昨日だったでしょうか、ツイッターを見ていると、息子さん(幼稚園か小学校低学年くらい)を持つ母親のつぶやきがありました。
内容を要約すると、自分は人気がないから2月14日にチョコレート貰えないと言う息子さんの言葉を聞いて、バレンタインデーに腹が立った、という内容でした。
そのあと、バレンタインデーは「推し」のチョコレートを披露する日にしよう、という提案もしています(笑)
このツイートを読んで、私もバレンタインデーのモヤモヤでも綴ってみるか、となりました(笑)
基本は「愛する人へ想いを伝える日」です
日本のバレンタインデーは、女性が男性にチョコレートを渡すことが慣例化していますが、そもそもそれを大々的に言い出したのは、とあるチョコレートのCMからでした。
そのCMが、初めてテレビで流された年、私はバレンタインデーの意味も、女性から男性へ渡す意味も全く理解できない年齢で、ただただ画面に映っているチョコレートが美味しそうだから、買ってくれと親に頼んだことを覚えています。
ちなみに、そのチョコレートはハート形をしていて、ピーナッツがたくさん入っている商品で、価格も当時は1枚100円以下だったと思います。
CMの内容は、たしかバレンタインデーくらいは女性から男性へ気持ちを告白してみよう、という感じだったと思います。
その後、バレンタインデーは急速に女性から男性へチョコレートを贈る日だということが広まり、私がバレンタインデーを理解できる年齢になったときは、そういうものかと好きな男子にチョコレートをあげたこともありました。
しかし、後々調べてみると、そもそもバレンタインデーとされる日は、(諸説ありますが)戦時中のヨーロッパで、ある教会の神父(有力なのはバレンタイン神父)が一組のカップルのために戦禍の中で結婚式を挙げてくれたことが始まりで、後にそのエピソードから2月14日は愛を成就する日として、男女問わず愛する人へ贈り物をする日だったことを知りました。
(エピソード自体は、他にもいろいろあるようなのですが、私が最初に知ったエピソードはこれでした)
つまり、バレンタインデーとは愛する人へ大切にしていることを改めて伝える日であり、大切な人へ贈り物をする日でもある、ということで、父の日や母の日、敬老感謝の日などと同じ意味合いがあるのだな、と私自身は捉えています。
日本のバレンタインデーは男性が原因だと思っている
CMで、バレンタインデーくらいは女性から男性へ想いを伝えよう、と提案があり、急速に習慣化していったその裏には、日本の男性は口に出して思いを伝えるのが下手くそなことがあったと、今では思っています。
最近はそうでもないと思うのですが、昔の若者は男性から女性へ告白するのにも、なんやかんや理由を付けてはっきり言わない人も多くいました。
しかし、女性には「告白は男性からするものだ」という変な先入観がまだ根付いていて、なんとなくいい感じの関係であるにもかかわらず、自分からは告白できないと思い込んでいる女性も多くいました。
そうなると、いつまでたってもお互いがあやふやなままの関係を続けていくことになってしまいますから、最終的には女性があの手この手を使って男性に告白させる、という話を聞いたことが何度もあります(笑)
そして、結果的に女性のそういう面を後押ししたのが、バレンタインデーに女性から男性にチョコレートをあげようと言い出したCMだったのだと思っています。
このCMが流れたとき、おそらく「これで堂々と女性が男性に告白できる」と考えた人は、多かったでしょう(調査したわけではないので、単なる憶測です)
義理チョコへのモヤモヤを抱えて数十年(笑)
社会人になる少し前くらいから「義理チョコ」なる行為が流行り始めました。
理由は、職場や学校でチョコレートを貰えない人(誰からも告白されない人)が、可哀そうという同情した側面と、職場でお世話になっている方々への感謝を形にしたいけれどきっかけがなかったために、バレンタインデーに便乗した側面が考えられます。
義理ですし、感謝を伝えるだけなので、恋人や配偶者に渡すチョコレートよりは安価なモノが用意されますが、それでも渡さなければならない職場の人たちが多ければ多いほど出費が嵩みますし、トータルで本命チョコの値段を上回ってしまうことも、私の場合はありましたね。
というか、好きな人がいないときでも、毎年義理チョコだけは用意しなければいけない状況もあったので、ずっとモヤモヤしていました(笑)
