絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

冬至を過ぎて

2014年12月24日 20時12分29秒 | Weblog
もうすっかり紅葉も終わってしまい、、、
寒く暗い冬の到来です。


秋の京都や飛騨高山とか行きたかったなあ。。。
京都ってすごく近いのに、全然行けないなあ。。。
前行ったのいつだったか、末っ子が幼稚園入る前くらいだから
15年以上前!?
あ、それから一人で行ったことあった、あれ何の用事でいったんだったけ?
着物かな???

あ、思い出した、一弦琴の発表会を聞きに行った時だった。
それにしても、もう10年以上前。
そうか、一弦琴お休みしてからもう8年くらい経ってしまったんだ。
なんちゅう時の流れの早いこと。


50歳になったころ、人生後半戦こそ自分らしく生きるべきだ、とか
自分を大事にしよう、とか思ってたのに
まったくそういう風にはならなかった。
どこまでもどこまでも、いつなんどきも、
家族のことが優先で、自分のことを優先することはできなかった。
自分がここ一番やりたいことがあるときにこそ
いつもいつでも家族の誰かが行く手を阻む!?事柄を差し出して来るのだった。
なんで????

一説に、人はなりたい自分になるという。

じゃあ、私はいつも家族に自分のことをやる邪魔をされたいと思っている???
そんなことあるはずもない。
思い描いていた、静かな晩年にはなりそうもないが・・・

ずっと前(いつ?)行った『メトロポリタンミュージアム』にまた行ってみたいなあ。
ここはものすごく広くて館内で迷子になりそうなくらい。
展示品をゆっくり見たら何日もかかるだろう。
毎日毎日ここに通い、アメリカが金に飽かして世界中から集めた美術品の数々を
一つずつ見てみたいものだ。。。
もう到底そんなことはできないような現実が自分を取り巻いている。
振り返ってはいけないが、いつ自分は自分らしかったのだろうと思うと
もう思い出せない。
だれだれの奥さん、だれだれのお母さん、の時期が長すぎて
人生の大半を使ってしまった。
わたくし個人に戻れる日々はこれからあるのだろうか?