絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

ムルージ「サンフランシスコの6枚の枯葉 Six feuilles mortes de San Francisco」

2016年02月27日 20時50分00秒 | Weblog
本当はこんな歌ナンデス。
セリフはほとんどありません。
航海の先々でみた数々のものを挙げています。
ただそれを歌うだけで、いかに遠く、いかに長い時間
離れ離れになっているのかが伝わってきます。

「僕」のいるサンフランシスコの港と
「君」のいるパリのセーヌ川
この遠く離れた二人の間を、「僕」の想いが海から川へと繋いで
君に届いてほしい・・・
そんな気持ちで送る「6枚の枯葉」。

日本語版はなんであんなふうになっちゃったんでしょう?
「前略・・・」とか要るのか!?
「一生懸命働いて君の元に帰ります」なんて言わずもがなじゃん。

淡々と言葉を繋いでいくこんな曲では
思った以上に言葉が際立ってくる・・・

♪イルカを2頭、ついでにクジラ・・・かまたは
♪イルカを2頭、おまけにクジラ・・・なのかとか、、、

より美しく洗練された「訳詞」望む!?



ムルージ「サンフランシスコの6枚の枯葉 Six feuilles mortes de San Francisco」