カラスといちごとクロッカスと

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パシフィック・リム

2023年04月07日 08時00分00秒 | ヒガンバナ科
2021.01.17撮影

今日のは、口紅つき!!

あら、前にウクライナの花のところで、口紅つきのスイセンをご紹介しましたよね。それは、花が白でしたけど。


上の黄色いスイセンとの比較のために、以下にその「詩人のスイセン」の学名等と画像を再録しておきます。

学名 Narcissus poeticus「詩人のスイセン」
耐寒区域 3-8
ディビジョン9

Narcissus poeticus
撮影者:Martinas Angel
撮影日:2011.04.26
オリジナルからの改変、なし

Narcissus poeticus「詩人のスイセン」の特徴を持つ園芸種は、ディビジョン9です。でも、今日のスイセンは、その特徴的な口紅模様にも関わらず、ディビジョン9ではありません。

今日の黄色のスイセンは、園芸種名を 'Pacific Rim'「パシフィック・リム(環太平洋)」といい、ディビジョン2です。

学名 Narcissus 'Pacific Rim'「パシフィック・リム(環太平洋)」
耐寒区域 3-8
ディビジョン2

「ディビジョン2」のスイセンは、1本の花茎にひとつの花が咲き、カップは、長さが花弁の3分の1を超え、でも、花弁より短いもの。ここでカップ(副花冠)の長さ、というのは、副花冠をカップと呼んだ場合の、深さ、高さ、です。

2022.04.20撮影

改めて、「詩人のスイセン」を見ていただくと、そちらのカップは、小さめであることがわかります。そして、花全体が正面から撮られている写真ではわかりにくいですが、「詩人のスイセン」のカップは平たい、つまり、短い、つまり、浅い、です。

そんな画像がインターネット上にあり、かつ、借りてきても著作権侵害でないのがあるのか!!! と思われるような写真を見つけてきたので、見てください!!!

Narcissus poeticus
撮影者:Blauweissgelbrot
撮影日:2009.04.30
オリジナルからの改変、なし

「詩人のスイセン」のカップが横から見ることができます。浅いですね。

「パシフィック・リム(環太平洋)」の方にこういう写真は見つからなかったんです。次の画像でカップの深さがはかり知れればいいんですが。

2022.04.20撮影

今日の黄色のスイセン 'Pacific Rim'「パシフィック・リム(環太平洋)」も、今はもう庭にないんです。でも、近いうちに再導入したいと思います。ただ、問題が・・・球根類を植えられる土地があまり残っていない・・・

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