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文芸春秋社の問題点と小池百合子の問題点について

2020-06-11 04:08:26 | 政治
学歴詐称疑惑が囁かれる小池百合子さんですが、その疑惑の元は前回ご紹介した
石井妙子著 「女帝 小池百合子」です
https://www.amazon.co.jp/%E5%A5%B3%E5%B8%9D-%E5%B0%8F%E6%B1%A0%E7%99%BE%E5%90%88%E5%AD%90-%E7%9F%B3%E4%BA%95-%E5%A6%99%E5%AD%90/dp/4163912304

アマゾンのレビューを見るとまあまあ評価は高く
「素晴らしい本だった」とか「小池百合子氏の本質がよくわかった」
とかの感想が聞かれます
ただ読んでいて私が感じるのは「この著者 石井妙子氏には人物的な深みを感じない」ということです
なので前回も言いましたが、この本には人生訓として、あまり参考になるものはありません
個人的に時間をかけて読むには、お金と時間が少々もったいない感じがしてなりません(笑)
小池百合子氏を知るための情報として読むには最高の資料とも言えるでしょうが
苦言として言えるのは、石井氏の主観的な小池評が色々入っているところが少々気になるところです

おなじく
発刊元の文芸春秋社の問題点は、今やこの出版社が単なるゴシップ雑誌化しているという事であり
都知事選のタイミングを狙って話題の人物を撃ち落とし、売ることを目的としている
というところにあります
確かに、この書籍の主張にも一定の「正当性」はあるし、出版する意味もあるでしょう
そこは評価します
しかし、この出版社は明らかに「売れるなら何でもいい」の精神が優先であり
フリーのライターやゴーストライターを使って明らかな捏造なども行っています
フリーのライターを使うのは責任逃れのためで、「フリーライターが勝手に捏造した」
と言い逃れるためです
石井妙子さんも、もし問題があれば、きっとトカゲの尻尾切りにあうでしょうね(笑)

そして、件の小池百合子さんですが
この人は。。。評価するのが困りましたね(笑)
すごいですね、自分の上昇志向のためならどんな虚飾でもする、どんな人脈でも利用する
そんな人物だと思います
カイロ大学を本当に卒業したのか?主席だったのか?ここに疑問をはさまれていますが
その理由は「学歴詐称」が刑法犯に当たる、「公職選挙法違反」であるからです
元国会議員、現職都知事として、刑事処罰の対象になれば、これは問題があります

私は、大学中退であろうが卒業であろうが、議員としては別に大した問題ではないと思います
議員は本来人物本位で選ぶべきであり、人格的に優れているか?国のために働ける人であるか?
これをこそ問われるべきであろうと思います
しかしこの方は、虚飾に虚飾を重ね、人を騙すことで出世してきた人であることは明らかです
小池百合子さんの政治家としての一番の問題点は、学歴なんかじゃありません(笑)
国として、都政として、国民のために何を優先すべきか?よりも
自分が対立軸を演出してメディアを操縦し、国益や都民の利益よりも感情にうったえる政治を優先する
ここにあると思います
特に、この小池百合子さんには経営的なセンスがほとんどない、ということが
彼女の最大の問題点だと思うのですがいかがでしょうか?
豊洲移転問題においても、結局、無駄な経費を使って移転を遅らせ、豊洲のイメージまで悪くしました
東京オリンピックも、無駄な時間と経費を使いながら、道路工事が間に合わなくなる事態を招きました
東京アラートも、結局は経費を使いながら民間経済の足を引っ張ることになるだろうと
私は見ています

残念ながら、次期都知事選挙に彼女を選ぶことになれば
都民は自業自得。。。ということになりはしないか?
それが懸念されてならない。。。これが私の正直な思いです

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (とら猫)
2020-06-12 07:47:18
石井妙子氏の著書の冒頭部分にある小池家の遠縁の者に依る発言なる部分(17頁)は、関西弁らしく装ったものの私のように大阪に住む者が読めば全て関東の人が関西の人間の発言を装ったもの、と分かり鼻白むものです。

この著書は全てこのような調子であり、他人の論考を引く箇所もご自分の趣旨に合う部分を引用されるのみ。 カイロ大学にて調査された方の記事を引用される場合も、ご自分に有利な部分を引用されるのみです。 

全てこの調子で恐らくカイロ大学の声明までも無視されるでしょうし、如何に小池氏が言われようともご自分の主張は曲げられないでしょう。 

小池氏は、過去からご自分に敵対される方々がどのように自分が主張しようとも同意されることは無いと確信されているようであり、それには、私も同意出来ます。 つまり、小池氏が政治家として存在する限りは、敵対される、と言うことです。

それは、小池氏のように戦前回帰を目指される保守反動の政治家には同意出来得ない者であっても女性の政治家としては成功された人にはあらゆる反対勢力からの攻撃がある現状には、批判をしなければならないと思われる程なのです。

恐らく、小池氏にはこれからも同様の攻撃があるでしょう。 この国の男女同権は未だ未踏です。

上の部分の詳しい考究は、アマゾンの書評に投稿しておりますのでご参考に。 また、該当部分の正当関西弁につきましては他の媒体に投稿しております。 石井氏は、あの部分のみで御自分の著書がデマ本と自白されたように思えます。 
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Unknown (ふきあえず)
2020-06-14 04:28:15
>(とら猫)様

コメントありがとうございます
石井妙子さんの著作を読んで私が最初に感じたのは、「主観が入りすぎているのでは?」ということでした
正直、情報として読むにはダラダラとした記述が多すぎて時間の無駄だと感じましたし。。。まあ、これは文春の企画ですから。。。小池撃ち落としを狙った意図を汲み取るべきかもしれません

ただし、私は小池百合子さんについては政治家として決定的に欠けているものがあると見ています

政治家に女性も男性もありません、それはその通りなんですが、だからこそ、小池百合子さんは都知事や政治家にはふさわしくないと思います

私には、小池さんを見ていると女性版ヒトラーに見えます
東京アラートとか、大衆受けを狙った結果、東京の経済がどうなるのか?その視点が欠落しています
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