ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

2011-12-15 17:14:02 | 雑感
小学生のころ、国語の教科書に、草野心平の「冬眠」という詩が載っていました。



これだけです。

教科書には、「動物が丸まって冬眠している姿が思い浮かびます。
詩人の自由な発想は素晴らしい」云々との説明がありました。
子供ごころに、「それはないだろ!」と思ったのを覚えています。

既に地位を確立した詩人の作品だからそう評されるのであって、
子供が詩の宿題で「●」と書いて提出したら
間違いなくやり直しをさせられるでしょう。

話は変わりますが、確か数年前、
作者不詳とされてきた油絵が、画廊の片隅で2万円くらいで売られていたのが
鑑定の結果、ゴッホの作品と分かり、価格が2億円まで跳ね上がった、という話がありました。

その油絵の本当の価値は、2万円か2億円か、どちらかと言われたら、
私は2万円じゃないかと思うのです。
「ゴッホ」というラベルがなければ、
誰もその絵がいいとは思わなかったのですから。

何が言いたいかというと、
世間の評価なんて、所詮、その程度のもの。

自分が好きだったら、それでいい!

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コメント
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