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うめはん

仕入れ先の京都から足を延ばして、電車で阪急百貨店うめだ本店に行ってきました。

店舗スケールの大きさが話題になっていたので、以前から見てみたかった百貨店です。

流通業界の専門誌によると、昨年11月の新装開店以来、百貨店業界で注目される

同店の総投資額は600億円で、前年実績の1,7倍にあたる2130億円の初年度売上高を

見込んでいるとのことです。

品揃えの質と量、売場のデザインやグレード感は「西日本一の百貨店」らしく、ぜいたくな

売場づくりでした。驚いたことに、中央のエスカレーターは上下2本ずつが並走。

▲9~12階に作られた吹き抜けの「祝祭広場」

この店で特に話題になっているのが、吹き抜けのシアターとなっている「祝祭広場」。

ちょうど九州物産展が開催中ということで、広場では奄美大島の民謡が披露され、

劇場のように配置された石段に大勢の人が集まっていました。

あえて、「売らない空間」をぜいたくに配置することで、来店客の滞在時間が長くなるように

工夫されています。

ネットで洋服を買う人が増えている時代に、わざわざ百貨店に足を運ばせるには、

原点に戻って「百貨店に行くとワクワクする。」という業態価値をとりもどすことが必要です。

店内をくまなく見る時間がなかったのが残念ですが、いろいろ勉強になった店舗見学でした。

 

 

 

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