HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

渡會将士&キャプテン(from FoZZtone) at 京都SOLE CAFE

2010年11月27日 | FoZZtone
今年1月に行った片岡大志さんのライブがあった大阪の雲州堂も住宅地にあって
かなり、アットホームな空間だった。リハ中も外にいれば、すぐそこに
音が聞こえてた。そんな場所だからすごく温かい時間を持てた。

しかし、昨日初めて行った京都のSOLE CAFEはさらにそのアットホームさが
凝縮されていて驚いた。だいたい場所的にもふつうの住宅地の間にさりげなく
ある家なんだもの。そこは私の元地元でそれこそバスで向かうときに
中学時代の同級生の家とかが車窓から見えて、みんなどうしてるかなぁ~
なんて思うぐらいのふつうの場所なんだ。

このカフェについては真田暎人さん(ex Jet Lily Star)や長尾さん(ex Jet Lily Star)
が最近ライブをされる場所なので、名前は知っていたけれど、いつもタイミングが
合わず一度も彼らのライブには行けてなかった。

が、今日はちょっとミラクル的にスケジュールが空けられ、
渡會さんとキャプテンのアコースティックライブに
行く事ができた。

開場前に行くとリハをやっている渡會さんの姿が見えたし
(あのYOU TUBEでも確か被っていた帽子を被ってた)
歌声もかなり聞こえてた。そして菅野さんもいたんだけれど
途中入り口からふつうに出て来て、そのままどこかへ消えてしまった。

さて、開場して中に入るとそのスペースにびっくり。
みなさんの中学校時代を思い出して。
その教室で教壇あたりに渡會さんとキャプテンがいるとする。
で、前から3列目までの席にみんながいる。
しかも机がないから、イスだけなので
その分人が座れるから5列になって座っている。
しかも横に10人ほど詰めてすわっているのを想像して。
それぐらいこじんまりしているってわけ。
だいたい50人ちょっとでいっぱいのスペース。
どれだけ近いかわかります?

さて、開演時間より少しだけ遅れて
まず渡會さん登場!

あまりに近いから少し照れ気味だったような。

最初少しMCがあって
それから1人で3曲。

まず「大脱走のテーマ」
どこか自分の声を確かめ、ギターの弾き具合を
確かめるような感じで歌われてた。

次はなんか生活感漂う歌詞だったけれどなんの曲か
私はわからなかった。ご存知の方いらしたら教えてください。
でも、この曲は少しだけ。

なんでも少し待っている間に冷えちゃったみたいで
体温を今あげようとして調整しているらしかった。

3曲目はコリーヌ・ベリー・レイの曲のカバー。
タイトルはわからないけれど、ふわっとした曲でした。
彼女と実際に出会った話は確か、昔ブログで渡會さん
書いてましたよね。すごくかわいかった~って。


このあとにキャプテン登場。

キャプテンはカフォーンと小さなシンバルで演奏。
で、コーラスも担当。こんなに近くでキャプテンを
見たのは初めてだけれど、オトナのかっこよさを
持ちつつ、お茶目なキャラでした。

「キャプテンです」と低音のいい声で登場した彼に
途中渡會さんが「2丁目」とか言い出して、ときどき
キャプテンは2丁目キャラ、すなわちおかまキャラも
演じてくださいました。(これが笑える。)

とにかく渡會さんが言うように

今夜は2割が音楽で8割がMCっていうぐらいの
盛りだくさんのMCでした。

キャプテン登場以降のセットリストは

音楽
Jaguar in the stream
slow flicker
レインメーカー
Black Sheep Dog
黒点
Jumping Girl
海へ行かないか

EC) polka dots

その曲と曲の合間にいろんなジャンル?の
トークがくりひろげられました。

最初の方でお二人にキリンの瓶ビールが渡され、
それを飲みながらのライブで

渡會さんいわく

「アルコール入れながらのライブは初めて。」

ゆえにトークがますます炸裂するし、
彼の気の抜いた素みたいなのがちらほら伺えました。


このライブのコンセプトは

渡會アントーニオ!&キャプテンコルテスです!

