FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

川崎市子供夢パーク

2007-11-13 11:16:57 | クライミングレッスン報告
職員のながピーさんから、施設のウォールを何とか活用できるようにしたい、との相談を受けた。
今日は休みだったので、施設を見学に。
ここは、「思ったこと、やりたいことを自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーとしている市の施設だ。
子供の多様性を認め、学校になじめない子供たちの居場所を提供する場でもある。

施設に入ると、パンツいっちょで泥んこ遊びに興じる子、焼き芋をかじる子(焚き火もできる)、ドラム缶のお風呂でびしょびしょになった子。
みんな目をきらきらさせて遊んでいる。
教員時代に学校の子供たちに提供してあげられなかったものが、そしてこれから提供してあげたい、と思うものが、ここにはあった。



さて、壁は5~6メートルくらいの幅で、高さが3~4メートルくらい。
最近使われていないため、危険性の回避上一番下の段しかホールドはつけられていない。
倉庫には使われなくなったレンタル用のシューズ、ロープ、ハーネスが眠っていた。



それでも子供たちは気に入ってよく遊んでいるらしく(しかも泥足のまま。。。)ホールドと壁は泥まみれになっていた。

ながピーさんは、「だれでも挑戦し達成感を味わえる場所、そして人が挑戦する姿が見られる場所、そんな場所になってほしい」とおっしゃる。

私たちにできることがあったら、お手伝いできれば、と思っている。