寓居人の独言

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ついに犠牲者を出したSTAP細胞論文異変(20140806)

2014年08月06日 11時09分25秒 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、理化学研究所の笹井芳樹氏が、STAP細胞の検証実験が進行している最中に自殺したという報道が流れた。こんなことにならなければ良いがと心配していたのに誠に残念なことでです。STAP細胞存在の検証実験の結果が出てから身の処し方を考えても良かったのではなかったのだろうか。と言っても自殺という想定は存在しないのだが。
 笹井氏の業績はネットで見ると輝かしいものである.将来その豊かな才能をさらに伸ばせる機会があったというのは想像に難くないと言われていた。外国報道によると我々は日本の否世界の希望の一人を失ったと伝えている。
 笹井氏が自殺という結末を選ぶまでには過酷な精神の葛藤があっただろう。そこには報道の執拗な追求もあったかもしれない。問題論文の処理についての希望と後悔の葛藤もあったのかもしれない。職務上の責任も考えたことだろう。その他研究の将来についても考えただろう。しかしこんな推測をしてもどうしようもないことだろう。
 今の私には笹井氏のご冥福をお祈りすることしか出来ない。