愛媛新聞さんの社説に対する感想である
素晴らしい社説である。税金と社会保障を正面から議論することには賛成だ。そもそも、問題となっている金融庁の調査報告書にはある”目的”があったことはあまり知られていない。年金が将来的に減っていくということは”事実”なのであって、別に諮問委員会が嘘をついたわけでも何でもあるまい。あのレポートの目的は、金融庁の推し進める確定拠出型年金iDeCoのPRだった。要するに、年金だけでは足りませんからiDeCoで生活設計してくださいという主旨のものだった。それが予想外に反発を受けたので、急遽”不適切”とされたというのが真相だ。しかしiDeCoにも問題はある。金融年金商品であるのに、金融庁が手数料を取りすぎる。つまり、財務省の天下りの財源確保の目的がある。日本の社会保障はこうした”紐付き”ばかりだ。国民を馬鹿にする制度が多過ぎはしないか?
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