今年のサマーソニックには彼らもやってきた。でも、残念ながら私の行った日ではなかった。そして当たり前かもしれないけど彼らのステージは見た事がない。もちろんBSとかCSとかではあるけどね。でも、いまだにハードロックといえば、彼らの「ハイウエースター」が流れる気がする。それほど長髪ロックの祖みたいなバンドなんだね。同時代にはレッド・ツェッペリンがいて(もちろんこれも生は見た事ないけど・笑)聴いたアルバムや見たライブ映像ではツェペッリンの方がバンドとしては好きだけど、パープルの方にもいっぱい好きな曲はある。パープルの特徴は実はキーボード。耳から離れないくりかえされるフレーズ。それが彼らの特徴だ。もちろん、高音ボイスに技術屋ギターもすごいけどね。メンバーチェンジもよくあって、どの時代が好きかというのもよく語られる。有名なギタリストにはリッチー・ブラックモアがいる。脱退後はブラックモアズ・レインボーとして活動している。
ボーカルであり、キーボード奏者でもあったイアン・ギランが脱退後ギランというバンドを立ち上げて、活動しているが、そのアルバムを1枚だけ持っている。それに入っている「ファイティングマン」という曲がすごく好きだ。静と動が顕著に表れる曲でキーボードもいい感じ。まあ、最近流行りの曲に比べると暑苦しさはややあるかもしれないけど(笑)でも、心が熱くなる曲だ。
パープルのアルバムを初めて聴いたのは確か中学3年の時。あるクラスメートがいいからと貸してくれた。実はその人は小学5年の時から好きだった人だった。大阪から京都に転校してきた私だったが、なぜか言葉は標準語だったため、クラスの一部から嫌味を言われていた。いじめには至らないけど、京都の人はどうも東京弁がいやみたいだ。東京の人は京都弁をいい風に考えてくれるのにね。特に私のいたところが京都でも特に伝統的保守的京都だったためかもしれない。そんな中、結構女子には嫌味をいい、野生っぽい(笑)人でおしゃべりではないけど存在感のある男子がいた。一見恐そうなんだけど、そんな彼が結構クラスで浮き気味の私にさりげない優しさを見せてくれた。今でもそんな何気ない一こまが思い出される。
中学に入ってからも彼のことを思いつつ、告白などするわけもなく、やがて親友が彼のことを好きだと知り、完全に心にカギをかけた。相変わらず、男っぽいその人は女なんか・・・って感じで誰とも付き合う事もなく、マイペースでいたけど、音楽は聴いていたみたいだ。たまたま中学3年の時同じクラスでしかも席が隣になったことがあった。しかし、その頃中2の時に同じクラスになってロックの話で気があって、よく話をしていた子のことが私が好きだと勘違いしたみたいで、それが私にはせつなかった。「ほんとはあなたが好きなのに・・・」しかも親友は私に「どう告白するか」を相談しにくるし。
そんな彼がある日、ほんとは持ってきてはいけないけど、パープルのアルバム「ライブインジャパン」を持ってきて、貸してくれた。すごくうれしくて、大切に聴いた。
時は流れ、大学時代に一度だけ、祇園祭の宵山ぐらいの昼間に彼と偶然出会った。やや距離があったけど、お互いにわかった。そして二人とも会釈した。
それ以来、一度も彼と会っていない。今は何をしているんだろう?
ディープ・パープルにはこんなほろ苦い思い出もあったりする(笑)
番外編だけど、音楽弟子Aは今もしどこかのバンドがDEEP PURPLEのコピーをするから、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のリードギターをやってほしいといわれたら、弾ける。そんなAは今はグッド・シャーロットの曲を練習中だ。
ボーカルであり、キーボード奏者でもあったイアン・ギランが脱退後ギランというバンドを立ち上げて、活動しているが、そのアルバムを1枚だけ持っている。それに入っている「ファイティングマン」という曲がすごく好きだ。静と動が顕著に表れる曲でキーボードもいい感じ。まあ、最近流行りの曲に比べると暑苦しさはややあるかもしれないけど(笑)でも、心が熱くなる曲だ。
パープルのアルバムを初めて聴いたのは確か中学3年の時。あるクラスメートがいいからと貸してくれた。実はその人は小学5年の時から好きだった人だった。大阪から京都に転校してきた私だったが、なぜか言葉は標準語だったため、クラスの一部から嫌味を言われていた。いじめには至らないけど、京都の人はどうも東京弁がいやみたいだ。東京の人は京都弁をいい風に考えてくれるのにね。特に私のいたところが京都でも特に伝統的保守的京都だったためかもしれない。そんな中、結構女子には嫌味をいい、野生っぽい(笑)人でおしゃべりではないけど存在感のある男子がいた。一見恐そうなんだけど、そんな彼が結構クラスで浮き気味の私にさりげない優しさを見せてくれた。今でもそんな何気ない一こまが思い出される。
中学に入ってからも彼のことを思いつつ、告白などするわけもなく、やがて親友が彼のことを好きだと知り、完全に心にカギをかけた。相変わらず、男っぽいその人は女なんか・・・って感じで誰とも付き合う事もなく、マイペースでいたけど、音楽は聴いていたみたいだ。たまたま中学3年の時同じクラスでしかも席が隣になったことがあった。しかし、その頃中2の時に同じクラスになってロックの話で気があって、よく話をしていた子のことが私が好きだと勘違いしたみたいで、それが私にはせつなかった。「ほんとはあなたが好きなのに・・・」しかも親友は私に「どう告白するか」を相談しにくるし。
そんな彼がある日、ほんとは持ってきてはいけないけど、パープルのアルバム「ライブインジャパン」を持ってきて、貸してくれた。すごくうれしくて、大切に聴いた。
時は流れ、大学時代に一度だけ、祇園祭の宵山ぐらいの昼間に彼と偶然出会った。やや距離があったけど、お互いにわかった。そして二人とも会釈した。
それ以来、一度も彼と会っていない。今は何をしているんだろう?
ディープ・パープルにはこんなほろ苦い思い出もあったりする(笑)
番外編だけど、音楽弟子Aは今もしどこかのバンドがDEEP PURPLEのコピーをするから、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のリードギターをやってほしいといわれたら、弾ける。そんなAは今はグッド・シャーロットの曲を練習中だ。