福岡空港でレンタカーを借りて、唐津→伊万里→平戸→九十九島→長崎という経路で旅をした。
今回は、唐津の朝市を紹介する。唐津を訪ねたのは、今回で3度目になる。
平日の故か、さびしげな朝市であった。はじめてきたときは、店が道路の両側に並んでいて、人々に活気があって賑やかだった。
高齢化の影響かという考えがふと浮かんだが、元々朝市は地元周辺の農家の方や、漁業の方、商いが専業の方々もいるだろう。そのような仕事をしている高齢者の方々が自分の家で取れたあるいは作ったものを持ち寄って商いをしていたので、高齢化のの影響と言うことはないだろうと思う。
そんななかで水産加工の仕事をしている店をのぞいた。年配の女性が脇目もふらず仕事をしていた。50~60cmの魚(ソイとかいったと思う)をなん百匹も次から次へと裁いていく仕事
ぶりには感心した。かまぼこなどの練り物にでもなるのだろうか。
港へ行った。姿のよい帆船が停泊していた。こんな帆船で周遊したらいい気分だろうと思った。海から見る陸の様子は、陸のなかで見るのと違った見え方がすることが多い。
旅は、いずれにしてもよいものだ。
またここへ来ることがあろうかと思う。そのときは賑わいを取り戻していることを期待したい。
ここで食べた、焼き芋がうまかったのを突然思い出した。それはなかが白いにもかかわらず金時いものようにうまかった。
唐津にはその昔、秀吉が朝鮮遠征の時に築いた城の跡がある。
”つわものどもの夢の跡”