FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>ビッグロックスクール

2013-11-13 13:14:54 | クライミングレッスン報告
10月16日(水)
メンバー:あこちゃん(小2)、シオリ(小3)、サキちゃん(小6)、ユースケ(中2)

レッスン開始時に行うウォーミングアップのための準備運動&ストレッチ。
いつもはユースケに誘導してもらっているのだが、いつも彼ばかりなので他のメンバーにも責任を分担してもらうべく、今日はシオリにやってもらうことにする。
ほとんど頭に入っていないな~
やはり「人任せ」で主体性がないと、自分の身には入らないものだね。
これからは交替で誘導係をつとめてもらうことにしよう

かつてクライミングをはじめたばかりの頃、アップ不足で登り出したために股関節やら肩周りやら、はたまた指やら、といろいろなところを痛めた経験がある。
この体操はその時の経験をもとに、君たちが痛い想いをしないよう、事前の温めが必須な体の部位を中心に構成してあるものなんだよ~しっかり覚えてちょーだい痛めてからでは遅いのだ

基本練習は少しずつ動き方が分かってきたようで、だいぶスムーズに進むようになってきた
それに伴いボルダー課題ににトライする時間もふえて来て、基本で教わった動きを実際に課題を完登する中で使う場面もふえたことで、基本練習の重要性も再認識
課題を見た瞬間に動きのパターンが分かり、体が自然と動くように基本を身につけて行くことが重要なんだけど、それには練習する時間をしっかり作らないとね

でも、みんな少しずつ進歩してるよ

ルートでは、少し前までは「手足自由」でとにかくトップまでが目標だった子どもたちも、今では5.7や5.8をスルスルと登るようになってきた
ユースケはトップロープのビレイもきちんと出来るようになり、今では小さい「妹たち」のビレイを手伝ってくれている
ありがとう助かってるよ

あこちゃんは、前回あと一手というところで落ちてしまい、悔し泣きにくれた「スラブ2壁」の5.8に再チャレンジ
この5.8、グレードのわりに手が悪く、しかもホールドの配置が遠い。ステミングを駆使して登る、テクニカルな課題だ。
今日は「登るぞ~」と意気込みが強すぎて、下の方であっさりフォール
クライミングって、本当に難しいね
クライミングはメンタルの役割がとても強い。
そこを上手くコントロールして行くためには、日常の心構えが大切なんだね