絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

乳がん検診、、、本当に見逃したのか!?

2015年10月02日 14時51分32秒 | Weblog
欧米に比べ検診率の低い日本で、ここまで注意喚起出来たのはすごい。
喉元過ぎれば、にならないことを祈るばかり。

乳がん検診は、マンモグラフィーが痛いだのと騒ぐ芸能人がいたけど
子宮がん検診(検体検査)に比べたら抵抗感は低いと思う。
自分が乳がん疑惑の年より、更に機械の性能は上がり
マンモグラフィー、超音波検査、触診で
かつて見つけることが困難だったごく初期のがんも
捉えることができるようだ。
また、医療が進んで、乳がんと一口に言えない位にまで
治療の内容もその人に一番適したものを選択する。

テレビで、毎年検診に行ってたのに見つけられなかったのか⁉️と
小さくパニックが起きてたみたいだったけど
それでもって俄然自己発見が推奨されてたけど、どうなんだろう?

乳がんは他のがんと違い、すご~~くゆっくりと成長していくため
1センチになるまで約10年かかると言われていた。
よって、他のがんが5年再発しなきゃ寛解でも、
乳がんの場合一旦なったら10年は気をつけないといけない。
また、厄介なのは
乳がんが発見された時点で、血液の流れに乗って身体中に
乳がんの胞子が散らばってしまった可能性があることだ。
よって、それが発芽する可能性を潰すために
抗がん剤治療が避けられないのではないかと思う。

実際には、がんを摘出した後輪切りにして細胞を調べ
本当にがんなのか、どんな性質のがんなのか、リンパへの転移はあるのか等
患部を取り出してみないとわからないことの方が多い。
また、そのとき見落としが起こらないとも限らず
考えたらきりがないほど、不安に陥る。

毎年経過観察のため自分も検診に行ってはいるが
(検体検査や造影剤を入れたMRI撮影など手術へ向けた検査の結果、
ほとんど黒と言われていたが白だった)
検診前は軽く鬱状態になってしまう。

北斗さんも言ってたけど
当たり前のことが実は当たり前じゃなかった‼️
、、、、のは、大いに共感したことだ。

だれでも好きで病気になるわけはなく
その人が病気にならなきゃいけない理由もないのだけれど。


数年前は、日本人は20人に1人が乳がんになると言われていたけど
検診率が高くなってより見つかりやすくなったのか
今は12人に1人と言われている。
3人に2人がいずれかの癌になり、2人に1人は癌で死ぬという。
乳がんに限っていえば、遺伝の割合は低く
親戚に乳がんの人がいても恐れることはなく
親戚にいないから大丈夫というわけでもないと数年前はいっていた。

自分がどのようにして人生の幕を下すことになるのかはわからない。
毎日を誠実に生きるという事しか、自分に選択肢も無いようだ。