マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

間もなく引越しの季節ですね

2021-02-22 | 日々の暮らし
ブログを開設すると、自分のブログでは直近でどのような投稿が読まれているのかがわかるのですが、やはり多いのは「片付け」や「掃除」などに関連した内容のようです。
次に、何故かコーニングウェアの投稿がよく読まれているのですが、何故なのでしょうね?(笑)
結構マニアックな内容だと思うのですけどね、コーニングウェア。
持っている人が、使い方を悩んでいるのか、もしくは手に入れたくて調べていた結果、私のブログにたどり着いているのか、よくわかりませんが、何かしらのお役に立っているのであればいいのですが……

さて、最近はやはり「片付け」「掃除」の関係記事に集中しているようなので、今回は私なりに考えている「引越しを予定している場合のモノの処分方法」など、綴ってみようかな、と思います。

引越し先は現在の住まいより広い?狭い?
引越し先の広さって、とても重要ですよね。
我が家は、私が生まれてから3度引越しをしていて、私が住んだ家は今のマンションで4軒目です。
生まれた家(2階建)→1年だけ済んだ賃貸(メゾネットタイプ)→戸建平屋→分譲マンション、という感じで、結構いろいろなタイプの家に住んでいます。

私が生まれた家は、私が小学校低学年のときに2階を増築したので、小さい頃は平屋でした。
そこまで大きい家ではありませんでしたが、2階を増築したことでまあまあ広い家になりました(笑)
結果、住んだ4軒の中で一番居住面積が広かったので、引っ越しが決まった際はモノを処分するのが大変でした。
居住面積が一番狭いのは、今のマンションなのですが、その前に住んでいた家は広い縁側などがあったので、実際使えるスペースが限られており、使えるスペースが多いのは、今のマンションです。
1年だけ住んだメゾネットタイプは、1階にダイニングキッチンと居間とバス・トイレ、2階に2部屋という造りで、古いという点を除けば、賃貸としては住みやすい家でしたね。

私の経験上、次に住む家が狭い場合はもちろん、広くなるのであっても、できるだけ処分できるモノは引っ越しを機にしておいた方がいいです。
何故なら、何も考えずに他人から文句を言われることも少なく、モノを処分できる大チャンスなのです。
これを逃したら、いつまでも大きな家具や大きなインテリア、古くなったモノや使っていないモノを持ち続けることになってしまうのです。

増えたり減ったりしても最後は増えた状態
引越しの度に、実はいろいろと処分した我が家。
最初の家から2つ目のメゾネットへの引っ越しは、距離があったこともあって、なるべく引っ越し費用を抑えるために、いろいろと手放しました。
私がピアノを習っていたので、アップライトのピアノがあったのですが、引っ越し先でレッスンできる教室を探すのが面倒だったことと、すでに飽きていたので、ピアノはご近所で欲しいと言ってくださった家に格安で引き取ってもらったと、母が言っていました。
他にも、すでに兄が家を出て一人暮らしをしていたので、2段ベッドを処分。
両親が使っていたダブルベッドも処分しました。
たしか、ダイニングテーブルも大きすぎるかも、ということで処分した記憶があります。
それから、兄がいないので学習机を1台処分して私の分だけ持って行きましたね。
ソファとリビングテーブルもありましたが、リビングテーブルだけ残してソファは処分していた記憶がありますが、なぜテーブルだけ残したのか、いまだに謎です(笑)

あとは、私個人のモノで言うと、ピンクレディーのレコード1式を友達にあげました。
それから、うちで揃えていた児童文学書は、通っていた小学校へ寄付することにし、漫画はそのまま持って行きましたが、今考えたら、漫画も誰かにあげればよかったです(笑)
ただ、漫画の半分は兄が購入してそのまま置いて行ったモノだったので、勝手に処分できなかったというのもあったかもしれないです(当時の心境が記憶にないのですが)

