マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

ニトリ『IH ケトル兼用鍋 1.9L』を使ってみた話

2021-02-19 | 日々の暮らし
先日購入した、ニトリのIH ケトル兼用鍋 1.9Lを何度か使ってみたので、レビューを綴ります。

IH ケトル兼用鍋とは
ケトルとしても鍋としても使える形状の調理道具で、他社ではマルチポットと称されています。
他社メーカーの商品は、沸かす、煮る、茹でる、炒める、蒸す、炊く、揚げるなどができるのですが、ニトリの商品については、揚げ物はNGとなっています。
人気があるのは「ToMay」シリーズという和平フレイズ株式会社の商品ですが、ドイツのWMFから販売されている商品は、お高いけれど質はそれなりにいいようです。
たしかに、メーカーの公式サイトに載っている画像を見ると、一目で鍋の厚みに違いが見られました(笑)

それぞれのメーカーの違いは、おそらく鍋の層構造ですね。
ニトリは、安価な分揚げ物がNGですが、いきなり高価なマルチポットを購入して使い勝手が悪かったらいやだな、という慎重派の人には、お試し商品としていいと思います。

私は、購入した後に、煮る、茹でる、沸かすをしてみました。

煮る
煮るというか、スープとお味噌汁なので煮てはいないのですが、行為としては煮るになるかな?(笑)
我が家はIHコンロがないのでガス使用なのですが、容量の小さい方を購入したこともあって、思ったよりも早く火が通りましたね。
商品レビューの中には、お湯を沸かすのに時間がかかりすぎるとあったので、一応スープやダシが沸騰するまで(あるいは温まるまで)付属のフタをしていましたので、それも早めに出来上がった原因かもしれないですね。

汁物を器に移すときは、まだ信用していないこともあって、お玉で掬いあげましたが、具が小さければ鍋からそのままスープごと注ぎ入れることもできそうでした。

茹でる
マカロニを、茹でてみました。
結論としては、今度からショートパスタ系は全部これで茹でることにします(笑)

私は、手抜きや時短が好きなので、いつもパスタは少し時間がかかって作るのが億劫な料理でした。
しかし、今回使ったケトル兼用鍋は、マカロニが茹であがったら注ぎ口から湯を捨てて、鍋にマカロニを残しておいてそのままソースなどを和えることができたので、余計な汚れ物(パスタを湯切りする水切りボウル、和えるための容器など)が一切なくて、ストレスフルでした(笑)

沸かす
お湯が必要だったので、沸かすこともしてみました。
まあ、沸騰するまでは少々時間がかかるので、急いで湯を沸かしたい人向けではないですね。
ただ、片手鍋やミルクパンのように注ぎ口から中身がしたたり落ちてこぼれる、ということがなかったので、純正ココアや本格的なミルクティーやチャイ、ホットミルクを温めて注ぐのにはいい商品です。

深さがあるので、煮るのも茹でるのも沸かすのも、普通の鍋のように吹きこぼれることがないので、それはありがたいです(ただし水量は鍋容量の5~6割くらいがベストのようです)

番外編 水差し
以前、私の母が湯沸かし電気ポットへ水を入れる際に、普通のケトル(やかん)を使っていて、それを使うことにこだわっているという話を綴ったことがあります。
現在、水差し代わりのケトルは処分してしまったので、ケトル兼用鍋を水差しに使っていますが、はっきり言ってこちらの方が水差しとして正しい形状かと思われます(笑)
水を入れやすいし、注ぎやすい。
以前使っていたケトルは、水が入れにくくて私は嫌いでしたが、これに変えてストレスが1つへりました(笑)
使った後も、さっと洗えて水滴もきれいに拭けるので、清潔に保つことができます。

後片付け 洗う→収納する
深みはありますが、口が広いので中まで手を入れてしっかりと洗うことができましたし、特に洗い難いということもないですね。
洗った後の収納は、普通のケトルと大きさは変わらないので、ケトルを置くスペースがあればそれで十分です。
我が家の場合は、ケトルの方が邪魔でしたね(笑)
このケトル兼用鍋に変えてから、本当にキッチンの収納がスッキリしました。

デメリット
ニトリの商品は、カラーバリエーションがなくて黒一択です。
もし、他の色が欲しい場合は、ToMayシリーズから選ぶといいと思います。
また、揚げ物に使いたいのであれば、ニトリはやめておいた方が無難です。
やってやれないことはないでしょうが、内側の加工が急激に劣化する可能性もありますから、あくまでも自己責任範囲で揚げ物をする必要がありますね。

それから、最初のうちは少し臭いが気になりました。
何度か使ううちに洗浄で消えてしまったのか、今は気になりません。

あと、ケトルとしては口が広いですが、鍋としては口が狭いので、お玉などで掬う際は少々やりづらい印象を受けました。
大ぶりな具を煮たり茹でたりする場合は、菜箸で具を先に取ってから汁気を注ぐのがいいかもしれません。
小さい具であれば、汁気と一緒に注げるので、少し楽だと思います。
ただし、均等に具を配膳するのが難しいですね(苦笑)


ということで、今回は購入した調理器具のレビューでした。
今後、また気が付いたことがあったら、ご報告します(笑)

認知症患者の預金を代理出金できるようになる?話(WEB紙面記事より)

2021-02-17 | 老後
『認知症患者の預金、代理権ない親族も出金可能 全銀協案』(2/16 日経新聞電子版 有料会員限定記事)
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認知症患者の預金、代理権ない親族も出金可能 全銀協案

全国銀行協会は認知症患者の預金を引き出す場合の「考え方」をまとめた。預金を払い戻すには本人の意思確認が必要で、親族といえども預金を引き出せな...

日本経済新聞

 


早速ですが、気になったWEB紙面記事を昨夜遅く目にしたので、ご紹介します。
なお、この記事は日経新聞電子版の有料会員限定記事になっていますが、無料会員登録をすると月10本まで有料記事を無料で読むことができますので、関心がある方は無料会員登録をして全文を読んでください。

認知症になった家族の預金管理の現状
昨夜、寝る前にSNSを何気なく見ていたら、今回取り上げる記事が目に入ってきました。
忘れないうちに、ブログに書き留めておかなくては!と思い、本日は早めに投稿しています(笑)

さて、現在、認知症患者の資産・財産の管理は、たとえ血の繋がった家族親族であっても、法的な手続きを必要とします。
そのことについて、マシュマロ個人の認識や気持ちを書いた記事が以下の2つです。

『家族信託セミナーを受けてきた話』
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家族信託セミナーを受けてきた話 - マシュマロ’sエンディングノート

自分の老後の準備のため、終活を徐々に始めているわけですが、同居している母のこれからのことも考えなければいけません。現時点で、母は介護の必要は...

