絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

珊瑚もみじ

2016年03月09日 16時24分35秒 | Weblog


この朱い枝は、「珊瑚もみじ」の枝です。
雨に濡れて色鮮やかですね。
本当は幹も朱く染まるはずなんですが
木が年寄りだからか?幹が色づかなくなってきました。
新しい若い枝だけが、珊瑚色になっています。

防災セットが3万円、驚いた!

2016年03月07日 12時29分08秒 | Weblog
下宿している子どもに、前から送ろうと思っては忘れていた「防災袋」。
テレビで宣伝してたから、今朝見てみたら、
なんと値段が30,650円もしてた!!
中身は、、、
特に難しいものが入っているわけではない。
セットを買うのはやめて、これに入っているものをバラで買ってダンボールに詰めて送ろうっと。。。

ワンの散歩コース

2016年03月05日 21時29分24秒 | Weblog
先代のワンのときは、散歩コースで蕗の薹を見つけたりしたけど、
もう見かけなくなりました。
1時間コースを歩くと、里山のようなところも歩くので
むかーしのお百姓さんのお家が竹林の脇に立ってたりして
ちょっとだけタイムスリップしたような錯覚に陥ります。

そんな風景を見て、いつも思い出すのが
小さい頃読んだ「安寿と厨子王」という幼年童話です。

安寿恋しや、ほうやれほう
厨子王恋しや、ほうやれほう

苦労して盲目になった年老いた母親が
自分の娘の安寿と息子の厨子王を想って歌っています。
百姓家の庭先に座り、藁の上に干した麦?か何かに寄ってくるスズメを
小枝で追い払いながら、生き別れになった子どもを呼んでいるのです。
そこへ、母を訪ね歩いてきた姉と弟がきて、母親のその声を聞き、
涙の再会となるのでした~

どうして幼い頃読んだ本の中身を
かくも鮮明に覚えているのか、わかりませんが。
その挿絵さえも思い出せるから、農家を見かけると
この盲目の母親の歌が浮かんでくるんだと思います。
最後の場面が、苦労が報われる場面が心に残ったのでしようか。

こんな風に幼い頃を思い出せる、そんな環境で育ててくれた両親が
ありがたいと思える今日この頃です。