いろいろ処分しましたが、2軒目に住み始めてすぐに、私用のベッドを買ってもらいました。
理由は、布団を入れる押し入れがなかったから(笑)
あとは、特にその家では増えた家具はなかったような気がします。

3件目に引越す際は、確か私が使っていた学習机を処分して、新しいモノを買ってもらいました。
理由は、中学生になり教科書の他にテキストや辞書が増えたらから。
それまで使っていた学習机だと、それらを使いやすい場所へ収納できなかったので、購入してもらった記憶があります。
それから、確かダイニングテーブルを1つ買い足しました。
メゾネットに住んでいた時のダイニングテーブルは小さめで、3軒目ではキッチンの作業台として使っていたので、それとは別に食事用のテーブルを購入しました。
ということは、処分したモノがなくて2つのモノが増えた計算になりますね(苦笑)

3軒目から4軒目(今のマンション)へ引越す際は、どうせならいろいろと家具を買い替えようと提案して、引越し前に家具店へ行き、食器棚2台(1台は書棚として使った)、本棚(買い替え)、ソファ(新規)、セミダブルベッド(両親が使用)、洋服ダンス、電話台、それから電器店でテレビ2台、電子レンジ、冷蔵庫、各部屋の照明、エアコン、掃除機を買い替えました。
で、私としては新しく購入したモノがあるのであれば、古いモノは処分するものだと思っていたのですが、ここで両親の「勿体ない」が発動してしまいました(苦笑)

すでにお気づきかもしれませんが、今のマンションへ引越す際に、家電品は確かに買い替えましたが、家具は結局昔から使っていたモノが使いやすいといい、処分しないまま新しい家具を「買い足して」しまったのです。
そして、食器棚に関しては、今も我が家のダイニングに鎮座しています(苦笑)
まあ、新しく購入した食器棚の方が早く劣化してしまったので仕方がないのですが、できれば今の食器棚も買い替えたいのが私の本音。
引越しのときに、食器棚やタンスを処分してくれていたなら、私が後々苦労しなくて済んだのに(笑)

引越しが間近に迫っている人へ
私は、3度の引越し経験から、今使っている家具、道具、インテリア、すべてのモノを一度リセットしたほうがいいと思っています。
とはいえ、大事なモノは当然処分できないですから、まずはいくつかの条件を作って、それに当てはまったら処分する、としてみてはいかがでしょうか。

 ・使っているけれど気に入っていない
 ・使い勝手が悪くてストレスが溜まる
 ・使えるけれど2年後くらいに買い替え時がくる
 ・とにかく古いだけで何の価値もセンスも感じない
 ・使っていない

こんな感じで、処分する理由付けをしておくと「これ、もう手放した方がいいかもしれない」と思えるモノが、案外多く出てくると思います。
でも、そこで厄介なのが「勿体ない」と感じてしまう心。
この心、どうやって納得させましょうか?

まあ、非情ではありますが

心は完全スルーでお願いします

え~、と思った方は、多分いつまでたってもモノを処分できませんよ(笑)
とまでは言いませんが、少し非情になるくらいでないと、新しい生活にいつまでも過去の生活を持ち込んでしまうことにもなりますからね。
もともと、厳選されたお気に入りのモノだけを持っている人なら、何も考えずにそれだけを新居に持って行けばいいと思うのですが、ほとんどの人がきっと、先ほど列挙した処分する条件に当てはまるモノだったりしませんか?

実際私は、引越しの度に自分のモノを買い替えて貰ったり、手放したりしました。
今のマンションに越してきた当初は、私はベッドを使っていませんでしたし(ベッドは親戚にあげました)机も少しコンパクトなモノに買い替えました。
ちょうど、学生生活が高校生から大学生になったタイミングだったこともあり、それまで使っていたモノが必要なくなったり、使い勝手に違和感が生まれたりしたので、思い切って買い替えたり手放したりできたというのはあります。
ですから、手放したことについての後悔は全くなく、あの時手放していなければ、と思うことは一度もありませんでした。
ただ、歳を重ねたり職場が変わったりすると、どうしても不要になるモノと必要になるモノが出てくるので、そのタイミングを逃さないためにも、実は引越しのタイミングでモノを大幅に減らしておいた方が、断然メリットが大きいのです。