家族信託セミナーを受けてきた話 - マシュマロ’sエンディングノート

 


『認知症へのケア体制について考えてみる』
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認知症へのケア体制について考えてみる - マシュマロ’sエンディングノート

6月18日に『認知症施策推進大綱』が、認知症施策推進関係閣僚会議にてとりまとめられました。首相官邸公式サイトにて、議事録および大綱の全文が公...

認知症へのケア体制について考えてみる - マシュマロ’sエンディングノート

 


現在、認知症患者を含め自ら意思表示ができない状態の人の資産財産の管理は、「家族信託」か「成年後見制度」を利用する必要があり、例え管理者が何の報酬も見返りもないとしても、家族親族で勝手に口座から預金を引き出したり、資産財産を売却したり処分したりすることはできないことになっています。

できれば使いたくないのが現在認められている制度
私は、この2つの制度(民間の制度と国の制度)について、いずれにしても手続きが面倒くさい上に、利用開始のタイミングもいまいちわからないので、正直な気持ちを言うと、できればどちらの制度も使いたくないです。
「家族信託」は「成年後見制度」に比べて、裁判所を介さない分早く利用を開始できるのですが、家族信託専用の口座を開設する必要があります(現在の口座を家族信託の口座に変更することはできないとのことです)
また、当事者(自ら意思表示できない人)の光熱費や公的な支払いを本人口座支払いにしている場合は、それらの引落口座を家族信託に変更する必要も出てきますから、ただ口座を作れば解決する話ではありません。
「成年後見制度」よりは簡単に手続きできるとはいえ、条件は結構厳しいですし、必要書類の内容も必要事項が記載されていなければ無効となり口座開設ができない状況です(これは口座開設する金融機関が厳しいということです)

どちらの制度を利用するにしても、とにかくすべきことが多く、揃えるべき書類も多くて記載すべき内容も難しいので、専門家の手を借りなければいけない状況です。
専門家とは、弁護士や司法書士などの法律の専門家のことですが、当然依頼すればさまざまな費用がかかり、決して安くはありません。
家計に余裕がある家庭であれば、それも仕方がないと思えるかもしれませんが、実際はギリギリの家計でやりくりしている上に、そんな費用まで工面できない、という人も多いと考えられます。

実際、日経新聞電子版の記事中にも成年後見制度を利用しているのは「21.8万人」(2018年末時点)にとどまっている、という表現をしていますから、制度を利用せずに介護をしている人も多いということだと思います。
私も、もっと簡単に家族が正当に利用できるような制度やルールができてほしいと、常々思っていましたが、金融機関側もトラブルや相談を多く受けていたのか、ついに厳しかったルールの見直しに動いてくれるようです。

金融機関に勤めている知人の話
ここで、実際銀行の窓口対応をしている行員から聞いた話を、少ししておきますね。
銀行では現在、認知患者を始めとする自ら意思決定できない人の口座だと銀行側が認識している場合は、代理人が窓口で預金を引き出そうとしても、家族信託口座ではない場合はきっぱりと断るそうです。
それは、まあ、ルールなのでそういう対応が正しいのですが、やはり窓口でかなり揉めることもあるそうです。
亡くなった方の口座凍結に関しても同じで、死亡が確認された時点で凍結の手続きを銀行側がするそうなので、現状認められている葬儀代などの一時的な出金以外は、引き出せません。
(例外もあるようですが、ルールに則っていないケースになるので当ブログでは紹介しないでおきます)
ただ、死亡者の預金残高などが相続税のかからない範囲であれば、必要書類や手続きも少々簡易になるので、そのあたりはきちんと対応してくれるようです(私の父は預金額が少なかったので、割と簡単に口座解約ができました)

認知症患者の口座、今後の対応と管理
今回、日経新聞電子版で取り上げられた記事の内容は、これまで「家族信託」あるいは「成年後見制度」による成年後見人でなければ、預金などの引出を認めていなかったルールを見直して、必要な書類が揃い、口座の利用条件を守れば、家族親族の代理人でも出金手続きができるようにするとのこと。
まだ、詳細はこれから詰めていくのだと思われますが、私は銀行側が動いてくれて本当にうれしいです。

我が家は、経済的にはそこまで困っていませんが、経済的にも苦しい家庭で認知症の家族がいたり、意思決定ができない状態の人がいたりすると、今あるはずのお金が使えないというのは非常につらく苦しいことだと思いますし、明日は我が身だとも思っていて、他人ごととして考えることはできません。
また、実際介護が始まってしまっていて家族信託や成年後見制度の利用手続きが間に合わなかった家庭では、本来使いたかった当事者の年金収入などが使えない状態になっていて、困窮している事例もあると思われます。
実際に話を聞いたことがあるわけではないですが、表に出てこないだけで、ある程度は困窮した状態のご家庭があると思っています。
ですから、今回のこの全国銀行協会の動きによって、生活が助かる家庭も多く出てくると思うのです。

誰もが幸せになれる社会として
これまで、認知症患者や意思決定できない状態の人の資産財産が、家族親族や第3者に搾取されないように保護する目的で「家族信託」や「成年後見制度」の利用や手続きが推奨されてきましたが、当事者を守る目的の制度が家族親族を苦しめる結果になってしまっているのなら、一体何のための制度だろうか、と思ってしまいます。
今回、全国銀行協会がこういった動きにならなければ、年々介護に苦しむ家族が増えていったかもしれないと思うと、ゾッとします。
人は、平等に幸せになる権利を有しています。
家族だから介護は仕方ない、しかし被介護者のお金は面倒くさい手続きをしてからでないと使わせない、と突き放すばかりの制度は、今後も少しずつ時代に合わせて変わっていってくれるといいな、と心から思います。

まだまだ、介護に関する問題点や改善すべき制度はたくさんあると思うのですが、とりあえずいちばん必要とするお金に関してのルールが改善されるということで、苦しんでいる家族が少しでも助かってほしいし、自分もいつか経験するかもしれない事態を、少しでも負担少なく受け入れられるといいな、と思いました。


今回は、認知症患者の預金について日経新聞電子版の記事から、私の今思うところを綴りました。
将来、私は確実におひとり様になるわけですが、私のような人間が認知症になったら、一体誰が私の預金を面倒見てくれるのだろう、と考えてしまうことがあります。
できることなら、認知症にならないまま最期を迎えたいのですが、万が一のことを考えるとやはりいろいろな手続きや条件の緩和は急務だと思います。
今は、目の前の感染症に関する政策や東京オリンピック開催のことで、政府も大変なのはわかりますが、一日でも早く認知症患者に関する法律や条例を見直し改善してほしいと、アラフィフ女は思っています(笑)

太ってしまった話

2021-02-16 | 日々の暮らし
マズいです。
太りました(苦笑)
今回は、太った理由と今後の対策について綴ります(あ~もう!)

