かなり以前の話ですが、とある派遣先での重要な会議での出来事を思い出したので、そのことについて綴ります。
翌年度の運営についての重要な会議
職種や業種を明らかにしてしまうのは、よろしくないと思うので、ぼやかした表現をしていきますね。
その職場では、翌年度からあることについての運営方針や方法について、変更することが上の会議で決まっていました。
私が派遣されていた部署は大きく5グループに分かれていたのですが、それぞれの業務に対して互いのグループが関わってくるので、上の決定を受けて具体的な対策や運営方法、そしてしっかりとしたルールを決めなければなりませんでした。
ぼんやりと書き綴るだけでも、会議でいろいろな意見が出て長引きそうですよね(笑)
実際、互いのグループのデメリットをなるべく避けたいがために、自グループの条件を譲れなかったり、他グループの意見を受け入れられなかったりするので、平行線をたどり、なかなか結論も出ないし、会議もまとまりません。
各グループの長
この話し合いは、絶対に翌年度に持ち越すことができないので、何時間かけようと何日かけようと、決定すべき内容ばかりでした。
よって、会議に参加していた人間は、慎重に言葉を選ぶし、誰かから不満が出れば改善策を考えるということの繰り返しでした。
私は派遣社員ではありましたが、私が配属されていたポジションは、直接運営を担うことになっていたので、私が派遣期間を終了して後任者が困らないためにも、会議に参加しなければいけないし、現場の人間として意見をいう必要もありましたから、自分が出せる限りの案と意見を出していました。
各グループからは、グループの長もそれぞれ参加していましたが、私が属していたグループの長は、なんとか互いのグループに偏りなく公平に業務がこなせる状況にしようと、いろいろと意見を言ってくれていましたし、部下である私たちのことも真剣に考えてくれていました。
ところが、あるグループの長だけ、会議が長引く中、あり得ない言葉を連呼し始めました。
それは、
「俺は、来年度は異動が決まっているから来年のことは関係ない、どうでもいい、俺はしらない」
という主旨の言葉。
その場に居た全員、このグループ長の言い草に、いら立ちを隠せなかったことは想像に難くないのではないでしょうか?
私も来年いないけれど
私がその会議に参加しているとき、実は年度末で派遣期間の終了が決まっていました。
ですから、来年の俺には関係ないと言ったグループ長の考え方で行けば、私は会議に参加する必要も、意見を言う必要も、後任者に負担をかけないために案を出す必要もないことになります。
ましてや、私は派遣会社から派遣されてきている人間ですから、大きな企業などではそもそも会議にすら出なくていいと言われかねない立場かもしれないわけです。
しかし、その部署はそうではありませんでした。
私は派遣であっても、業務は直雇用の方たちと同じように担うよう契約時に決まっていますから、精いっぱい私ができることを、派遣期間が終了するその日までしていかなくてはいけませんし、そして仕事とはそういうものだとも思います。
ところが、来年異動になると言って話し合いを放棄するような発言をしたグループ長はどうでしょう。
本来、部下の手本になるべき立場の人が、そして部下の意見をまとめたり、話し合いをスムーズに行うために助言したりする立場の人が、来年いないからと言って、今すべき仕事を放棄していいわけが、あるはずないのに、それが全くわかっていない発言を繰り返すなんて、はっきり言って人の上に立つべき人ではないと思いましたよね。
まあ、私は派遣なので、そのグループ長がこれからどのような姿勢で仕事に臨むのかなんて、それこそ知ったこっちゃないのですが(笑)その、会議の話し合いの腰を折るように、自分(が来年度異動するという)ことばかり言うものですから、恥ずかしながら、睨みつけてしまったことを思い出しました(苦笑)
その発言が会議を長引かせた
そのグループ長が、何度も何度も「俺は来年度いないから」という主旨の発言を繰り返すため、その会議で決めるべきことがなかなか採決できない状況が続き、最終的には各グループで案を練り直して、再度会議をすることになりましたが、もし、そのグループ長が自分のことばかりを言わずに、話し合いを簡潔に済ませる工夫や案を出してくれていたら、その会議の話し合いは、決定できなくとも少し先まではいろいろと決められたはずです。
そのグループ長が、何を考えて「自分は来年度いなくなるから、関係ない」と繰り返したのかは、いまだにわかりませんが、もしかしたら早く会議を終えて、帰宅したい理由があったのかもしれません。
または、本気で自分には関係がないから、話し合いをする価値もないと思っていたかもしれません。
とうとう、その発言の本意を知ることはできませんでしたが、今でも私の中で最悪な会議のTOP3に入るくらい、あのグループ長の発言はあり得なかったな、と思い出します。
前向きで収穫が大きいなら長くてもいいんじゃない?
