HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

夜行バス

2007年07月25日 | TOKYO DROP
あのことがあってから、TOKYO DROPの長距離移動はもっぱら長距離バスのよう。ライブの後疲れて運転するよりは安全かもしれない。

TOKYO DROPに限らず、どのバンドやアーティストにおいても、とにかく長距離を運転するときは無理はせずになにより安全を優先してほしいな。

話を戻すけれど、長距離バスの乗車経験は私が今まで生きてきた中で一番長いので京都→東京までで、あとはスキーで行った大阪⇔長野ぐらいかな?あるいはイギリスでは何度か長距離バスに乗って旅をした。

はっきり言って私の乗るバスはいつも決して快適とは言えなかった。まあ、日本ではひとりでは乗ったことはないけれど、イギリスではいつも一人だ。

でも、案外いつも、適度な空間があるので、となりの人に煩わされることはなかった。いっぽう日本では友達といっしょだったので安心は安心なんだけど、かなり窮屈で熟睡なんてことはありえなくて、到着した朝なんか時差ぼけの人みたいな感じだった。

でも、私は朝が明けていくのをバスの車窓から見るのが好きだった。

街は群青色に染められて、オレンジの街灯に照らされている道がそれを縁取る。やがて、だんだん群青色が薄青に変わり、白っぽくなっていくと夜明けがやってきて、街が目覚めていく。

そんな様子を窓のカーテンをそっと開けて見ると、なんて美しいんだ、この世界は・・・って、ただのビル街ですら思ってしまう。


ふと思う。TOKYO DROPのメンバーもそんな景色を見ているのかな?って・・・


それは東京の朝だったり大阪の朝だったり。


どっちの朝がいいとかはないだろうけど、きっとそれぞれがそれぞれの香りのする朝を彼らの前に広げるのだろうね。


「おかえりなさい。あなたの朝へ」

って・・・


旅の終わりにいつも手に朝日を握り締めるあなたたちが見える・・・
コメント
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