ここ1年くらいの体重変化
昨年2月以降、COVID-19が流行し始め緊急事態宣言が出された後、いつもと違う生活をしていたことで食生活も少し変化しており、嬉しいことに体重が少しではありますが減っていました。
その時は、何故体重が減ったのか自分でもわからなくて、その後宣言解除されてからは、また元の生活に徐々に戻しました。
とはいえ、外出や旅行などは全くしなくなったので、運動量は明らかに減っていきました。

2020年の秋から冬になるころ、実は体重が戻っていまして、もともと体重が減った理由がわからなかったので、維持できなかったわけなのですが、これ以上増やすのはさすがによろしくないな、とずっと思っていたのです。
しかし、本日の午前中に国民健康保険で受診できる特定健診にいってきたところ、なんと!秋ごろに戻った体重から、さらに2キロほど増えているではありませんか!

いや、ショック……と言いたいところなのですが、実はすごく実感があったのです。
太った実感が(苦笑)

太った原因はただひとつ
太った原因、それは

食べすぎ(苦笑)

もう、原因はこれだけですよ!

もう少し詳しく説明しますと、以前は朝食を食べたり食べなかったりして、昼と夜はまあまあ食べるという感じだったのですが、ここ3ヶ月ほど3食しっかり食べて、しかも1回の食事の量も増えていました。
加えて、ちょっとストレスが溜まっていたので、おやつも食べすぎている自覚がありました。

これはヤバいな、と真剣に考え始めたのが1月末くらい。
そして、それまでは体重計には乗ったり乗らなかったりしていたのですが、1月末からほぼ毎日体重計へ乗るようにして、気を付けることにしました。
が、体重はすこーしずつ増えていきました(笑)

そして、本日の特定健診の結果ですよ(泣)
このままでは、さらに増えてしまうのは目に見えています。
ですから、早速対策することにしました。

まずは体重を戻す
とにかく、増え始める前の体重に戻したいので、大きな原因である食事の見直しです。
今考えているのは、

 ・間食→甘味、スナック系、炭水化物は禁止。タンパク質はOK。
 ・主菜副菜→量を減らして、たんぱく質と野菜中心にする。
 ・主食→米中心にする(徐々に玄米にシフト)そしてパンは週に1食程度にする。
 ・飲み物→牛乳を低脂肪乳に変更し、お酢ドリンクを追加する。お茶類は今までどおり。
 ・食事量→減らすけれど、定期的にチートデイを設定する。
 ・購入する食品については、糖質や炭水化物を減らしている商品にする。

以上です。
果物に関しては、もともと毎日食べる習慣はなく、気が向いたときだけしか買わないので、今までどおりにします。
また、自炊する際も外食の場合も、和食をセレクトすることにすることにしました。
それから、食事量を減らすと言いましたが、チートデイというのも設定してみようかと思います。
理由は、長続きせずに途中で急にドカ食いしてしまう可能性があるからです。
しかし、チートデイを作っておけば、ストレスが溜まる前に解消できそうな気がします。
ただ、1週間に1度にするか、10日に1度にするかで悩んでいます(笑)
チートデイは多すぎると効果がないですが、ストレスとうまく付き合っていくためには、徐々に減らしていくほうがいいでしょうから、最初は1週間に1度でトライしてみます。

同時進行で筋トレ
筋トレと言っても、以前ブログでも少し触れた、筋肉芸人なかやまきんに君さんの動画を見ながらです(笑)
この筋トレ、初心者や運動を全くしていない人向けに考えてくれている動画がたくさんあって、昨年視聴するようになってから、なんとなく続けてはいました。
ただ、体調が悪い日が続いた時期にやめてしまっていたので、これからは少し真剣に取り組むことにします。

きんに君さんの動画だけでは、体重を減らすことは難しいかもしれませんが、身体が引き締まってくることはなんとなく実感できているので、続けて損はないと思います。
意識するプロセスは、食事を変えて体重減少を目指し、筋トレで身体のラインを引き締めるイメージです。
一番引き締めたいのは、腹筋周辺ですね。
下腹が今までとは比べ物にならないくらい、脂肪が付いてしまっているので、ここを一番意識して筋トレします。
若い頃は今よりかなり太っていた時期もあったのですが、その割に下腹は出ていなかったので、若さって凄いと最近しみじみ思っています(笑)


ということで、続けられるかどうかわかりませんが、食事と筋トレ、頑張って取り組んでいきます。
途中で「これは、ちょっと違うかもしれん」と思ったら、またやり方を少し変えます。
さて、果たして順調に体重が減らせる(戻せる)でしょうか。
乞うご期待(?)

nanacoを手放す話

2021-02-15 | 日々の暮らし
本日、やっとnanacoの残高を¥0にしてきました!
これで、やっと手放す準備が整いました。

もともとは頂き物
nanacoは、もともと頂き物でした。
最初のうちは、あまり使う機会もなかったのですが、3年前まではよく通っていたとある場所ではnanacoが使用できたので、キャッシュレス支払いをするために、マメに現金チャージをしたり、コンビニはなるべくセブンイレブンを使うようにして、結構使っていました。

ただ、私の日常的な行動範囲内には、nanacoを使える場所が少なく、またチャージもセブンイレブンでしかできないわけなのですが、いちばん近い店舗が割と遠い(苦笑)
そうこうするうちに、通っていたとある場所へも、緊急事態宣言や外出の自粛などで行かれなくなってしまって、結局nanacoを使う機会がめっきり減ってしまったので、手放すことにしていました。

Pontaは結果的に継続
nanacoの他にも、コンビニ系の電子マネーやポイントカードとして、TポイントカードとPontaカードを所有していましたが、Tカードについてはポイントを貯める機会がほとんどなく、クレジット機能も付いていないし、現金チャージなどもできないカードなので、すでに手放しています。

また、PontaカードもLチケで購入するために所有していましたが、最近はチケットを購入する際はファンクラブ経由で購入することが多く、直接Pontaカードを使うこともなかったので、退会しようと考えていました。
ただ、Pontaカードの場合、退会手続きがネットではなく電話での申し込みだったため、少しの間保留にしていたところ、私の携帯電話キャリアと提携が始まってしまい、結果的に継続所有することになりました(苦笑)

nanaco残高消費計画
あとは、nanacoを手放すだけとなりましたが、3年前に使っていた頃の残高がまだ数百円残っていて、先日全部使い切ってしまおうと、セブンイレブンでお菓子を購入したのですが、何故か120円の残高になってしまい、それ以来ずっと使い切らなければ!と思いつつ、なかなかセブンイレブンへ行けないでいました。

しかし、本日やっとセブンイレブンへ行って、今度こそは¥0にするぞ、と1,000円ちょっとの買い物をしてきました(笑)
あとは、残ったポイントを寄付に使うだけです。
これで、1枚カードがなくなって財布の中もスッキリするし、キャッシュレス支払いをする際に、ここではどのカードを使うのだったかな、と考える必要がなくなります。