そのメリットとは、その住居での暮らしが長くなればなるほど、どうしても買い替えや買い足しをする家具や道具が出てきてしまうのですが、その際にすんなり家の中にそれらを入れることができる、ということですね。
今は必要ないモノなので家のどこにもないのですが、例えば家を建てたりマンションを購入して、そこに長く住もうとしている場合は、歳をとった際にいろいろな身体の不調や老化に合わせて、家具を変えたり追加したりする必要が出てきます。
私の場合は、ベッドです。
あるときから、腰痛が酷くなって床にマットレスを敷いた状態では起き上がれなくなったことがきっかけでした。
それまでは、自分が腰痛で立ち上がれなくなるなんて想像もしていませんでしたが、身体は確実に老化していましたから、ベッドは必要不可欠なモノになってしまいました(苦笑)

また、我が家の大型家具をたくさん処分しましたが、それは実を言うと家具が地震などで倒れたら怖い、という気持ちと同時に、将来母が家の中でしっかりと歩けなくなった際に、適した家具や手すりを設置するために、大型家具は余計なモノだったので、どうしても私と母が自分で動けるうちに処分しておきたかったのです。
でも、もしも引っ越しの際に、家族全員が不要なモノを潔く処分していたら、こんなことを考えなくても、いざというときに買い替えや買い足しだけを考えたらよかったのに、とも思います。

まだ若い方は、おそらくピンとこない話だと思いますが、私と同年代の人はなんとなく理解してくれる話だと思います。
「勿体ない」と思う気持ちは、私も十分理解できるし共感もします。
でも、それ以上に今使っている家具が本当に自分たちの生活において、Bestなのかbetterなだけなのか、単にgoodだと感じただけなのかは、必ず見直した方がいいですよ、と言いたいです。

「勿体ない」は手に入れた瞬間に始まる
「勿体ない」と思うのは、それを手に入れてしまったからです。
そもそも、それがなければ「勿体ない」という感情すら湧きませんよね。
でも、どうしてそれを手に入れたのだったかな?と考えたときに、私にとって一生モノだから!と自信を持って言えるモノって、そんなに多くないですよね。
だったら、もう手に入れた瞬間に「勿体ない」ことをしてしまっているわけですから、いまさら「手放すのが勿体ない」と思うのは、調子がよすぎますよ。
大して必要でもないのに、手に入れてしまったのだから。

もし、たいして好きでもない、使い勝手が悪い、古いだけのモノが目の前にあるのであれば、思い切って手放して新たに迎え入れる準備をした方が、絶対に暮らしがより充実します。
手放すモノの中には、もしかしたらもう二度と買わなくてもいいモノもあるかもしれません。
それがなくなったら、新しい快適な暮らしが待っているかもしれません。
せっかく新居に引越すのであれば、フレッシュな気持ちで暮らしをスタートさせたいですよね。
ですから、是非引越しする際は自分にとって「Best」なモノだけを残して、それ以外は手放す(売却、譲渡、オークション、廃棄と方法は問いません)ことは、強くおススメしたいですね。

そうは言うけど生活がギリギリという人へ
モノを手放してしまうと、二度と買うことができないくらい、生活がギリギリだという人もいますよね。
そういう方は、やはり必要なモノはたとえ気に入っていなくても、持って行ってもらいたいですが、でも少し考えてみてください。
もしかしたら、モノがあるがために少し広めで収納が充実している家や部屋を選んでしまった結果、家賃や購入金額が増えてしまっていませんか?
すでに契約済みで、いまさら引越し先を変更することはできないかもしれないのですが、できることならまた次の引越しまで見据えて、今手放せるモノは手放した方が後々楽になると思います。

