絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

原語で歌うカンツオーネ

2016年12月21日 00時46分20秒 | Weblog
今日は睡眠不足がたたって実に体調が悪かったけれども
予約してたので、グズグズしながらようやく教室にたどり着きました。。。

ボーーっとしてて一駅乗り越しちゃったし・・・
それでも15分前には到着し、、、ほかの方も次々いらっしゃって。。。

私を入れて全部で8人でした。
イタリア人の先生が来られて、まずは歌詞を読んで、、、
今日は2回目なので、もう翻訳解説はありませんでした。
ひたすら音読、&イタリー語で歌います。

まず、イタリア人のイメージと違う先生でした。。。
ジェローラモでも、ボッティチェリでもなく、小柄な若いお兄さんです。
もう、Rの巻き舌練習なんか全然やってくれないです。
普通に歌の練習でした。ま、いいか。。。

他の方々は、とてもお上手で、お世辞ではなく、すごい声量で
まったく驚きです!そっちのほうが感心しました。
プロみたい!?

とにかく今日は疲れた一日でした。
帰ってきたら、ワンが部屋にいる私をカーテン越しにみて
キーーーン、とかチーーーーンとか
クウーーーンとか言って、散歩を促してくるので、仕方なくしんどかったけど
1時間行きました~~

二胡が一個で30万、アップライトピアノは60万・・・

2016年12月21日 00時41分23秒 | Weblog
楽器の値段も変わっていくのは当たり前だけど、
ポピュラーなものはそんなに激しくは変わらないでしょう。

普通のアップライトピアノを購入するのに、60万あれば買えるとして
二胡はどうなのか?というと、
最低10万くらいで、1、2年もしたら音が悪いのに気づいて買い替えたくなる代物です。
ずっと続けていこうとすると、音色が育っていく質の良いものは20~30万はします。
これも、楽器の良し悪しより木材の希少価値によって値段が跳ね上がりますから
単に値段では決めかねます。
日本人が爆発的に二胡を購入するようになって、しかも日本人の「高級品志向」により
二胡が本来の値段とはかけ離れたバカ高いものになってしまったのではないか?と
内心思っています。
腕前はどうあれ、情報によってより良いものを求めて?今や50~60万もする二胡を
いとも簡単に買える日本人ってお金持ちとしか言いようがないです。
たとえ中国の楽器屋さんに行ったとしても、ほんとうにその値段に見合った商品かどうかは
?です。
信頼する二胡の先生とかを頼って購入するより方法はないでしょう。。。

ピアノのようにたくさんの工程を経てつくられるものと
繊細とはいえ、木材にニシキヘビの皮を貼り付けただけの二胡が
いまや同じような値段で売り買いされているのはほんとうに不思議です。

中国人の素晴らしい演奏家が普通の黒檀の二胡で弾いてるのに
日本人の初心者が紫檀(今や手に入りにくいそうですが)の二胡を弾いている。。。
黒檀と紫檀は音色が違いますけど、音色も好き好きですけどね。

自分の二胡も教室で購入しましたが
もちろん黒檀です、たしか26万でした。
その時思いました、これ同じものを現地で買えば10万もしないだろうな、って。
しかし、現地へ行っても確かなものを買う手段はないので
いうなりに購入するしかないわけです。

演奏する楽器によっては、本来の技術より楽器そのものがネックになることが
しばしばあるような気もします。