絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

今頃初めて伊集院静を読んだら、、、

2018年10月22日 12時34分29秒 | Weblog
図書館に行くと必ず寄るのが、
「今だから読めるベストセラー」のコーナー。
人気本は、予約しても2年後‼️とかになってしまい、来た頃には、えっ、そんな本誰が予約したの?みたく、軽い健忘状態に陥る。

このコーナー、その名のとおり、
かつて!ベストセラーだったが、
そのときは借りられなかった本たちを
並べてある。

まあ、どれも、よく読まれた部類の本らしい。
でも、私がまだ読んだことのない作家の本もたくさんたくさん並んでいる。

今回、伊集院静の「星月夜」を借りて読んだ。
初めてこの人の書いたものを読んだ。
伊集院、て、テレビにでてる太め系のタレントさんではないですよ、
今は亡き夏目雅子さんの旦那さんです。
ときどきテレビにも出てるかな?

ミステリー作家でもないのに、
「星月夜」は、推理小説?
殺人事件の遺体発見から始まる、、、

まぁそれはいいのだけど、
ずーっと話は進んで、
いよいよ中盤を過ぎ、
これから、絡まった謎解きが始まる場面に
なってきた、
まさにそのとき‼️

そのページのその文字を二度見した。
えっ🤯何これ🤯なんかの間違い?
へっ?はっ?ふっ?
ウソー、ありえへん、こんなん。
なんて書いてあったかって?

『××会社の×』
名前がない。A会社とかのアルファベットも
ついていない、しかも、そのすぐあとの
役職名だかの前についている名前も×なのだ。
続いて、
それから何ページも行かないうちに
再び名無しの『×』が出てくる。
そして、少し進んだ後には
アルファベットがついた会社名が出てきた。
A会社だったかなー。

それまで、名前をつけるか、
あるいは肩書きだけだったのが、
なんで後半になって、ただの×になったんだろうかと、すごくすごく気になった。

名前つけるのがめんどくさくなったのか、、、
後でつけるつもりが忘れたのか、、、

××会社とか
××所長とか
それはないやろ?
3個も××表示って。
ミステリーの中で、
名前があるかないかは
謎解きに関係あるかないか、に直結してしまうから、
もう名無しの段階で推理に無関係、と
わかってしまうのに。

ま、いいか。