ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

届かなかった思いのすべて

2022-02-21 09:12:00 | 片思い
最近私は、人との関係について、相手に伝えられたことよりも、
伝えられなかったことについてよく考えている。

人は人に対していろいろな思いを抱くものだが、
相手に届く思いはそのうちごく僅かで、
届けられなかった思いの方がずっと多いように思う。
ポジティブな思いだけではなく、伝えずにいた方がよい、ネガティブな思いもあるだろう。
世の中には、伝えられないまま、胸のうちに留まっている人々の思いが満ちている。
コミュニケーションを通じて相手に届く思いは氷山の一角のようなもので、
人の心の水面下には、巨大な氷の塊が鎮座しているのだ。
そのエネルギーの総量はいかほどのものになるだろう。

私は胸に沈んだこの氷の塊が、意味のないものとは思いたくない。
相手に届けられなくても、存在しなかった訳ではないし、
無価値なものとは限らない。
思いが相手に届いて化学反応を起こし、
関係性に何らかの変化が生じるのは貴重で美しいことだが、
胸に重みを感じて生きることにも、何らかの意味や可能性があると信じていたい。

伝わらなかった思いは、自分の中で変化して、
自分を活かす前向きなエネルギーになればいいなと思う。
届かなかった思いが自分の中で、美しい結晶になって輝けばいい。
結晶は人の心の一部を形づくり、その人の表情や仕草や眼差しとなって、
外に表れ出ていくだろう。


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食べ過ぎアラート

2022-02-21 08:54:31 | 雑感
夫が有給休暇をとったので、
夫婦で近所のお寿司屋さんにランチを食べに行った。

平日だったので、お得なランチセットがあった。
私は早速、そのランチセットをオーダーした。

宝石のようにネタが輝く美味しそうなお寿司が運ばれてきた。
私は夢中でお寿司を頬張ったが、程なくして腹痛に襲われた。
私は夫に断りを入れ、トイレに駆け込んだ。

私はトイレで苦しみながら、もしかしたら食中毒かもしれない、
だとしたら夫も今頃、トイレで苦しんでいるに違いないと心配した。
危機が去って席に戻ると、夫は持参した本を読んでのんびり待っていた。
お腹は痛くならなかったらしい。

そういえば、私はこの前行ったレストランでも、
その前に行った沖縄料理店でも、同じように腹痛に見舞われ、
トイレに駆け込み、引きこもってしばらくトイレを開かずの間にしてしまったのであった。
迷惑な客である。

昔から食べ過ぎるとお腹を壊していたが、
歳をとり、普通の一人前が多過ぎる量になってきたのだと思う。
美味しいものが少ししか食べられなくなるのは、寂しいことだ。
また、食事をする度にお腹を壊していたのでは、
夫以外の人とはもうデートはできないなと思ってしまった(!)。
機会はないとはいえ、これまた悲しい。


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三幸製菓のお煎餅

2022-02-21 08:28:23 | 雑感
新潟の製菓会社、三幸製菓の工場が火事になったと知り、
応援しようという気持ちに駆られ、
スーパーで同社のお煎餅を何袋か買ってきた。

その後の調べで、同社では過去に何度も火事が発生していたこと、
消防法上指摘された点が改善されないままになっていたことなどが分かり、
この会社を応援してよいのか、少し疑問になってきた。

買ってきたお煎餅の袋を見たら、
火事になった荒川工場で作られた製品だった。
お亡くなりになった方が作ったお煎餅かもしれないと思うと、
とても厳粛な気持ちになった。
 
ニュースで初めてお名前を拝見した被害者の方々と、
自分の手元にあるお煎餅が繋がっているのは、
とても不思議なことに思えた。
お煎餅は居住まいを正して、美味しい緑茶とともにいただいた。

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