絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

「教える」側と「教わる」側

2006年05月27日 12時14分17秒 | Weblog
対面朗読のスキルアップ講座で、二人の先生に教わりましたが
このお二方が全く違うタイプだったので、
なかなか、興味深いものがありました。

技術的なことはともかく、誰かに何かを「教える」とき
どういうことを念頭においているかということですが
大抵の先生は「教わる」側の気持ちには立てず
「教える」ことばかりに気がいっているのではないでしょうか。

具体的にいうと、何か実習したときの指導で
「こういうところが良かった」とまず認め
受講者が安心して注意を受け入れる気持ちになったところで
「でも、こことここに気をつけていくともっと良い」
というような方法を意識する先生は少ないのではないでしょうか。
どちらかというと、悪いところだけ指摘して、ここを直しましょう!
という指導法が多いように思います。
(べつに受講者に媚びることはありませんが)

いろいろ自分の子育ては反省することばかりですが
(ときに懺悔もあり
子どもは常にこの「教わる」立場にいるのだと思うと
もっともっと良いところを見つけて、口に出して褒め、
充分に認められていることが
子ども自身にわかるようにしてあげないとなぁ
などと、思ったのでした。





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2 コメント

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Unknown (ウエダ)
2006-05-31 11:06:35
なるほどぉ~、と深くうなずきました。

ついつい短絡的に悪いところのみを指摘しがちです(反省)。

親サイドが、こどもの良い部分を発見・理解はしていても、

それを「親はわかっているのよ」とこどもに伝える努力はしてなかったです。

やはり、(良い)思いは口に出さないとねぇ~。

それが結構苦手です
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子どものきもち (琴音)
2006-05-31 13:04:48
大抵の親は、子どものことが大好きということを

口に出しては言っていないと思います。

そのこのいいところも、「言わなくてもわかってるでしょ」と

思っていますよね。

でも子どもは、子どものきもちはどうなのかな?

意外に、伝わっていないかも?

とわたしは思うことがあります。

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