そもそもコンビニでの買い物習慣がない
私は、そもそもコンビニを頻繁に使うタイプではなかったのですが、コンビニ系の電子マネーやポイントカードは、ただ何となく持っていれば、たまたま立ち寄ったときにポイントが貯まるかな、キャッシュレス支払いできるから時短になるな、という感じで財布やバッグの中に入れていました。
しかし、冷静になって考えてみたら、ポイントはかなりの購入金額ではない限りそんなに貯まりませんし、電子マネーも、たまに立ち寄ってせいぜい数百円しか使わないのなら、チャージするよりもクレジットカードをきるか、現金の方がお金の無駄がなくなります。
それに、よくよく考えてみたら、もしコンビニで1,000円以上の買い物をするのなら、クレジットカードを使ってポイントを貯めたり、どこででも使用可能な電子マネーで買い物をしてそのカードのポイントを貯める方が、ポイントが貯まりやすいということに気が付いて、であればコンビニ系の電子マネーもポイントカードも要らないな、ということになりました。

スマホアプリでも結局同じ
一時期、コンビニ系のカードを全てアプリ登録して使用しようと考えていました。
しかし、それはカードという本体がなくなるだけで、私が頻繁にコンビニへ行くようになることとは話が別です。
結局、コンビニで買い物をすることが極端に少ない私がコンビニ系のカードアプリをスマホに入れたとしても、ほとんど起動させることがないでしょう。
だとしたら、アプリをダウンロードすることすら余計な手間です。
そういう意味では、Pontaは携帯電話キャリアのPay機能と提携させるだけでよかったので、アプリを新しく入れる必要もなく、キャッシュレス支払いができる範囲も増え、ポイントも貯められてチャージにも使えるので、一石二鳥以上の結果になりました。


ということで、話をまとめると、もうnanacoは使わないという内容でした(笑)
コンビニだけではないのですが、店やチェーン店独自のポイントカードや電子マネーって、ほとんど毎日使うか、あるいは週に3回以上使うなどしていないと、持っていてもほとんど使うことがありません。
それに、財布やカードケースからいちいち探して出すのも、スマホのアプリを探して起動させるのも、本当に面倒くさいですしね。
ですから、今はどこかの店で買い物をして、ポイントカードを作らないかと言われても、すべてお断りしていますし、電子マネーも今以上に増やさないようにしています。
ポイントカードも電子マネーも、少なければ少ないほど、本来の便利な使い方ができるのだと、最近になってしみじみと感じています。

バレンタインデーは想いを伝える日だから

2021-02-14 | 日々の暮らし
昨日だったでしょうか、ツイッターを見ていると、息子さん(幼稚園か小学校低学年くらい)を持つ母親のつぶやきがありました。
内容を要約すると、自分は人気がないから2月14日にチョコレート貰えないと言う息子さんの言葉を聞いて、バレンタインデーに腹が立った、という内容でした。
そのあと、バレンタインデーは「推し」のチョコレートを披露する日にしよう、という提案もしています(笑)

このツイートを読んで、私もバレンタインデーのモヤモヤでも綴ってみるか、となりました(笑)

基本は「愛する人へ想いを伝える日」です
日本のバレンタインデーは、女性が男性にチョコレートを渡すことが慣例化していますが、そもそもそれを大々的に言い出したのは、とあるチョコレートのCMからでした。
そのCMが、初めてテレビで流された年、私はバレンタインデーの意味も、女性から男性へ渡す意味も全く理解できない年齢で、ただただ画面に映っているチョコレートが美味しそうだから、買ってくれと親に頼んだことを覚えています。
ちなみに、そのチョコレートはハート形をしていて、ピーナッツがたくさん入っている商品で、価格も当時は1枚100円以下だったと思います。
CMの内容は、たしかバレンタインデーくらいは女性から男性へ気持ちを告白してみよう、という感じだったと思います。
その後、バレンタインデーは急速に女性から男性へチョコレートを贈る日だということが広まり、私がバレンタインデーを理解できる年齢になったときは、そういうものかと好きな男子にチョコレートをあげたこともありました。

しかし、後々調べてみると、そもそもバレンタインデーとされる日は、(諸説ありますが)戦時中のヨーロッパで、ある教会の神父(有力なのはバレンタイン神父)が一組のカップルのために戦禍の中で結婚式を挙げてくれたことが始まりで、後にそのエピソードから2月14日は愛を成就する日として、男女問わず愛する人へ贈り物をする日だったことを知りました。
(エピソード自体は、他にもいろいろあるようなのですが、私が最初に知ったエピソードはこれでした)

つまり、バレンタインデーとは愛する人へ大切にしていることを改めて伝える日であり、大切な人へ贈り物をする日でもある、ということで、父の日や母の日、敬老感謝の日などと同じ意味合いがあるのだな、と私自身は捉えています。

日本のバレンタインデーは男性が原因だと思っている
CMで、バレンタインデーくらいは女性から男性へ想いを伝えよう、と提案があり、急速に習慣化していったその裏には、日本の男性は口に出して思いを伝えるのが下手くそなことがあったと、今では思っています。
最近はそうでもないと思うのですが、昔の若者は男性から女性へ告白するのにも、なんやかんや理由を付けてはっきり言わない人も多くいました。
しかし、女性には「告白は男性からするものだ」という変な先入観がまだ根付いていて、なんとなくいい感じの関係であるにもかかわらず、自分からは告白できないと思い込んでいる女性も多くいました。
そうなると、いつまでたってもお互いがあやふやなままの関係を続けていくことになってしまいますから、最終的には女性があの手この手を使って男性に告白させる、という話を聞いたことが何度もあります(笑)
そして、結果的に女性のそういう面を後押ししたのが、バレンタインデーに女性から男性にチョコレートをあげようと言い出したCMだったのだと思っています。
このCMが流れたとき、おそらく「これで堂々と女性が男性に告白できる」と考えた人は、多かったでしょう(調査したわけではないので、単なる憶測です)

義理チョコへのモヤモヤを抱えて数十年(笑)
社会人になる少し前くらいから「義理チョコ」なる行為が流行り始めました。
理由は、職場や学校でチョコレートを貰えない人(誰からも告白されない人)が、可哀そうという同情した側面と、職場でお世話になっている方々への感謝を形にしたいけれどきっかけがなかったために、バレンタインデーに便乗した側面が考えられます。
義理ですし、感謝を伝えるだけなので、恋人や配偶者に渡すチョコレートよりは安価なモノが用意されますが、それでも渡さなければならない職場の人たちが多ければ多いほど出費が嵩みますし、トータルで本命チョコの値段を上回ってしまうことも、私の場合はありましたね。
というか、好きな人がいないときでも、毎年義理チョコだけは用意しなければいけない状況もあったので、ずっとモヤモヤしていました(笑)
時には、職場の女性だけでいくらかずつ出し合って、不公平のないように義理チョコを配ることもありましたが、ほんの数百円出しながらも、心の中では「誰でも買えるんだから、男性が自分で自分のチョコを買いに行ったらいいのに」と思っていました(苦笑)

