この事件?
いろいろ考えさせられた。
パッと見たら、
「6回も注意されて直さないのはアカンやろ」
ですが。
自分も子供を育てているので思うのですが、
今の学校社会と私たちが過ごしてきた学校社会は、全く別世界です。
10代という多感な時期の子供の思考は奇々怪々なのです。
そして、私たちの頃は、その奇々怪々を半ば強制的に「常識」の枠に入れるという教育を受けました。
でも、今の子供たちは、その奇々怪々が許容されます。
個性、多様性、という承認社会で生きている。
社会に出たら通用しないようなことでも、通用してしまう教育環境で育った。
学校、行きたくなければ行かなくてもいい。
給食、食べたくなければ食べなくてもいい。
強要されないのが当たり前。
あなたはあなたのままで良い。
みんな違ってみんな良い。
そういう世界感なのです。
このマスク拒否した子の親はどう思っているのだろう?
少なくとも、子供の特性は分かっているだろうから、
「人の言うことを聞かない性格なので、反発してしまったのだろう。」
「注意しても直らないので、もうあきらめている」
「そいういう子なので、それで退場させられたのは仕方ない」
「社会では通用しないということを学んでいくしかない」
もしくは、「拒否権を行使する権利もあるのだから、正しいことをした」
なんて容認派の親だったりして?
どちらにせよ、10代特有の「若さ」から出た、反抗心、反発心、論破したい衝動、自分の世界感、
から出た行動なのであれば、その代償は大きい
でも、何も強要されてこなかった社会で教育を受けてきたのなら、ある意味こうなるのも仕方がないような・・・。
自分の子供だって、「まさかそんなことはしない」とは思ってるけど、それだって分からない。
衝動的に、どんなへ理屈感情が生まれてとんでもない行動するかは分からない。
押さえつけることを良しとされていないのだから、ある程度「許容」という名の「あきらめ?」
を持つよう大人が一生懸命学習している。
子供も不幸だし、親も不幸だなぁ・・・・
自由は、不自由やで~ by朝ドラ「スカーレット」
なんて思ってたら、蓋を開けたら49歳男性!?
何度注意しても、「これが僕のマスクの付け方です」と指示に従わず、
挙句、トイレに籠って警察沙汰!?
なんじゃそら!!!
私が真剣に考えた時間を返してくれ
なんて思いましたが、まぁいろいろ考えたことは間違いない。
自由教育を受けた現代の若者はみんな言うこと聞いていた。
押さえつけ教育を受けたであろうおっさんは言うことを聞かなかった。
受けた教育ではない。
個人の問題ということか
やっぱり、いろいろ考えた私の時間を返してくれ