話し合いは、なるべくなら素早くスッキリと終わらせたいですが、さまざまな意見が出て、それが考えるきっかけになって、思った以上にいい結論にたどり着けるのであれば、長引いてもいいと思います。
しかし、そうは思えずに、自分の時間軸だけで話し合いの進行を捕らえている人には、いい意見を出している人が居ても「余計なことを言っている」と感じてしまうものなのかもしれませんね。
もしくは、はなからその人は素晴らしい意見を出さないと決めつけていて、その人が口を開くだけでウンザリしているのかもしれません。
まあ、真相はわかりませんが、そういう傾向にある人は特定の人物像を例に挙げて、非難しがちだな、というのは、長年いろいろな職場で勤めてきた中で、わかるようにはなってきました(笑)
まあ、いらんスキルですけれどもね(苦笑)
ただ、会議中に「自分には関係がない」という言葉は、例え思っていたとしても絶対に口に出したらいけません。
なぜなら、今会議に出て、意見を求められているのは、その人なのですから。
求められているのは、個人的な感情や状況説明ではなく、意見なわけですから、そこは基本として押さえておけよ、と。
そして、そういう失敬とも思われる意見を言う人の属性に性別は関係ないということも、最後に言っておきたいです。
ということで、少し思い出話になりましたが、会議中にあり得ない発言をするグループ長の話でした。
今回、この話を思い出して詳細を綴ったのは、もちろん某発言が女性蔑視だとして非難を浴びている、元大臣のニュースをみたからです(笑)
ほんとうにね、性別の属性と会議が長引く現象は、全く関連性がないのですけれど、どうしたらそういう発想になるのか、不思議でなりません。
まあ、私が知る限り、話を長引かせるのは「女性」ではなく「(男女とも)自己中心的な人」というのが、私の現在の結論かな?
翌年度の運営についての重要な会議
職種や業種を明らかにしてしまうのは、よろしくないと思うので、ぼやかした表現をしていきますね。
その職場では、翌年度からあることについての運営方針や方法について、変更することが上の会議で決まっていました。
私が派遣されていた部署は大きく5グループに分かれていたのですが、それぞれの業務に対して互いのグループが関わってくるので、上の決定を受けて具体的な対策や運営方法、そしてしっかりとしたルールを決めなければなりませんでした。
ぼんやりと書き綴るだけでも、会議でいろいろな意見が出て長引きそうですよね(笑)
実際、互いのグループのデメリットをなるべく避けたいがために、自グループの条件を譲れなかったり、他グループの意見を受け入れられなかったりするので、平行線をたどり、なかなか結論も出ないし、会議もまとまりません。
各グループの長
この話し合いは、絶対に翌年度に持ち越すことができないので、何時間かけようと何日かけようと、決定すべき内容ばかりでした。
よって、会議に参加していた人間は、慎重に言葉を選ぶし、誰かから不満が出れば改善策を考えるということの繰り返しでした。
私は派遣社員ではありましたが、私が配属されていたポジションは、直接運営を担うことになっていたので、私が派遣期間を終了して後任者が困らないためにも、会議に参加しなければいけないし、現場の人間として意見をいう必要もありましたから、自分が出せる限りの案と意見を出していました。
各グループからは、グループの長もそれぞれ参加していましたが、私が属していたグループの長は、なんとか互いのグループに偏りなく公平に業務がこなせる状況にしようと、いろいろと意見を言ってくれていましたし、部下である私たちのことも真剣に考えてくれていました。
ところが、あるグループの長だけ、会議が長引く中、あり得ない言葉を連呼し始めました。
それは、
「俺は、来年度は異動が決まっているから来年のことは関係ない、どうでもいい、俺はしらない」
という主旨の言葉。
その場に居た全員、このグループ長の言い草に、いら立ちを隠せなかったことは想像に難くないのではないでしょうか?