そのうち、時代が変わってきて職場での義理チョコ配りを禁止するところも出始めました。
ただ、やはり直属の上司やお世話になっている先輩などへは、何かしら渡したいと思う女性もいて、そういう人たちは、帰るときにこっそりと渡したりしていましたね。
私はと言うと、義理チョコを渡すことは基本禁止という職場では、絶対に義理チョコは配りませんでした(笑)
そして、そのうち私はバレンタインデーには義理チョコを渡しませんよ、というキャラクターを作り上げて、かれこれ10年くらい前に、完全に義理チョコから卒業しました。

人気がないからチョコがもらえないという小さな男の子の気持ち
たしかに、バレンタインデーは子どもたちの間では人気投票に似た感覚があるかもしれませんね。
そして、子どもはとても素直に気持ちを口に出して言ってしまいますから「〇〇くんは好きだからチョコあげる、〇〇くんは好きじゃないから(嫌いとはいっていない)チョコはあげない」とストレートに伝えてしまうのかもしれません。
でも、言われた側はショックですよね。
特に、小さな子どもは相手から好かれているかどうかも気になりますが、特定の男の子だけチョコがもらえて自分にはチョコがもらえないとなると、お菓子をもらえない悲しさも混ざって余計にショックかもしれません。

たまに、そんなにチョコレートが欲しいなら、女子に好かれるように努力しろ、という人がいますが、それは少し違うと思いますよね。
私は、自分に人気がないからチョコレートがもらえないと悲しい顔をしている男の子に、本当のバレンタインの意義を伝えてあげたらいいのではないかな、と思いました。
バレンタインデーは、女性から男性へチョコを渡す日ではないよ、好きな子に大好きだよって伝える日なんだよ、それには男の子とか女の子とか関係ないんだよ、と。
そして、好きな気持ちを伝えて贈り物をしてあげたら、女の子も喜ぶよ、ということを教えてあげたら、将来自分が本当に好きになった女性に、素直に気持ちを告白できる男性へ成長してくれるのではないかな、と思います。

被災した方々のバレンタインデーに想う
昨夜遅く、また福島県沖を震源とする震度6強の地震が発生しました。
14日になった本日、まだ被害の全容は明らかになってはいませんが、10年前の東日本大震災で多くの人の命を飲み込んでしまった津波は今回起きないということでしたので、そのことだけは安心しましたが、今後も大きな揺れが来る恐れもあるとのことですから、震源地近くの方々は気が気じゃありませんよね。

被災された方々の中には、バレンタインデーを楽しみにしていた方たちもいたはずです。
好きな人に贈り物を用意していた人、食事やデートを計画していた人、告白やプロポーズを予定していた人。
しかし、地震の被害でプレゼントが壊れてしまったり、自分や相手がケガをしてしまったり、行くはずだったお店やデートスポットへ行けなくなったりと、幸せな日となるはずが一気に不安な日に変わってしまったかもしれません。
でも、例えプレゼントが壊れてしまっても、食事やデートへ行けなくなってしまっても、大好きな人へひとことだけでもいいから、メッセージを贈ってあげてはどうでしょうか。
こんな時にバレンタインだと浮かれるのは憚られる、と思うかもしれませんが、好きな気持ちを受け取った相手は、心強くなると思います。
告白をすると決めていた人も、相手を気遣うメッセージを贈ってあげてください。
そして、改めて違う日に食事へ行こうね、デートしようね、と言ってあげてください。
それが、きっと励みになるはずですから。

最初に、バレンタインデーの由来について触れましたが、バレンタインデーは戦禍の中で一つの愛を成就させたというエピソードからも、今だからこそ被災して大変な目に遭っている大切な人へ、想いを伝えてほしいと思います。


本日は、バレンタインのことだけを綴ろうかな、と思っていたのですが、地震が起きたので、そのことにも少しだけ触れることにしました。
私は、バレンタインデーは不幸な気持ちになる人や不安な気持ちになる人が、少しでも減る日になってほしいな、と思っています。
小さな子が自分はチョコをもらえないと憂えたり、逆境の中で我慢して耐え忍ぶ日になってほしくないと思います。
じゃないと、バレンタイン神父が残してくれた意義がなくなってしまいますからね。
たしかに、現実は耐え忍ばなければならないかもしれませんが、気持ちだけでも伝わって、ほんのつかの間でもいいから、幸せに浸れる日であってほしいです。

1つ買って2つ処分した話(ニトリのIHケトル兼用鍋を購入)

2021-02-13 | 日々の暮らし
数日間、購入を迷っていたモノを、本日とうとう購入してしまいました。
それは、『IHケトル兼用鍋』(ニトリ)
そして、購入を機にモノを2つ処分してきましたので、本日はその話を綴ります。

迷っていたマルチポット購入
マルチポットが欲しいと思ったのは、約半年前くらいからです。
動画を視聴していたとき、発信者の人が便利だと言って紹介していた商品で、調べてみると『ToMayマルチポット』という名称でした。
すぐに欲しいと思いましたが、一時の気の迷いの可能性もあるので、しばらく購入は見送っていました。

最近になって、やはり欲しいと思っていたところ、ニトリに似た商品があることを数日前に知りました。
しかし、価格から判断するに、機能が若干落ちるのでは?と思ったので、本日までいろいろと検索をかけては、ユーザーレビューを読んで、最終的にニトリの商品をひとまず購入することにしました。

ちなみに、他のメーカーにも似た商品がいろいろとあり、ドイツ製の商品は1万円から2万円くらい(サイズにもよるのかな?)でしたが、おそらく一番機能性が高いのだろうなあ、と思いました(笑)

『IHケトル兼用鍋』を選んだ理由
ニトリの商品を選んだ理由は、1つは使い勝手が想像できなかったので、ひとまず安価なニトリの商品でトライアル的に使ってみたかったからです。
いきなり高価格の商品を購入してしまって、実際はあまり使わなかったり、使い勝手が私好みではなかったりするかもしれませんからね。

選んだ理由の2つ目は、マルチと言えども私が使用するパターンは、そう多くはないからです。
湯沸かし以外に、煮る、炒める、(液体状のモノを)温めるくらいしか、想定できません。
ニトリの商品については、揚げ物はNGみたいなのですが、他のメーカーの商品は揚げ物もOKのようです。
ただ、私はオイルの後始末が嫌いなため、揚げ物は99%家では作らないので、ニトリの商品で十分だと判断しました。
揚げ物NGな理由は、おそらく鍋の内側の加工に関係していると思います。
高温の油に長時間接していると、加工がダメになってしまうのでしょうね。