先ほども言いましたが、一度手放してみたら案外なくてもよかった、むしろない方が暮らしが快適だ、というモノは絶対にあるはずです。
金銭で考えてしまうと、確かに使えるモノや便利なモノを簡単に手放せないかもしれませんが、重要なのは金銭価値ではなくて、自分の生活の中で価値を存分に発揮してくれるモノかどうか、これに尽きると思うのですよね。
だから「勿体ない」という気持ちから一度離れて、今持っているモノに向き合ってみてください。
きっと、これがないと生活ができない、というモノはほんの数個だと思いますよ。

最後に小物雑貨について
先ほどまでは、大きな家具やインテリアなどを前提に話を綴っていたのですが、割と困るのが生活小物雑貨ですよね?
キッチンツール、文房具、裁縫道具、工具の類、その他生活に必要なモノいろいろと、とにかく種類も数もたくさんありますよね。
それ、貴金属や宝石以外は全部捨てても大丈夫です。
何故なら、それらは全てどこかで購入できるから。

え、私は店もない地域に引越すから、簡単には買いに行けませんよ、という場合は別として、今の世の中大体のモノはすぐに買えるはずです。
よほど大切にしているモノでなければ、処分しても全く困らないです。
特に文房具は、学校に通っている子どもがいないのであれば全部一度処分して、新たに使う文房具だけを購入したほうが、引越し後の片付けが捗ります。
だって、ちまちましたモノを片付ける煩わしさがなくなるでしょ?
引越しの後に、文房具をいちいち「このボールペンはこっち、このボールペンはあっち。消しゴムは…メモ帳は…マジックは…ノートは…」って考える余裕、絶対になくなりますよね?
私は、なくなりましたよ(笑)
だから、引越し後一番最後に整理することになりましたし、整理するのに一日では終わりませんでしたよね。

キッチンツールも、包丁1本、お玉、ヘラの類、菜箸そして鍋かフライパンがあれば、しばらくは料理できます。
ボウルくらいはあった方がいいですが、それも凝った料理をしないのであれば、食器で代用できますからね。
計量スプーンも、普通のスプーンでいいし、作り慣れているモノであれば計量カップも不要です。
それに、引越し直後にパーフェクトな手料理を用意する余裕なんて、これまたないのが現実です(苦笑)
我が家の場合は、1週間ぐらい外食や総菜が続きました(ダメ?)

何が言いたいかというと、新しい家にせっかく引越すのだから、煩わしい作業は少しでも減らして、気持ちよく新しい生活をスタートしてみませんか、という提案です(笑)
いやあ、それはさすがにできないわ、と思われるかもしれませんが、試してみる価値は絶対あると思いますので、もしよかったら今あるキッチンツールや文房具は、全て処分してから引っ越してみてください。
とはいえ、責任は持てないのですけれどね(おいおい)

少しふざけましたが、真に受けて全部手放さなくてもいいですから、せめて必要とは思えないモノに関しては、勿体ないと思う前に手放してください。
手放しても、誰も文句なんて言いません。
何故なら、それはあなたの判断であなたが処分するのですし、もし見られたら絶対に阻止されるというのであれば、隠れて処分してください(笑)
どうせ、横から口をはさむ人は、こっそり処分したモノが何か知らないですから(知っているとしたら、その人から少し距離を置くことをおススメしますね)

ということで、小物雑貨は全部処分しても困らない、というお話でした(笑)


いろいろ綴っていたら、少し勢いがついて大口叩いてしまった気がしますが、今回綴った内容は、実は私がしたかったことでもあるのです。
もし、今度引越す機会があったら、現金や通帳、スマホや重要な書類以外は全て手放してもいいと思っています。
あ、布団とメガネは持って行かないとちょっと困るな(笑)
本当に、店がないような地域ではない限りは、今すべてを手放してもすぐに代わりのモノが手に入りますので、そういう部分では気にし過ぎないで、どんどん手放していいと思っています。
ですから、全てを手放す勇気のある人は、是非試してみてください(簡単にはできないか......)