と最初スパニッシュな名前で登場したときから
お二人から頻繁に発せられた

「アミーゴ」であったようです。

すなわち友達。

MCの内容を箇条書きにすると

どうしてソーレカフェでライブすることになったか?
フラッドの佐々木さんのライブのときに
赤鬼さん(フラッドのマネーじゃー)の指令により
バースデーサプライズをすることになりケーキを
探しまわって、入り口の外で入るタイミングを
計っていて大変だったという話。
竹尾さんが木目が好きでお酒飲むときは木目が側に
あればいいというような話。
ジョジョの話。
など。

これを具体的に書こうとすると何日もかかりそう。

あと客にたずねた京都のこと。
この京都の話を客にふったとき、ギターの弦が切れて
それでチューニングしてた渡會さん。
彼は残りの5弦で弾けるか調整してたんだ。
すごいね。こういうの。確かに押さえるところを
変えると弾けるかもしれないけれど
頭の中でそれを組み立てるのが大変だよね。

私が印象に残っているのは

「黒点」のときに

この曲が一番ライブで演奏していると思うと。
そして、この曲を書くときロックンロールを書いてやるって
思ってかいて、いままでのファンがどう思うかわかんないけれど
ロックをやるんだって思ったっていうような話。

そして、この曲を出したあとから
FoZZtoneがロックンロールバンドだと言われるようになったと。

ということは

私はロックバンドになった瞬間にフォズと出会って
フォズに一目惚れしたわけだ。

渡會さんは男はロックンロールだ!みたいなことを
キャプテンにだめなオトナっていうような
ちょっと失礼かもって思うようなこともいいつつ
だけどそれがロックだみたいな事を言ってました。

私はそこでは言えなかったけれど

女もロックだ!

って。私はロックというものがあるから生きれてるんだもの。

やっぱり「黒点」は私の中ではナンバーワン。

「Jumping Girl」の時は客とのコール&レスポンスで
すっごく盛り上がりました。楽しかったよ~。

ラストの曲「海へ行かないか」をやる前に

ふとソーレカフェのトイレに「オトナモード」のポスターが
貼ってたという話から、オトナモードもメンバーがやめて
今は高橋さんひとりでやっているとか、Serial TV Dramaの前のボーカルの
伊藤さんの話とか(メジャーになってから突然辞めたよね。彼)の
話になり、やめてもうどこかへいってしまって
目の前にはいなくなってしまった人たちもふつうに日常を
生きていて、元気にやっているという話から
あの人ともよくあうんだけれど、いろいろおもしろい話も
あるんだけれど、元気でいるよ。

ってちらっと最後に付け加えました。

これが案外ぐっと心に来た私です。

これってコッシーのことだものね。

それからソーレの方にマイクをすべてオフにしてくださいと
言ってから、ライティングも落として、まさに生ギターとカフォーンと生歌で
「海を行かないか」をやってくれたわけです。

これは本当に最高にすばらしかった。
カフェの外は道路なんだけれど、車の通過する適度のフオ~ンという音が
ときどき合間に入ったり、車のヘッドライトがピカッピカッと
ドアのカーテンの隙間から店内に入ってくる感じが
また思いがけない演出効果でしたね。


たった2人きりのライブでアコースティックライブなのに
ロックが渦巻いていて、それが私にはすごくうれしかったし
やっぱりすばらしい人だな、渡會さんはって思った。

一旦は奥に入った彼らでしたが、
アンコールで登場してくれて

polka dotsをやってくれて感動した。

♪うずまくコーヒーの中にそそぐ白いミルクにじむのを見てる

っていうフレーズがぴったりの場所がSOLE CAFE。

だから選んだのかな?

ドリンクってふつうはアルコールかソフトドリンクだけなのに
ここはカフェなのでカフェオーレとかブレンドとかも
いっしょに頼めるの。

で、私は外で開場待ちしてた時に冷えた身体を
そこで頼んだカフェオーレで暖められました。

また、時間ができたら書ききれなかったことも
書くかもしれないけれど

こんなに楽しくて、心温まるライブって
人生でそうあるもんじゃないな~って
思った夜でした。音楽も最高、トークも
彼ならではの聞きやすくて、核のあるトークだから
聞いてて楽しめるし、店内の雰囲気や店長さんの
雰囲気も温かくて最高でした。

渡會さんとキャプテン!そしてSOLE CAFEさん!
ありがとうございました!

もうあそこにいた人みんなアミーゴだぜ~!!!!!





コメント (2)
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