ときどき、金曜日の会社帰りに街中に出る。だいたいはタワーレコードに行くんだけど、また今日も別にCDを買うつもりはなかったのに立ち寄ってしまった。
なんていうんだろう。あの音楽を求めている人たちが集まる空間が好きなんだ。
何万という音楽がそこにあって、人はその中から一枚のCDを選び出す。
これって、本当は宝くじぐらいのすごい確率なんじゃないのかな?音楽は世界中から来ているんだよ。この地球全体から・・・
そこからの一枚。
その手が握りしめたCD
それが奇跡の始まりになるんだよね。
私はそんな場所で、今までどれだけ知らないバンドやアーティストと出会っただろう?
マイケミカルロマンスだってそうだし、MAEだって、スノウパトロールだってそうだ。ラジオとかでもまったく聴いたことがなくて、タワーレコードの試聴コーナーで初めて出会ったんだ。そして、その中でも特に1発で、最初のイントロで好きになったのがマイケミ・・・
彼らの凄さを今改めて知る。
でも、今日は買わなかったけど、試聴コーナーで聴いたTHE RED JUMPSUIT APPARATUSはよかった・・・実は彼らはちらりとスカパーでPVを見たことがある。でも、そのPVの記憶より音の残像というか残響の方がしっかりと耳に残っていて「好きだ」っていう感覚がそこに重なって自分の中に蓄積していた。
だから、今日聴いて好きだと思うのは必然なんだ・・・ただ、今お金が無いので買うのはやめた。いつか買うとは思うけど・・・
試聴だけして、帰りにシースルーのエレベーターに乗って、京都の街を見下ろした。でも、不思議なことにその夜景の京都の景色より、隣のエレベーターと上下にすれ違う時のあの感覚が自分の中に切り取られた。
私はその時は本当の私ではない。映画を撮っている監督の気分だ。このエレベーターで下に降りていく人ともう一機のエレベーターで上に上がっていく人が、その時は気づかないけど、どこかで必ず出会うんだ。さっき、下に降りた子が聴いていた音楽を上に上がっていった子が聴く。そして、音楽と音楽で2人は結ばれていく。見えない運命の糸は赤くなくて、実はト音記号を果てしなく伸ばしたものなのかもしれない。
夜の街の人込み、多くの人が行き交う交差点、ビルのネオン、バスの明るい内部、待ち合わせている人たち・・・
その中に皆の気づかない多くの出会いがすれ違っているのかもしれないと思うと、心がなんだか温かくなっていく。
明日はあなたに出会っているのかも・・・
なんていうんだろう。あの音楽を求めている人たちが集まる空間が好きなんだ。
何万という音楽がそこにあって、人はその中から一枚のCDを選び出す。
これって、本当は宝くじぐらいのすごい確率なんじゃないのかな?音楽は世界中から来ているんだよ。この地球全体から・・・
そこからの一枚。
その手が握りしめたCD
それが奇跡の始まりになるんだよね。
私はそんな場所で、今までどれだけ知らないバンドやアーティストと出会っただろう?
マイケミカルロマンスだってそうだし、MAEだって、スノウパトロールだってそうだ。ラジオとかでもまったく聴いたことがなくて、タワーレコードの試聴コーナーで初めて出会ったんだ。そして、その中でも特に1発で、最初のイントロで好きになったのがマイケミ・・・
彼らの凄さを今改めて知る。
でも、今日は買わなかったけど、試聴コーナーで聴いたTHE RED JUMPSUIT APPARATUSはよかった・・・実は彼らはちらりとスカパーでPVを見たことがある。でも、そのPVの記憶より音の残像というか残響の方がしっかりと耳に残っていて「好きだ」っていう感覚がそこに重なって自分の中に蓄積していた。
だから、今日聴いて好きだと思うのは必然なんだ・・・ただ、今お金が無いので買うのはやめた。いつか買うとは思うけど・・・
試聴だけして、帰りにシースルーのエレベーターに乗って、京都の街を見下ろした。でも、不思議なことにその夜景の京都の景色より、隣のエレベーターと上下にすれ違う時のあの感覚が自分の中に切り取られた。
私はその時は本当の私ではない。映画を撮っている監督の気分だ。このエレベーターで下に降りていく人ともう一機のエレベーターで上に上がっていく人が、その時は気づかないけど、どこかで必ず出会うんだ。さっき、下に降りた子が聴いていた音楽を上に上がっていった子が聴く。そして、音楽と音楽で2人は結ばれていく。見えない運命の糸は赤くなくて、実はト音記号を果てしなく伸ばしたものなのかもしれない。
夜の街の人込み、多くの人が行き交う交差点、ビルのネオン、バスの明るい内部、待ち合わせている人たち・・・
その中に皆の気づかない多くの出会いがすれ違っているのかもしれないと思うと、心がなんだか温かくなっていく。
明日はあなたに出会っているのかも・・・