私も来年いないけれど
私がその会議に参加しているとき、実は年度末で派遣期間の終了が決まっていました。
ですから、来年の俺には関係ないと言ったグループ長の考え方で行けば、私は会議に参加する必要も、意見を言う必要も、後任者に負担をかけないために案を出す必要もないことになります。
ましてや、私は派遣会社から派遣されてきている人間ですから、大きな企業などではそもそも会議にすら出なくていいと言われかねない立場かもしれないわけです。
しかし、その部署はそうではありませんでした。
私は派遣であっても、業務は直雇用の方たちと同じように担うよう契約時に決まっていますから、精いっぱい私ができることを、派遣期間が終了するその日までしていかなくてはいけませんし、そして仕事とはそういうものだとも思います。
ところが、来年異動になると言って話し合いを放棄するような発言をしたグループ長はどうでしょう。
本来、部下の手本になるべき立場の人が、そして部下の意見をまとめたり、話し合いをスムーズに行うために助言したりする立場の人が、来年いないからと言って、今すべき仕事を放棄していいわけが、あるはずないのに、それが全くわかっていない発言を繰り返すなんて、はっきり言って人の上に立つべき人ではないと思いましたよね。
まあ、私は派遣なので、そのグループ長がこれからどのような姿勢で仕事に臨むのかなんて、それこそ知ったこっちゃないのですが(笑)その、会議の話し合いの腰を折るように、自分(が来年度異動するという)ことばかり言うものですから、恥ずかしながら、睨みつけてしまったことを思い出しました(苦笑)
その発言が会議を長引かせた
そのグループ長が、何度も何度も「俺は来年度いないから」という主旨の発言を繰り返すため、その会議で決めるべきことがなかなか採決できない状況が続き、最終的には各グループで案を練り直して、再度会議をすることになりましたが、もし、そのグループ長が自分のことばかりを言わずに、話し合いを簡潔に済ませる工夫や案を出してくれていたら、その会議の話し合いは、決定できなくとも少し先まではいろいろと決められたはずです。
そのグループ長が、何を考えて「自分は来年度いなくなるから、関係ない」と繰り返したのかは、いまだにわかりませんが、もしかしたら早く会議を終えて、帰宅したい理由があったのかもしれません。
または、本気で自分には関係がないから、話し合いをする価値もないと思っていたかもしれません。
とうとう、その発言の本意を知ることはできませんでしたが、今でも私の中で最悪な会議のTOP3に入るくらい、あのグループ長の発言はあり得なかったな、と思い出します。
前向きで収穫が大きいなら長くてもいいんじゃない?
話し合いは、なるべくなら素早くスッキリと終わらせたいですが、さまざまな意見が出て、それが考えるきっかけになって、思った以上にいい結論にたどり着けるのであれば、長引いてもいいと思います。
しかし、そうは思えずに、自分の時間軸だけで話し合いの進行を捕らえている人には、いい意見を出している人が居ても「余計なことを言っている」と感じてしまうものなのかもしれませんね。
もしくは、はなからその人は素晴らしい意見を出さないと決めつけていて、その人が口を開くだけでウンザリしているのかもしれません。
まあ、真相はわかりませんが、そういう傾向にある人は特定の人物像を例に挙げて、非難しがちだな、というのは、長年いろいろな職場で勤めてきた中で、わかるようにはなってきました(笑)
まあ、いらんスキルですけれどもね(苦笑)
ただ、会議中に「自分には関係がない」という言葉は、例え思っていたとしても絶対に口に出したらいけません。
なぜなら、今会議に出て、意見を求められているのは、その人なのですから。
求められているのは、個人的な感情や状況説明ではなく、意見なわけですから、そこは基本として押さえておけよ、と。
そして、そういう失敬とも思われる意見を言う人の属性に性別は関係ないということも、最後に言っておきたいです。
ということで、少し思い出話になりましたが、会議中にあり得ない発言をするグループ長の話でした。
今回、この話を思い出して詳細を綴ったのは、もちろん某発言が女性蔑視だとして非難を浴びている、元大臣のニュースをみたからです(笑)
ほんとうにね、性別の属性と会議が長引く現象は、全く関連性がないのですけれど、どうしたらそういう発想になるのか、不思議でなりません。
まあ、私が知る限り、話を長引かせるのは「女性」ではなく「(男女とも)自己中心的な人」というのが、私の現在の結論かな?