寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

男の手料理(といえるかな?) (4)

2011年07月18日 18時47分43秒 | 日記・エッセイ・コラム

 最近、妻が息子の看病で疲れ気味なので、ほとんど毎日毎食筆者が調理をしている。中で好評だったのが、ハンバーグであった。ハンバーグなんて誰でも作れると思っていたが、挽肉以外に野菜を多量に入れることにしたら、なかなか挽肉がまとまらない。タマネギをほぼミジン切りにし、にんじんも同じようにしたが、手の間からこぼれてしまう。それでほんの少し小麦粉を入れてみた。ついでにコショウと塩も入れた。そこでアメリカはサンフランシスコの小さなハンバーグ屋へ入ったときのことを思い出した。料理人が目の前でソフトボールくらいの大きさのハンバーグ用に野菜などを混ぜ合わせた塊を、ピッチャーがグラブにボールをたたきつける要領で手でもう一方に手へぶつけていた。筆者もそれを真似て手でぶつけるようにしてみたところ、ハンバーグの素は見事に粘りが出てきた。アメリカのハンバーグ屋の料理人は、木炭が赤々と熾きているアミノ上で焼いていたが、筆者の家にはそんなものはないので、平形のフライパンに少量の油を引いて焼いた。初めはフタをして長めに焼いた。しばらくしてひっくり返してみたところ、焼け焦げがほどよくついていた。再びフタをして初めの時間より少々短めの時間がたってから、ふたを取り、水分を蒸発させた。これは中身を見ながら行う。肉の焼ける匂いがし出したら火を落としフタをして蒸らした。

できあがったハンバーグは、ほどよく焦げ色がつきふっくらと盛り上がったものになった。ナイフを入れて切ろうとすると肉汁がにじみ出てきた。中心の方まで火が通っており香りも良くできあがった。

次に付け合わせであるが、よく洗って表面の泥をとった中くらいのジャガイモを二つ切りにしたものと、一本のニンジンの皮をむいたものを大ぶりに切り(両方でで約200グラム)を深皿に入れラップを掛け、ラップに少し小さな穴を空けて電子レンジで6分間温めた。これにモヤシと冷凍インゲンとタマネギの細切りを少量の油で炒めたものを作った。

スープはカボチャをおろし金ですり下ろしだしを入れて煮立てて作った。味付けは塩コショウでウス味にした。これがまた非常に好評であった。もちろん家族にである。

というようにある日の筆者の家の夕食が出来た。写真を撮ってなかったのが残念でした。


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