昨日というか正確には今日の0時に「トップランナー」の再放送をやっていた。ゲストはオダギリジョー。観ようと思っていたのにこの前の本チャンの放送はすっかり忘れていた。ゆえに何気なくチャンネルを変えてよかった。見れずに終わるとこだった。やっぱりなかなかおもしろかった。そして彼からジョニー・ディップの名が出たのがなんとなくうれしかった。
何を隠そう、今私が一番好きな日本の俳優がオダギリ・ジョーでアメリカで一番好きなのがジョニー・ディップなのだ。ただし、単にヴィジュアルが好きだからではない。映画人として好きなんだ。
オダギリ・ジョーとの出会いはまず、そのカタカナの名前からだった。その文字が妙にインパクトがあって「一体何モンなんだ」ということから始まる。そしてあるバラエティで初めてその名の人物を見る。「この人がオダギリ・ジョー?」どこかカル~イ雰囲気で、余計に「何者?」と思ってしまった。なぜなら、私は彼が仮面ライダーであることを知らなかったからだ。そうこうするうちにドラマで脇役で見かけるようになる。でも、なんか毎回新鮮なんだ。「この人っていろんな役ができる人なんだ」と見ていておもしろくなった。本で読んだのか、テレビで聴いたのか忘れたけど、彼がジム・ジャームッシュ監督の映画が好きだというのがわかり、ますます彼のことが気になり始めた。というのも私もジム・ジャームッシュ監督の映画が好きだから。『ストレンジャー・ザン・パラダイス』『ナイト・オン・ザ・プラネット』とか雰囲気がすごく好き。最近ではホワイト・ストライプスが出ていた『コーヒー&シガレッツ』がある。彼の映画の音楽にはニューヨークのミュージシャンのトム・ウエイツの曲がよく流れるし、彼自身が出演する。私はトムの音楽も好きだし、まさに彼の曲のイメージにぴったりなのが、ジャームッシュの映画なんだ。ベースはモノトーンだったり、ブルージーな感じ・・・けだるさが漂うというか・・・ジャームッシュ監督は「ベルリン天使の詩」で有名なヴィム・ヴェンダース監督の助監督をしていたことがある。そのせいかどこか似たカラーがある。何せ私はヴェンダース映画が好きだから、その流れからジャームッシュのファンになって当たり前なんだよね(笑)
前にも書いたけど私は学生時代モノクロ写真を撮っていて、自分でフィルム現像から写真の焼きつけまで一人でしていた。といっても大学の中の暗室でだけどね(笑)ゆえにモノクロものに弱い。というかモノトーンにすごく惹かれる。だから、モノクロ写真を撮って写真集まで出しているヴェンダースを好きになるのは必然なんだよね。
なんかオダギリ・ジョーの話から飛びすぎだけど、彼にも同じカラーを感じる。もちろん、モノクロを上手に表現できる人はカラーを使うと驚くべき個性を発揮する。ゆえにヴィムもジムもカラーの使い方もすごく上手い。オダギリ・ジョーにもそんなところを感じる。モノトーンな演技もできれば、カラフルな演技も個性的で魅力的だ。
そうそう彼はアメリカのアクターズスクールで勉強していたのだけど、その時に作ったという短編が「トップランナー」で披露された。スタジオの皆は「なんだかわからない」というのが大方の感想だったし、彼自身も自分ではわかっているけど説明するとそれまでだから言わないとコンセプトを教えてくれなかった。
タイトルは「フェアリー・イン・メソッド」というもので彼の親友という男性が森の中を無邪気に駆け回るような映像となっていた。
でも私は感じた。タイトルからもそれはイメージできた。その主人公は「パック」だ。シェイクスピアの喜劇に『真夏の夜の夢』というのがあるけど、その中の天真爛漫でいたずらっこの妖精がパックなんだ。裸で森の中でいたずらをする。私はこの短編を見て「パック」を思い出した。
もちろんそれが果たしてあっているかなんてわからないし、どうでもいいことだろう。でも、オダギリ・ジョーの奥深さを感じた。
彼の映画で見たことがあるのは『アカルイミライ』『この世の外へ・クラブ進駐軍』・・・これからも彼の出る映画が目白押しだ。楽しみだな~。そうそう彼なら『蜘蛛女のキッス』のウイリアム・ハートの役ができそうだし、見てみたい気がする。
そんな彼が刺激を受けるのがジョニー・ディップらしい。私は『シザー・ハンズ』ではなく『ギルバート・グレイブ』で彼を知った。そしてその演技に惹かれた。(そういえばこの映画でデイカプリオを知り、彼の演技力にも驚いたものだ。)それ以来、ジョニーの出る映画は見れるだけ見ている。『スリーピーホロウ』『パイレーツ・オブ・カリビアン』などほんといろんな役をこなす。
もうすぐ公開の『チャーリーとチョコレート工場』も楽しみだ。
