寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

ミョウガとヘビイチゴ

2017年06月05日 12時10分29秒 | 日記・エッセイ・コラム

 我が家の北西隅の道路はちょっとした三角地帯になってい

ます。5月の初め頃には蕗が出て近くの女性が採りにきて刈

っていってくれます。しばらくすると、茗荷がたくさん出て

きます。茗荷は和賀の敷地内に数本植えたのが、敷地からは

み出して群落(というほどではないのですが)を作ります。

 茗荷は現在伸びすぎたようで誰も採集しにきません。その

わきにヘビイチゴ(せいしきめいしょうはふめいです)が繁

殖して赤いかわいらしい実を付けています。ヘビイチゴと呼

んでいますが、バラ科記事むしろ続の植物で花床(実)には

毒はないそうです。今年の四月頃だったと思いますが、NHK

の朝の番組で火野正平さんがヘビイチゴの実を食べていまし

たが甘いといっていました。

私が子供の頃、田んぼのあぜ道などにたくさんなっていまし

たが、名前がいやで食べたことはありませんでした。しかし、

ろ道路脇にエニシダのように生えている木イチゴはたくさん

食べましたね。木イチゴは赤いものと黄色いものとがありま

した。熟していないものは粒の所に生えている細いとげのよ

うなものが邪魔して食べられませんでした。熟すとそれが目。

立たなくなり食べても気になりませんでした。甘いものがな

かった時代ですからツツジな花の蜜を吸ったり、木イチゴの

実や上等なものは”どどめ”とも呼ばれる濃い赤紫色の桑の実

でしたね。どどめはたくさん食べると口の周りがどどめの色

でムラサキになります。現今では、桑酒というのがあるそう

だし桑の実としても売っているようです。