絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

経年変化

2015年08月11日 20時38分43秒 | Weblog
リフォームを考え出したら、
自分の有り様を見つめるだけでなく
世間の今も目の当たりにする。

いろいろな製品の開発やら売り方やら、、、
企業が消費者の声を聞くだのと言って
実際は自分たちの商売に都合の良い方へ
売れ筋をもって行く。
一種の洗脳なのだ。昔も今も。


陶器製品がほとんどなくなった、洗面台。
なぜ?
タイル貼りがなくなったキッチン。
なぜ?
樹脂が世界を支配したのか?

陶器やタイルは、どんなに汚れたとしても
頑張れば元に戻る、ピカピカに。
樹脂はどうなんだ?
お掃除簡単でも、その材質の経年変化は実験できたのか?
一つの材質を10年も経年変化見てられるのか?
そんなことしてたら商売にならず他社に先を越される!?

ある地点からは予測によって商品が出来上がるのだろう。
20年も経ったりしたら、樹脂だの何だのが変色したって、そんなの知らないわ!と開き直れるだろう。
でも、陶器やタイルは経年変化に耐え、磨けばまた当初の美しさを取り戻すことができる。

製品が極端に少ないのは残念としか言いようがない。
どっかにいいものないかなー