選んだ理由の3つ目は、安価だから破損してもダメージが小さいと思ったから(笑)
もし、いきなりドイツ製を購入してしまって、誤って破損させてしまった日には、しばらく立ち直れないでしょうね。
お試しに1年間だけ、というつもりで使用できるニトリの方が、今の私にとってはベストかな、と思います。

兼用鍋を購入したので2つ処分
『IHケトル兼用鍋』は、その名のとおりケトルの役割と鍋の役割をします。
ということは、所有していたケトルと片手鍋1つが要らなくなるということになりますよね。
もともと、ケトルは買い替えたいと思っていたので、処分することにしました。
片手鍋については、1年くらい前に購入したフライパン兼用片手鍋を処分することにしました。
このフランパン兼用鍋は、確かに煮炊きも炒め物も作れはしましたが、割と早くに外側の塗装が剥がれてきて、調理時のオイルの馴染みもいまいちだったので、手放したいけれどどうしよう、と悩んでいたモノ。
ですから、今回ケトル専用鍋を購入したことで手放してしまえ、となりました(笑)

ケトルとフライパン兼用鍋は、いつものようにホームセンターの金属小物回収ボックスへ入れ、その後ニトリへ行って目的の商品を購入しました。
まだ使っていませんので、また使ってみたら感想などをブログで紹介したいと思っています。

鍋類の耐用年数を知っていましたか?
今回、ケトル兼用鍋を購入するにあたり、価格だけではなく素材などもしっかりと確認したのですが、比較的安価な商品は、耐用年数がなんと「1年」でした。
つまり、1年以上使って不具合が出ても、それは寿命だからクレームは受け付けないよ、というスタンスなのでしょうか?
それとも、安価なのだからそんなに立派な素材なわけないよ、というスタンスなのでしょうか(笑)
まあ、どちらでもいいですが、我が家が今まで購入してきたスーパーやホームセンターの鍋やフライパンは1年くらいで買い替える必要があったのだな、と思うと、もう笑うしかありませんでした。
なぜなら、安価な鍋やフライパンを10年以上使ったりしていましたからね(苦笑)
まあ、どこも悪くないなら使い続けますよね。
また、母が子どもの頃などは長く使うことが前提だったと思いますから、簡単に鍋やフライパンを買い替えるなんてことは習慣としてなかっただろうと考えると、最近の耐用年数が短い鍋類でもずっと使い続けますよね。
でも、耐用年数が思った以上に短かったことで、ケトルとフライパン兼用鍋を処分することに抵抗がなくなりましたから、逆によかったです(笑)


本日は、新しく購入したケトル専用鍋のことと、代わりに処分したケトルとフライパン兼用鍋のことを綴りました。
新しいモノは、使い始めるまでのワクワク感が楽しいですね。
早く使いたいです(笑)

意識を失ったときはこうなるという話

2021-02-12 | 老後
本日は、月に1度の母の診察日でしたが、診察中に母の具合が少し悪くなりました。
その様子を見ながら、ふと思い出したことがあったので、綴ります。

いつもの母
母は、どちらかというと外面がいいので、病院へ着くと急に元気になります。
まあ、元気と言っても持病の薬を処方してもらうために行っているので、健康というわけではないですが、家の中で少し調子が悪くても、病院の医師と話すときは「何も問題ないですよ」と言わんばかりに、明るく話をしだします(笑)
しかし、一歩病院から出ると病院内で頑張った分、帰宅するとダウンします(苦笑)

そんな母ですが、今回は少し様子が違いました。

病院で具合が悪くなる
いつもどおり、問診(調子はどう?と聞かれるだけです)と血圧の測定をしてもらっていると、いつもは明るく雑談を始めて自分は元気だということをアピールする母が、言葉少ない上に血圧を測定しながら

「気分が悪いかも......」

と言い出しました。
おや、今回は素直に具合の悪さをアピールしているな、と思っていましたら、血圧が少し低めに出ました。
顔色も悪かったようで、医師が

「少し(時期的には)早いけど、血液検査してみましょう」

ということで、採血することになりました。
(ポリープを切除した後、半年に1度程度採血をして貧血状態の経過観察をすることになっています)

採血をする間、母は少しうとうとし始めます。
採血が終わっても、うとうとしたままで、声をかけてやっと立ち上がろうとしたそのとき、ふらついて前に足を進めることができなくなりました。
看護師に促されて、数分間椅子に座らせていただき様子を見ていたところ、やはり少しもうろうとした感じに見受けられましたが、こちらの言うことは聞こえているし理解もできていたので、本人が立ち上がれるまで待つことに。

数分経過して、やっと立ち上がれるようになったので、待合室へ移動したのですが、そこでもしばらく休ませてもらうことになりました。
それからさらに数分、やっと自分で歩けそうだということで、会計を済ませて帰宅することにしました。

意識がもうろうとしているときの特徴
母がもうろうとした感じになったときは、赤ちゃんが眠たいのにご飯を食べようとしたり遊ぼうとしたりする姿に似ていて、どう見ても休んだ方がいいのに本人は動こうとしている状態です。
当然、足元はふらつくし、もしかしたら目も見えていない可能性があります。
行きたい方向へは進まず、明後日の方向に歩こうとしたりもしますし、回復してから聞いてみると、そのとき本人は全く自分がもうろうとしている自覚がないそうです。

足元もふらつき、身体も前後左右にゆらゆら揺れたりもするのですが、そういうときはしっかりと支えていないと、そのまま倒れてしまうことも多いです。
以前、私が外出している間に倒れた際は、おそらくこのもうろうとした状態で歩こうとして、そのまま倒れたのではないかと推測しています。

もうろうとしていても、こちらからのコンタクトに対して反応があるときは私が先回りして対処するのですが、反応がなくそのまま意識レベルが低下していくと、当然倒れてしまいます。
私の目の前でも、何度かこの状態になったので、母が倒れるパターンは大体予測がついています。

人って、意識がもうろうとしてそのまま意識がなくなると、どうやって倒れると思いますか?
私は、母が頻繁に倒れるようになるまで、人は倒れるときに防御反応が働いて前方や横向きに身体をねじって倒れるのだと思い込んでいました。
よく、ドラマや映画やアニメなどでは、倒れた後の体制が横向きだったりうつ伏せであることが多くありませんか?
でも実際、意識を失った場合は、

ほぼほぼ真後ろに倒れます。

もし、これが身体のどこかに痛みを感じた上で意識を失った場合は、人は痛みを感じる場所をかばう姿勢になるため、うつ伏せになったり横向きになったりしますが、予兆がなく(あってもなんとなく調子が悪いなどで)意識を失う場合は、何の防御もせずに後ろ向きに倒れるのです。

私は医学的な研究をしているわけではないので、100%そうだとは言えないですが、母も後ろ向きで倒れますし、以前仕事をしていた際も、私の目の前で意識を失った人がゆっくりと後ろ向きに倒れてきたので、確率としては多いのではないかと感じています。