時には、職場の女性だけでいくらかずつ出し合って、不公平のないように義理チョコを配ることもありましたが、ほんの数百円出しながらも、心の中では「誰でも買えるんだから、男性が自分で自分のチョコを買いに行ったらいいのに」と思っていました(苦笑)
そのうち、時代が変わってきて職場での義理チョコ配りを禁止するところも出始めました。
ただ、やはり直属の上司やお世話になっている先輩などへは、何かしら渡したいと思う女性もいて、そういう人たちは、帰るときにこっそりと渡したりしていましたね。
私はと言うと、義理チョコを渡すことは基本禁止という職場では、絶対に義理チョコは配りませんでした(笑)
そして、そのうち私はバレンタインデーには義理チョコを渡しませんよ、というキャラクターを作り上げて、かれこれ10年くらい前に、完全に義理チョコから卒業しました。
人気がないからチョコがもらえないという小さな男の子の気持ち
たしかに、バレンタインデーは子どもたちの間では人気投票に似た感覚があるかもしれませんね。
そして、子どもはとても素直に気持ちを口に出して言ってしまいますから「〇〇くんは好きだからチョコあげる、〇〇くんは好きじゃないから(嫌いとはいっていない)チョコはあげない」とストレートに伝えてしまうのかもしれません。
でも、言われた側はショックですよね。
特に、小さな子どもは相手から好かれているかどうかも気になりますが、特定の男の子だけチョコがもらえて自分にはチョコがもらえないとなると、お菓子をもらえない悲しさも混ざって余計にショックかもしれません。
たまに、そんなにチョコレートが欲しいなら、女子に好かれるように努力しろ、という人がいますが、それは少し違うと思いますよね。
私は、自分に人気がないからチョコレートがもらえないと悲しい顔をしている男の子に、本当のバレンタインの意義を伝えてあげたらいいのではないかな、と思いました。
バレンタインデーは、女性から男性へチョコを渡す日ではないよ、好きな子に大好きだよって伝える日なんだよ、それには男の子とか女の子とか関係ないんだよ、と。
そして、好きな気持ちを伝えて贈り物をしてあげたら、女の子も喜ぶよ、ということを教えてあげたら、将来自分が本当に好きになった女性に、素直に気持ちを告白できる男性へ成長してくれるのではないかな、と思います。
被災した方々のバレンタインデーに想う
昨夜遅く、また福島県沖を震源とする震度6強の地震が発生しました。
14日になった本日、まだ被害の全容は明らかになってはいませんが、10年前の東日本大震災で多くの人の命を飲み込んでしまった津波は今回起きないということでしたので、そのことだけは安心しましたが、今後も大きな揺れが来る恐れもあるとのことですから、震源地近くの方々は気が気じゃありませんよね。
被災された方々の中には、バレンタインデーを楽しみにしていた方たちもいたはずです。
好きな人に贈り物を用意していた人、食事やデートを計画していた人、告白やプロポーズを予定していた人。
しかし、地震の被害でプレゼントが壊れてしまったり、自分や相手がケガをしてしまったり、行くはずだったお店やデートスポットへ行けなくなったりと、幸せな日となるはずが一気に不安な日に変わってしまったかもしれません。
でも、例えプレゼントが壊れてしまっても、食事やデートへ行けなくなってしまっても、大好きな人へひとことだけでもいいから、メッセージを贈ってあげてはどうでしょうか。
こんな時にバレンタインだと浮かれるのは憚られる、と思うかもしれませんが、好きな気持ちを受け取った相手は、心強くなると思います。
告白をすると決めていた人も、相手を気遣うメッセージを贈ってあげてください。
そして、改めて違う日に食事へ行こうね、デートしようね、と言ってあげてください。
それが、きっと励みになるはずですから。
最初に、バレンタインデーの由来について触れましたが、バレンタインデーは戦禍の中で一つの愛を成就させたというエピソードからも、今だからこそ被災して大変な目に遭っている大切な人へ、想いを伝えてほしいと思います。
本日は、バレンタインのことだけを綴ろうかな、と思っていたのですが、地震が起きたので、そのことにも少しだけ触れることにしました。
私は、バレンタインデーは不幸な気持ちになる人や不安な気持ちになる人が、少しでも減る日になってほしいな、と思っています。
小さな子が自分はチョコをもらえないと憂えたり、逆境の中で我慢して耐え忍ぶ日になってほしくないと思います。
じゃないと、バレンタイン神父が残してくれた意義がなくなってしまいますからね。
たしかに、現実は耐え忍ばなければならないかもしれませんが、気持ちだけでも伝わって、ほんのつかの間でもいいから、幸せに浸れる日であってほしいです。
