寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

思わぬところでボロが出てしまいました(20140722)

2014年07月22日 10時02分39秒 | 日記・エッセイ・コラム

 最近、嬉しい報せを受け取りました。それはある団体からその団体に登録した私の書籍「その日から 子供の戦争・戦後体験記」が○○出版文化賞の入選候補作品に選出されたということです。まさかと思いましたが、通知書類にはそのように書かれていました。もしかしたら等と自分の力量以上の期待を持ってしまいましたが、そんな力量以上のものを期待できるはずがありません。

 私は晴れがましいことはあまり好まないので、大学を退職するときも辛うじて資格はあったのですが名誉教授の称号を辞退しました。それは一つの意地を張ったわけです。つまり業績もろくにない人が仲間同士で相互に推薦し合って手に入れたいという人たちと同列になりたくないと思ったのですね。また当該大学では不正行為をした人に早期退職するなら名誉教授の称号を授与するなどという取引材料にしているという噂もあります。友人達はそれでも貰えるものなら貰っておけと言いましたが、私は意地を通しました。

 しかし所属していた学会から功績賞を授与し名誉会員にするという話があったときには嬉しそうに貰いました。それは利害関係がないことを知っていたからです。

 表題に書いたのですが、入選候補作品に推薦されたとの通知にははっきり言って嬉しかったですね。それが自分の意地を通すという考えがもろくもボロを出してしまったと反省しているところです。 

 


私の梅雨明け宣言「クマゼミが鳴き始めました」(20140722)

2014年07月22日 07時42分15秒 | 日記・エッセイ・コラム

 本日(7月22日)6時40分頃クマゼミが騒々しく鳴き始めました。この蝉が鳴き始めるのは梅雨明けの日となっているようです。

 蝉について調べてみると蝉はカメムシと同じ仲間であることがわかりました。春先に大量に出てくるあのワックスのような臭いを発生するカメムシと同類なんて知りませんでした。いろんなことを調べてみると意外なことがわかりますね。

 クマゼミが鳴き出すと蒸し暑い感じがさらに強くなってきます。私が初めてこの蝉の鳴き声を聞いたのは50年ほど前に長崎の雲仙地獄を見に行ったときでした。

 ロープウェイの頂上駅にあった店に入って大きなケースに入った樹氷の標本というものを店の方が見せてくれたとき、突然騒々しい音が鳴り響きました。新しい音楽の始まりかと思って店員に聞くと蝉の鳴き声だというので驚いてしまいました。長崎ではジゼミと言っていたと思いますがあれがクマゼミだったのですね。

 当地でこの蝉が鳴き始めたのは20年ほど前だったと思います(記録を残していなかったのですが)。気温上昇が少しずつ進むのと相まってクマゼミも北進してきたのですね。