FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2013-11-19 12:21:19 | クライミングレッスン報告
10月19日(土)
メンバー:しょーた(小6)、しんのすけ(小4)、タイゴ(小5)、トージ(小3)

「ちびっこクラブ」に所属しているトージが、
ごくたま~にレベルアップレッスンを受けるようになってきた。
もう小学3年生だから、そろそろ小さい子どもたちの遊び中心のプログラムから一歩前進しても良い頃かもしれない

当クラブのスクールは月2回。
のんびり楽しむ子はそれでも良いけれど、クライミングが好きになり、「上手くなりたい」と思い始めた子にはあまりにレッスン回数が少ない。
レッスンは技術を得るだけではなく、そのスクールの指導者の考え方や理念のようなものが少しずつ子供たちに染み込んでいく。
そしてその後のスポーツへの関わり方や考え方を左右するものだと、私は考えている。
そう意味でレッスンは大切だ。


トージは他の子どもたちが自分よりすごく登れるのではないか、と心配していた様子。
ボルダーの時間に
「あ~、良かった レベルアップでもボクより登れない人がいる」と言うので、
「そんなことよりも自分が今やることを一生懸命頑張りなさい」と声をかける。
人との比較が気になり出す年齢だが、人は人、自分は自分。
自分がすべきことを粛々と行うことが一番尊いのだ、ということを教えて行かなければならないが。。。。時間がかかるね。

今日のボルダーの時間では、トージは6級を数本登った
タイゴも6級を数本登り、ショータは5級が1本登れた
マイペースのしんのすけも、7級を1本、頑張って登った

ルートは中級になったばかりのタイゴが、奥壁の青/を完登
今ちょっと前傾のルートが怖くなっているところのようだけれど、良く頑張りました

ショータはリードで奥壁のピンク/5.9を登り、しんのすけもトップロープで一反木綿の青■を完登。順調に5.8を片付けている
そして、他の子との力の差が気になっているトージは、100度壁の白/10aをトップロープで登った
自信が持てたかな?
トップロープで10aが登れるようになったら、そろそろリードクライミングに入る。
リードに入ると、その子のクライミングへの関わりも、より本格的になる。
そして、「ちびっこクラブ」も、リードクライミングをやる人は卒業なんだよ~