内容を要約すると、自分は人気がないから2月14日にチョコレート貰えないと言う息子さんの言葉を聞いて、バレンタインデーに腹が立った、という内容でした。
そのあと、バレンタインデーは「推し」のチョコレートを披露する日にしよう、という提案もしています(笑)
このツイートを読んで、私もバレンタインデーのモヤモヤでも綴ってみるか、となりました(笑)
基本は「愛する人へ想いを伝える日」です
日本のバレンタインデーは、女性が男性にチョコレートを渡すことが慣例化していますが、そもそもそれを大々的に言い出したのは、とあるチョコレートのCMからでした。
そのCMが、初めてテレビで流された年、私はバレンタインデーの意味も、女性から男性へ渡す意味も全く理解できない年齢で、ただただ画面に映っているチョコレートが美味しそうだから、買ってくれと親に頼んだことを覚えています。
ちなみに、そのチョコレートはハート形をしていて、ピーナッツがたくさん入っている商品で、価格も当時は1枚100円以下だったと思います。
CMの内容は、たしかバレンタインデーくらいは女性から男性へ気持ちを告白してみよう、という感じだったと思います。
その後、バレンタインデーは急速に女性から男性へチョコレートを贈る日だということが広まり、私がバレンタインデーを理解できる年齢になったときは、そういうものかと好きな男子にチョコレートをあげたこともありました。
しかし、後々調べてみると、そもそもバレンタインデーとされる日は、(諸説ありますが)戦時中のヨーロッパで、ある教会の神父(有力なのはバレンタイン神父)が一組のカップルのために戦禍の中で結婚式を挙げてくれたことが始まりで、後にそのエピソードから2月14日は愛を成就する日として、男女問わず愛する人へ贈り物をする日だったことを知りました。
(エピソード自体は、他にもいろいろあるようなのですが、私が最初に知ったエピソードはこれでした)
つまり、バレンタインデーとは愛する人へ大切にしていることを改めて伝える日であり、大切な人へ贈り物をする日でもある、ということで、父の日や母の日、敬老感謝の日などと同じ意味合いがあるのだな、と私自身は捉えています。
日本のバレンタインデーは男性が原因だと思っている
CMで、バレンタインデーくらいは女性から男性へ想いを伝えよう、と提案があり、急速に習慣化していったその裏には、日本の男性は口に出して思いを伝えるのが下手くそなことがあったと、今では思っています。
最近はそうでもないと思うのですが、昔の若者は男性から女性へ告白するのにも、なんやかんや理由を付けてはっきり言わない人も多くいました。
しかし、女性には「告白は男性からするものだ」という変な先入観がまだ根付いていて、なんとなくいい感じの関係であるにもかかわらず、自分からは告白できないと思い込んでいる女性も多くいました。
そうなると、いつまでたってもお互いがあやふやなままの関係を続けていくことになってしまいますから、最終的には女性があの手この手を使って男性に告白させる、という話を聞いたことが何度もあります(笑)
そして、結果的に女性のそういう面を後押ししたのが、バレンタインデーに女性から男性にチョコレートをあげようと言い出したCMだったのだと思っています。
このCMが流れたとき、おそらく「これで堂々と女性が男性に告白できる」と考えた人は、多かったでしょう(調査したわけではないので、単なる憶測です)
義理チョコへのモヤモヤを抱えて数十年(笑)
社会人になる少し前くらいから「義理チョコ」なる行為が流行り始めました。
理由は、職場や学校でチョコレートを貰えない人(誰からも告白されない人)が、可哀そうという同情した側面と、職場でお世話になっている方々への感謝を形にしたいけれどきっかけがなかったために、バレンタインデーに便乗した側面が考えられます。
義理ですし、感謝を伝えるだけなので、恋人や配偶者に渡すチョコレートよりは安価なモノが用意されますが、それでも渡さなければならない職場の人たちが多ければ多いほど出費が嵩みますし、トータルで本命チョコの値段を上回ってしまうことも、私の場合はありましたね。
というか、好きな人がいないときでも、毎年義理チョコだけは用意しなければいけない状況もあったので、ずっとモヤモヤしていました(笑)
時には、職場の女性だけでいくらかずつ出し合って、不公平のないように義理チョコを配ることもありましたが、ほんの数百円出しながらも、心の中では「誰でも買えるんだから、男性が自分で自分のチョコを買いに行ったらいいのに」と思っていました(苦笑)
