FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

リードクラスレッスン~あゆみちゃん&ユイちゃん~12月③

2007-12-25 12:46:05 | クライミングレッスン報告
急ピッチで強くなり、クライミングにおける自分の役割を果たして、自立した一人前のクライマーとして成長し続けている2人
今年の最終レッスンだ。

今日はほとんど2人で組んで登ってもらう。
もうすっかり慣れてきて、落ち着いてロープ操作も出来るようなり、
さらには2人でお互い声を掛け合いかなり良いパートナーシップを示すようになってきた

今日のメインはルーフ。
あゆみちゃんはリーチの出る1箇所を別のホールドで抜けるようにし、2テンで抜けた
次はいけそうだね

ユイちゃんもチャレンジしてみることに
まだルーフの被りが怖くて手に重心が移せないけれど、力があるからすぐに上手くこなせるようになるだろう。
今日も足がブーンとはがれたあと、落ちるのが怖くて足ブラのままで暫くぶら下がっていたものね。
でも、初めてちょっとだけフォールも体験。
「前チャレンジしたときよりずっと上まで行けた」と満足げだった

成長していく上で、自分の成長を自分で実感し認めていく作業は必須である。
指導する者として、私はそうした機会をなるべく多く作ってあげたいと願うし、そういう認識を子ども自身がしてくれた瞬間はとても嬉しい。
私たちの役割は、子どもたちが自分の能力を上手く発揮し、伸ばしていけるようサポートすることにある。
能力を引き出していくのは、他でもない子どもたち自身なのだ。


ビッグロックスクール・12月③

2007-12-25 12:13:15 | クライミングレッスン報告
今日は6年生2人と4年生2人、それに今月からの年長さん、タイちゃんの男の子5人。

今日、ボルダーは垂壁が人気。
各々新しい課題に取り組む。
みんな口々に「前回より難しくなった~

6年生のコウちゃんは緑にトライするが横に遠いのでリーチに泣く。
マイマイは前傾の課題も少しずつトライするようになった。

タイちゃんは元気いっぱい
他のメンバーが疲れて休んでいるときも登り続ける。
元気で腕力もなかなかあるので、ルーフで少し遊んでみた

ルートはコウちゃんは今日はリードクライミングをやる、と言う
「怖いな~」と言いながらも2本登った

マー君はトップロープで10aを着々と片付けている。
トップロープエリアの10a制覇とリードクライミングでの5.9制覇が「こあら」レベル合格の条件だ。
「こあら」を合格すると「さる」を残すのみ。このレベルを合格すると入門クラスが卒業となる
小学校卒業までに間に合うと良いね

6年2人は自分たちが登り終わると下級生のビレイ。

先週スラブのトップまで行ったタイちゃんは、今日は赤■を登った