我が家の北西隅の道路はちょっとした三角地帯になってい
ます。5月の初め頃には蕗が出て近くの女性が採りにきて刈
っていってくれます。しばらくすると、茗荷がたくさん出て
きます。茗荷は和賀の敷地内に数本植えたのが、敷地からは
み出して群落(というほどではないのですが)を作ります。
茗荷は現在伸びすぎたようで誰も採集しにきません。その
わきにヘビイチゴ(せいしきめいしょうはふめいです)が繁
殖して赤いかわいらしい実を付けています。ヘビイチゴと呼
んでいますが、バラ科記事むしろ続の植物で花床(実)には
毒はないそうです。今年の四月頃だったと思いますが、NHK
の朝の番組で火野正平さんがヘビイチゴの実を食べていまし
たが甘いといっていました。
私が子供の頃、田んぼのあぜ道などにたくさんなっていまし
たが、名前がいやで食べたことはありませんでした。しかし、
ろ道路脇にエニシダのように生えている木イチゴはたくさん
食べましたね。木イチゴは赤いものと黄色いものとがありま
した。熟していないものは粒の所に生えている細いとげのよ
うなものが邪魔して食べられませんでした。熟すとそれが目。
立たなくなり食べても気になりませんでした。甘いものがな
かった時代ですからツツジな花の蜜を吸ったり、木イチゴの
実や上等なものは”どどめ”とも呼ばれる濃い赤紫色の桑の実
でしたね。どどめはたくさん食べると口の周りがどどめの色
でムラサキになります。現今では、桑酒というのがあるそう
だし桑の実としても売っているようです。