

 

「名前を覚えることは、愛の始まりだ」

名前を知ることで、他人から、知人として関係性が始まっていく。

なるほど。

名前というのは愛であり、子供への最初の愛情表現が親による名付けだと。

皆、愛を込めて名づける。

たしかに。

 

私、人の名前を覚えるのが超苦手。

本当に覚えられない。

名前だけでなく、顔も覚えない。

人の名前や顔を覚えるという意識が著しく薄いのだと思う。

言われても、スーっと頭を素通りしていく。

同じように、道も覚えない。超方向音痴。

車で走っていても、スーッと流してしまう。

 

愛が始まらない

 

人の顔や名前をめちゃくちゃ覚えられる人っているよね。

っていうか、意外とみんな名前や顔を覚えてるよね。

体感として、私より覚えられない人っている?ぐらい。

私が人に、「あの人は○○さんよ」なんて教えてあげた記憶とか皆無

私が酷すぎるのか、周りが凄すぎるのかは分からないけど、

周りが覚える人ばかりだから、ますます私が覚えなくなるのでは?

とすら思う(←他人のせいにするな!)

意識すれば改善するのかしら?

「恋は落ちるもの、愛は育むもの」

とは江國香織の言葉でしたかしら。

このフレーズが書かれたシチュエーションとは違いますが、

確かに、名前を呼ぶという行為は育みですよね。

納得。

名前を呼べるように一期一会でも、気をしっかり持って、

愛を育みたいものです

 

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