ギター教室に、誰かの不要になったギターが余っていたので、去年、安く買い取って練習用に持っている。そのフレットの「バリ」が鬼のように飛び出していた。弾いているときは気にならないが、ネック部分を持つとき、手に刺さるのだ。それで一度「バリ取り」を業者さんに依頼して、直したのだが、今になって再発してきた。あれは去年の6月くらいだったので、湿気のある時だったから、乾燥しきっていなかったのだろう。今、冬場になってエアコン暖房で乾燥するので、その殺人的な金属棒が、再度頭角を現してきたのだ。しかし同じギターで2度も「フレットのバリ取り修理」をお願いすることになろうとは、思いもよらなかった。1970年代から1980年代くらいのものだろう。当時は材料の乾燥が不十分だったのだろうか? ところで、ギターと言えば思い出すのが、私が初めて買ってもらった中学生当時6千円のギターは、音程が不正確で、12フレットでオクターブ上の音になるはずが、半音ズレていた。・・・なんていう物が、当時は平気で売られていたのだから今では信じられない。 ※当時「サイモンとガーファンクル」や、「カーペンターズ」などをリアルタイムで聞いていたのが懐かしい思い出だ。
(写真は飛び出していないフレット)