FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2012-09-24 12:25:48 | クライミングレッスン報告
9月15日(土)
メンバー:ショータ(小5)、りょーた(小5)、コーキ(小4)

土曜午前のレッスン。
ショータとコーキはこの時間帯の常連さんになりつつあり、気も合うようだ
レベル的にも2人とも F段階の「こあら」レベルでリードクライミングに入り始めている。

F段階の「こあら」レベルはリードクライミングの基本技術を身につけるのが目的だ。
なので、子どもたちはこの段階からそろそろ本格的にクライミングの世界に足を踏み入れることになる。
今までスイスイ進級してきた子も壁にぶちあたったり、課題が難しくなってきたりしてなかなか思うように行かなくなるのもこのレベルからだ。


そして、このレベルに達した子どもたちにはそろそろ一通りの自分の道具を揃えてもらいたいと考えている。
必要な道具とはシューズやチョークバック、ハーネス、そしてクライミングロープなどだ。
シューズやチョークバック、ハーネスなどはE段階の「ぱんだ」レベルまでに少しずつ揃えて頂き、
この「こあら」レベルに達したら、自分のクライミングロープを持つことを考えて頂けるとありがたい。
自分の道具を持てばそのスポーツに対する愛着を高め、自然と気持ちも向くようになる。


さて、そんなわけで今日から自分のロープを持ってくることになったショータ。
ロープの重さにめげそうになり少し遅刻してよれよれと到着した
でも、レッスンに入ったら気合いを入れて頑張れていたね

基本練習はみんな結構動ける子たちなのでスムーズに進み、学習コーナーでは「レイバック」と「キョン」と言う名前のムーブを学習
ボルダーのチャレンジタイムでは全員6級にトライ
ちょうどレベルが揃っているのでお互いに刺激も受けたようで、各自2~3本ずつ完登

ルートはショータとコーキはクリップ練習から。
クリップ練習の後、リードクライミングをする際の注意点である逆クリップとZクリップの実際とその危険性を説明。
2人は分からない点を質問しながらしっかりと聞き、理解していた
説明の後、各自真新しい自分のロープをクリップしながら「トップリード」(トップロープで確保されながらリードクライミングの形をとって登る練習方法)で登った。

りょーたはずっとボルダリングジムでレッスンを受けていたので、ルートの技術は2人を追いかける形だ。
今日はトップロープで5.8のグレードを登り、トップロープクライミングの安全性の理解と実践の項目をクリアした