意識がもうろうとしている人の共通点
母も仕事先で倒れた人も、突然倒れたというよりは、その直前の身体の動きに共通した動作がありました。
それは、方向感覚と平衡感覚が保てないということです。
もちろん、本人がそう感じているということがわかるわけではなく、客観的に見ていると、まず身体の向きを変えようとしたとき(あるいはこちらが変えさせようとしたとき)、向くべき方法とは違う方向を向こうとします。
身体を支えて、力を入れて向きを変えさせようとしても、身体はどんどん違う方向へ行こうとします。
おそらく、この時点で身体は惰性で動いていて、本人の意思は身体に伝わっていないのでしょうね。

次に、足元が小刻みに前後左右に動きます。
小刻みといっても、ゆっくりとした動作です。
きっと、意識はすでに失われかけているのに、身体はバランスを取ろうとして一生懸命直立態勢を保とうとしているのでしょうね。
しかし、それが逆にふらふらと身体を揺らすことに繋がっているようです。
不思議なことに、こういうときの人間ってとても力が強くて、いくら体制を正常な状態にキープさせようとこちらがサポートしても、テコでも動きを変えません。

そして、いちばん厄介なのは、意識を失いかけているにも関わらず、大体が「大丈夫、なんともない」と言うのです。
大丈夫?などと声をかければ「何が?」と返してきたりします。
しかし、それもきっと自分の意思に関係なく、無意識に返事をしている状態なのでしょうね。

少しでも様子がおかしいと感じたら
目の前の人にいる人が、見た目はなんともない状態でも、少しでも身体に異変があるような気がしたら、気を付けてあげてください。
意識を失わなくても、客観的に見ている人が異変や違和感を感じたら、それは気のせいではありません。
こういう場合、一番わかっていないのは本人だと思って、過剰反応だと思われてもいいので、救護室へ付き添ったり、人を呼んだり、救急車両の手配をしたりしてください。
おそらく、大げさではない可能性の方が高いです。
そして、真後ろに倒れることも念頭に置いて、倒れかかっているときにはどのように身体を支えるか、考えておくといいと思います。
真後ろに倒れる、という事例を見たことがなくても、その可能性を心の隅に置いておくだけで、対処時にスムーズな行動ができるはずですから、意識しておいて損はないと思います。


本日は、母の体調不良時の話と、意識を失ったときの人の様子について綴りました。
まあ、情報共有というよりも、私自身がこのことを忘れないようにしておきたいと思い、今回のブログネタとしました。
もしかしたら、全く当てはまらない人もいるでしょうが、少しだけ参考にしてもらえたらいいな、と思っています。

母にティーポットを捨てさせた話(Short diary)

2021-02-11 | 日々の暮らし
母がずっと使っていた、水差し代わりのティーポットがあるのですが、捨ててもらうことにしました。

このティーポット、もともとは私が使いたくて購入したモノで、なんとお値段300円(笑)
まあ、値段はいいのですが、私は紅茶が好きなので、専用のティーポットが欲しくて探していたところ、チープでかわいい形のモノを見つけたので、購入したわけです。
しかし、使い始めて1ヶ月も経たないうちに、置いてあった場所から消えました。
犯人は、母(苦笑)
何故か、母がそのティーポットに水or白湯を入れて独占しているではありませんか。
え?なんで?私が買ったのに、なんで?と思いつつも、300円だしまあいいか、と私は私で少しお値段のいいモノを買いなおして、現在使っています(笑)

この話、実は7~8年前の話なのですが、300円のティーポットは取っ手やフタがプラスチックでできていて、経年劣化でささくれができて、カルキや水垢によってプラスチック部分に白い汚れが目立つようになりました。
結構前から、そろそろ買い替えたらどうか、と提案はしていたのですが、なかなか買い替えると言ってくれず、その気になるまで待つかと思っていたのですが、昨日余りの汚さで不衛生すぎるな、と私の限界が来たので、本日強制的にごみ袋へ入れましたよ。
母は視力が悪いので、その汚れが気にならないみたいなのですが、それはそれはひどい汚れで、汚部屋の片付け動画でよく見る汚れた食器やキッチン用具のそれだったので、

「ああ、汚部屋ってこうやって出来上がっていくのか」

と思いましたね。
冗談抜きで、母が1人暮らしだったら、いまごろきっと汚部屋になってます。

老いるということは、今まできれい好きだった人が、徐々に汚いモノや部屋を使っていても気にならなくなることでもあるのです。
自分も、もしかしたらそうなるかもしれないと思いつつ、少しでもそうならないために、今から準備と努力をしておかないといけないな、と思いました。

共感できる?できない?妻の地雷の話(『ホンマでっか⁉TV』の話)

2021-02-10 | 日々の暮らし
先ほど、久しぶりにフジテレビの『ホンマでっか!?TV』を見て、大笑いしていました(笑)
テーマは、妻の地雷を踏む夫についてだったのですが、共感できることとできないことがあって、やはり人それぞれなのかな、と思ったり思わなかったりしました(苦笑)

※以下、少しネタバレ部分がありますので、録画やネットの見逃し配信で視聴する方は読まないでくださいね。

共感できる妻の地雷
私は独身ですし、夫という立場の人と生活を共にしたことはありませんが、いつも自分が整えている場所やキッチンで、母がせっかく私が整えていることを崩したりしたら、やはりイラっとします(苦笑)
まあ、母は元専業主婦でキッチンを統括していた立場なので、私とやり方が違うことは承知の上で、私は母のやり方が子どものころから嫌いだったことを、現在は徹底的に排除しているんですね。
でも、母は自分が使っていた頃の状態に戻してしまうので、それでイライラするのですが、これがもし母ではなくてパートナーの立場の人だったら、どうだろう?と考えると、まあ、イライラするでしょうね(笑)

面白いけど共感するなあ、と思ったのが、サプライズで何かするという夫の行為が地雷になってる例。
例えば、誕生日やクリスマスのプレゼントや演出ですね。
そして、割とあるあるかなと思うのですが、結婚生活って夢見心地で毎日過ごすことなんてできないのが現実ですが、その現実の中で家計や生活の基盤を整えているのが妻だった場合、サプライズにかかった費用は?かけた時間は?プレゼントの品を選んだ根拠は?と、一瞬にして頭のなかで考えてる可能性って大きいと思います(笑)
生活費を稼いできたのが誰なのかという理屈はこの場合関係なくて、家庭の基盤を作っているのは誰なのか、ってところが重要なのかな、と思います。

ですから、他にも例えば帰宅してから脱いだアウターをソファーやイスの背もたれにかけっぱなしにして、他のことを始めてしまうと、妻に怒られるという話があったのですが、それも結局リビングをいつも整えているのが妻だから、勝手にモノを放置すると怒られるのだと思います(笑)