そのうち、時代が変わってきて職場での義理チョコ配りを禁止するところも出始めました。
ただ、やはり直属の上司やお世話になっている先輩などへは、何かしら渡したいと思う女性もいて、そういう人たちは、帰るときにこっそりと渡したりしていましたね。
私はと言うと、義理チョコを渡すことは基本禁止という職場では、絶対に義理チョコは配りませんでした(笑)
そして、そのうち私はバレンタインデーには義理チョコを渡しませんよ、というキャラクターを作り上げて、かれこれ10年くらい前に、完全に義理チョコから卒業しました。
人気がないからチョコがもらえないという小さな男の子の気持ち
たしかに、バレンタインデーは子どもたちの間では人気投票に似た感覚があるかもしれませんね。
そして、子どもはとても素直に気持ちを口に出して言ってしまいますから「〇〇くんは好きだからチョコあげる、〇〇くんは好きじゃないから(嫌いとはいっていない)チョコはあげない」とストレートに伝えてしまうのかもしれません。
でも、言われた側はショックですよね。
特に、小さな子どもは相手から好かれているかどうかも気になりますが、特定の男の子だけチョコがもらえて自分にはチョコがもらえないとなると、お菓子をもらえない悲しさも混ざって余計にショックかもしれません。
たまに、そんなにチョコレートが欲しいなら、女子に好かれるように努力しろ、という人がいますが、それは少し違うと思いますよね。
私は、自分に人気がないからチョコレートがもらえないと悲しい顔をしている男の子に、本当のバレンタインの意義を伝えてあげたらいいのではないかな、と思いました。
バレンタインデーは、女性から男性へチョコを渡す日ではないよ、好きな子に大好きだよって伝える日なんだよ、それには男の子とか女の子とか関係ないんだよ、と。
そして、好きな気持ちを伝えて贈り物をしてあげたら、女の子も喜ぶよ、ということを教えてあげたら、将来自分が本当に好きになった女性に、素直に気持ちを告白できる男性へ成長してくれるのではないかな、と思います。
被災した方々のバレンタインデーに想う
昨夜遅く、また福島県沖を震源とする震度6強の地震が発生しました。
14日になった本日、まだ被害の全容は明らかになってはいませんが、10年前の東日本大震災で多くの人の命を飲み込んでしまった津波は今回起きないということでしたので、そのことだけは安心しましたが、今後も大きな揺れが来る恐れもあるとのことですから、震源地近くの方々は気が気じゃありませんよね。
被災された方々の中には、バレンタインデーを楽しみにしていた方たちもいたはずです。
好きな人に贈り物を用意していた人、食事やデートを計画していた人、告白やプロポーズを予定していた人。
しかし、地震の被害でプレゼントが壊れてしまったり、自分や相手がケガをしてしまったり、行くはずだったお店やデートスポットへ行けなくなったりと、幸せな日となるはずが一気に不安な日に変わってしまったかもしれません。
でも、例えプレゼントが壊れてしまっても、食事やデートへ行けなくなってしまっても、大好きな人へひとことだけでもいいから、メッセージを贈ってあげてはどうでしょうか。
こんな時にバレンタインだと浮かれるのは憚られる、と思うかもしれませんが、好きな気持ちを受け取った相手は、心強くなると思います。
告白をすると決めていた人も、相手を気遣うメッセージを贈ってあげてください。
そして、改めて違う日に食事へ行こうね、デートしようね、と言ってあげてください。
それが、きっと励みになるはずですから。
最初に、バレンタインデーの由来について触れましたが、バレンタインデーは戦禍の中で一つの愛を成就させたというエピソードからも、今だからこそ被災して大変な目に遭っている大切な人へ、想いを伝えてほしいと思います。
本日は、バレンタインのことだけを綴ろうかな、と思っていたのですが、地震が起きたので、そのことにも少しだけ触れることにしました。
私は、バレンタインデーは不幸な気持ちになる人や不安な気持ちになる人が、少しでも減る日になってほしいな、と思っています。
小さな子が自分はチョコをもらえないと憂えたり、逆境の中で我慢して耐え忍ぶ日になってほしくないと思います。
じゃないと、バレンタイン神父が残してくれた意義がなくなってしまいますからね。
たしかに、現実は耐え忍ばなければならないかもしれませんが、気持ちだけでも伝わって、ほんのつかの間でもいいから、幸せに浸れる日であってほしいです。