これはティム・バートン監督の映画だけど、ティムの映画もなかなかおもしろい。中学の時愛読していたレイ・ブラッドベリのファンタジーと通じるものがある。『たんぽぽのお酒』とか『ハロウィーンがやってきた』『十月の旅人』とか・・・大人でもきっと楽しめるファンタジーですよ。まだ、夏だけど秋になったらレイ・ブラッドベリの小説をどうぞ(笑)
何を隠そう、今私が一番好きな日本の俳優がオダギリ・ジョーでアメリカで一番好きなのがジョニー・ディップなのだ。ただし、単にヴィジュアルが好きだからではない。映画人として好きなんだ。
オダギリ・ジョーとの出会いはまず、そのカタカナの名前からだった。その文字が妙にインパクトがあって「一体何モンなんだ」ということから始まる。そしてあるバラエティで初めてその名の人物を見る。「この人がオダギリ・ジョー?」どこかカル~イ雰囲気で、余計に「何者?」と思ってしまった。なぜなら、私は彼が仮面ライダーであることを知らなかったからだ。そうこうするうちにドラマで脇役で見かけるようになる。でも、なんか毎回新鮮なんだ。「この人っていろんな役ができる人なんだ」と見ていておもしろくなった。本で読んだのか、テレビで聴いたのか忘れたけど、彼がジム・ジャームッシュ監督の映画が好きだというのがわかり、ますます彼のことが気になり始めた。というのも私もジム・ジャームッシュ監督の映画が好きだから。『ストレンジャー・ザン・パラダイス』『ナイト・オン・ザ・プラネット』とか雰囲気がすごく好き。最近ではホワイト・ストライプスが出ていた『コーヒー&シガレッツ』がある。彼の映画の音楽にはニューヨークのミュージシャンのトム・ウエイツの曲がよく流れるし、彼自身が出演する。私はトムの音楽も好きだし、まさに彼の曲のイメージにぴったりなのが、ジャームッシュの映画なんだ。ベースはモノトーンだったり、ブルージーな感じ・・・けだるさが漂うというか・・・ジャームッシュ監督は「ベルリン天使の詩」で有名なヴィム・ヴェンダース監督の助監督をしていたことがある。そのせいかどこか似たカラーがある。何せ私はヴェンダース映画が好きだから、その流れからジャームッシュのファンになって当たり前なんだよね(笑)
前にも書いたけど私は学生時代モノクロ写真を撮っていて、自分でフィルム現像から写真の焼きつけまで一人でしていた。といっても大学の中の暗室でだけどね(笑)ゆえにモノクロものに弱い。というかモノトーンにすごく惹かれる。だから、モノクロ写真を撮って写真集まで出しているヴェンダースを好きになるのは必然なんだよね。
なんかオダギリ・ジョーの話から飛びすぎだけど、彼にも同じカラーを感じる。もちろん、モノクロを上手に表現できる人はカラーを使うと驚くべき個性を発揮する。ゆえにヴィムもジムもカラーの使い方もすごく上手い。オダギリ・ジョーにもそんなところを感じる。モノトーンな演技もできれば、カラフルな演技も個性的で魅力的だ。
そうそう彼はアメリカのアクターズスクールで勉強していたのだけど、その時に作ったという短編が「トップランナー」で披露された。スタジオの皆は「なんだかわからない」というのが大方の感想だったし、彼自身も自分ではわかっているけど説明するとそれまでだから言わないとコンセプトを教えてくれなかった。
タイトルは「フェアリー・イン・メソッド」というもので彼の親友という男性が森の中を無邪気に駆け回るような映像となっていた。
でも私は感じた。タイトルからもそれはイメージできた。その主人公は「パック」だ。シェイクスピアの喜劇に『真夏の夜の夢』というのがあるけど、その中の天真爛漫でいたずらっこの妖精がパックなんだ。裸で森の中でいたずらをする。私はこの短編を見て「パック」を思い出した。
もちろんそれが果たしてあっているかなんてわからないし、どうでもいいことだろう。でも、オダギリ・ジョーの奥深さを感じた。
彼の映画で見たことがあるのは『アカルイミライ』『この世の外へ・クラブ進駐軍』・・・これからも彼の出る映画が目白押しだ。楽しみだな~。そうそう彼なら『蜘蛛女のキッス』のウイリアム・ハートの役ができそうだし、見てみたい気がする。
そんな彼が刺激を受けるのがジョニー・ディップらしい。私は『シザー・ハンズ』ではなく『ギルバート・グレイブ』で彼を知った。そしてその演技に惹かれた。(そういえばこの映画でデイカプリオを知り、彼の演技力にも驚いたものだ。)それ以来、ジョニーの出る映画は見れるだけ見ている。『スリーピーホロウ』『パイレーツ・オブ・カリビアン』などほんといろんな役をこなす。
もうすぐ公開の『チャーリーとチョコレート工場』も楽しみだ。
これはティム・バートン監督の映画だけど、ティムの映画もなかなかおもしろい。中学の時愛読していたレイ・ブラッドベリのファンタジーと通じるものがある。『たんぽぽのお酒』とか『ハロウィーンがやってきた』『十月の旅人』とか・・・大人でもきっと楽しめるファンタジーですよ。まだ、夏だけど秋になったらレイ・ブラッドベリの小説をどうぞ(笑)