『ホンマでっか!?TV』は、いろいろな分野の研究家や専門家の先生が、いろいろな側面から「その場合は、こうするといいよ」とか「それは、こういう心理が働いているんだよ」とアドバイスをしてくれるわけですが、おそらく今回の場合なら妻側(主夫にも当てはまると思います)にとっては、そういうことはどうでもよくて、家の中を整えている自分をしっかりと理解してくれていないパートナーに対して、イライラするのではないかと、個人的には感じましたね。

経験していない妻の地雷
私は、子どもを産んだ経験と育てた経験がありません。
ですから、授乳中や夜泣きの際に爆発する妻の地雷は、なんとなく理解できる程度なのですが、ふと思ったのが、夫が妻に対してアドバイス(しているつもり?)するときって、とてもいろいろな事を単純に結び付けて考えていることを、そのまま口に出したり行動に出したりするのだなあ、ということですね。
例えば、番組内では赤ちゃんが夜泣きしたら夫が「おっぱい(ミルク)じゃないの?」と言うのが地雷ということだったのですが、授乳している本人からしたらおっぱいのタイミングは授乳している自分が一番把握している、何もわかっていないのに「おっぱい(が欲しい)」と決めつけるな、ということらしいですね。

うん、経験はないですが、なんとなくわかります。
こういう場合、赤ちゃんが泣いている理由を夫が「当て」にくるから、イライラするのだと思いましたね。
そして、その当て方が雑(笑)
赤ちゃんも人間ですからね、セオリーどおりには泣きません。
だから、正解などないのですが、それを「こうじゃないの?」と、まるでわかっているかの如く言ってくるからイライラするのでしょうね。
ただ、じゃあ、どうしたらいいの?ということになると、それこそ私も正解はわかりません(苦笑)
人それぞれかもしれないですが、一緒に泣いている理由を探してあげるとか、理由はどうでもいいから、自分が泣き止むまで見ているから休んでて、というのがベストなのかな?
あ、でも、すべきことはなんとなくわかります。
それは、夜泣きが始まったら妻よりも先に起きて、赤ちゃんを抱きあげてあやす!
妻に任せようとか、妻じゃないと泣き止まないからとか、自分は明日仕事だからとか、そういう言い訳はせず、妻よりも早く行動する。
これが、まあ、正解の行動な気がしますが、どうですか?

共感できない妻の地雷?
本日のゲストだった、かまいたちの山内さんの家庭では、夫婦間のプレゼントはしないのだそうですが、それは家計が1つ(山内さんの収入)なので、結局自分が稼いだお金で購入したモノを貰うことになるから要らない、という話をYouTubeで話したら、大炎上したそうです。

しかし、私はこの考え方に共感するので、大炎上したというのが理解できないですね。
以前勤めていた職場に、同じ考え方の人がいて、その人(男性)は互いのプレゼントを購入して渡したとして、それはお金がモノに変化して家庭内でぐるぐる回っているだけになって、いろいろとムダだから、夫婦間でのプレゼントはしないと言っていました。
さすがに、子どもにはプレゼントを用意しますが、夫婦間では一切ないそうです。
その話を聞いたとき、一方的にそういうことにしたのではないの?と確認してみたのですが、パートナーも同じ意見だったので、互いにプレゼントはしないということを言い出したときはすぐに同意してくれたとのことでした。

この考え方は、お互いの価値観やライフスタイルで違いがあると思うのですが、少なくとも私は夫婦間でのプレゼントはしないという考え方は、共感できます。
ということで、夫婦間でもプレゼントはすべきだという意見には、共感できないですね。
ただ、例えば誕生日やクリスマスで旅行や食事に行く際に、相手の好きな場所を優先して選ぶとか、行ってみたかった飲食店を選ぶなどは、ありだと思います。

綴りながら思い出したのですが、タレントの伊集院光さんは、パートナーに対して誕生日プレゼントのリサーチをした際に、高級ブランド品(品物は何だったか忘れてしまいました)とアイスクリームだったらどっちがいい?と聞いたとき「アイスクリーム」と答えてくれたそうです。
日ごろから贅沢はしなくていいという女性だったため、プレゼントも高価なモノが欲しいなどとは言わないことがわかっていた伊集院さんは、よしわかった、と言って、その場は終わったそうです。
そして、誕生日当日、伊集院さんは彼女を外出に誘ったそうなのですが、向かった先が羽田。
そのまま、飛行機に乗って北海道へ向かい、牧場で売られている人気のソフトクリームを購入して、誕生日おめでとう、と渡したそうです。
パートナーは大喜びだったそうですが、これ、妻のことを十分に理解していたからこそ成功したサプライズかな、と思いましたね。
多くの女性が一般的に喜んでくれるとされていることではなく、パートナー“が”喜んでくれることをわかっているからこそ、こういうアイデアも浮かぶのでしょうね。
かといって、私がそうしてほしいかと言われると、それはまた別の話ですし、他の男性が同じようにした結果、それが実は地雷だったという可能性もありますから、気を付けた方がいいでしょうね(苦笑)

ちなみに、この話は確かまだ伊集院さんが結婚して間もない頃のエピソードなので、今でもこういう方法が成功しているかどうかは、わかりません。


本日は、妻の地雷に共感できるかどうかの話を綴りました。
でも、同じ女性でも考え方はいろいろで、やはりパートナー同士の日ごろの関係性が大事なのかな、と思わされました。
まあ、夫婦間だけの話ではなく、すべての人間関係において、地雷は踏まないような言動をした方がいいですよね。
そして私は、かの元大臣が不特定多数の女性の地雷を踏んでしまった発言を、思い出す次第です(苦笑)

今日気になったこと(Short diary)

2021-02-09 | 日々の暮らし
近所のスーパーへ買い物に行って、少し気になったことがありました。

1つ目。
我が家から徒歩数分の場所に、夜だけ営業している鉄板焼きのお店があります。
緊急事態宣言が出てから、入口のドアに2月7日まで休業するとの貼り紙が出ていたのですが、9日になった今でも剥がされていないので、店主は7日以降お店を訪れていないのかもしれませんね。
宣言の期間が延長されたので、来月までは休業するのかもしれませんが、少し気になります。

2つ目。
現在、建物や店舗の入り口には、必ず除菌液が置かれていますよね。
本日、スーパーへ行った際に、いつもどおり出入口の除菌液を手に付けましたところ、妙に生ぬるかったので「え?」と思いましたが、どうも日光がちょうど当たる位置にディスペンサーがあるので、太陽光に温められてしまった様子。
いや、しかし除菌液や消毒液って温まっても効果は変わらないのかな?
と、急に気になり始めてしまい、さっくりと調べてみたら、使われている成分によっても違うようなのですが、人の体温程度までなら温まってしまっても大丈夫なようでした。


こんなご時世なので、今まで気にならなかったことが気になりますね。
時には、本当にどうでもいいことまで気になったりしますが、まあ、知識が増えるならそれもアリかも?