日々是気の向くままに

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良い三線とは?「琉球古典音楽悪戦苦闘の日々」220

2020年06月23日 | 日記
先日、名古屋での「おさらい会」に出席したとき、私の三線の音を「良い音だ」と言う人がいた。その時の私の三線の「ウマ」(駒)が「骨製」だったので、竹製に比べて音が良く伸びるので、そのことを言いたかったのだが、私の言い方が悪くて、高い三線が良いように思われたようだ。でも、その時すぐに先生がフォローして「最初から高い三線を買った人は、なぜか長続きしないから、最初は安い三線で練習した方が上達するようですよ。」と言ってくれたので、助かった。
確かにそうだと思う。
ある三線店でも、「今は、黒檀製の三線が良しとされているけど、」という言い方をしていた。つまり「材料が高価」だからと言って、必ずしもいい音、良い三線、だとは限らないという事だ。
また、別のある店では、「三線の値段の高い安いは、ほとんどが材料代で、材料が手に入りにくいかどうか、の違いだ。」という話も聞いた。
つまり、安い材料で作っても、高級な材料で作っても、性能に変わりはない。と三線店でも明言しているのだ。
私も、最近新人賞に合格した記念に「黒檀製」の三線を買ったが、これが重たいので、モモの筋肉が痛くなってくるので、困っている。安くて軽い三線の方が、長時間の演奏には都合が良いようだ。
これから、三線を買おうと考えている人は、是非ご参考までに。