きました。 新興国アジアの国だから、建築物が大きいのでしょうか。ショッピングモールには、いったいどれくらいの人間が入るのだろうか、と思うほど、巨大なタワーが人を呑み込み、駅もエアコン
が配備され、ああ、油田があったのだわ、と 一度でインドと中国に出かけたようなイスラム文化のクアラルンプールでした。「定礎」の文字をみつけました。東京以上に海外のブランドがそろって競っていると感じたのは、私だけでしょうか。
ガソリンは日本の3分の1ほどに当たる?1リットル当たり、1,9リンギット(49円 ?)です。
まだ環境は配備される過程にあるでしょう、古い物と新しい物、南国のココナッツの林の中にイスラム建築が見えるのが新鮮でした。 ロシアの人もいて、国際都市だと実感します。
交通量が多いので、信号の不備も歩行者の工夫次第で、赤信号でも、止まっている車の間をぬって渡り歩きます。
滞在中は、いつ日の出があったかわからないほど、太陽が澄んでいるわけでもなく、日本のラニーニャのように眩しくなくて、夕方の五時だというのに、まだ太陽が高い位置に居座っていました。
輸出産物には、パーム油(ヤシの実から採れる)・ゴムetcがあります。 けれど、いったいどれほどのマレーシアの人たちがこのヤシ油のことを心配しているでしょうか。産業を生み、輸出し、バイオエネルギー
にもなっているそうですが、日本の外食産業やスナック菓子には、パーム油が使われているそうです。マーガリンもそうらしいです。が、買い物がてら表示を見てみると、パーム油という表記はありませんでした。コレステロール 0 と書かれているけれど、トランス脂肪酸だから、メタボに関連があるのではないでしょうか。 こんなにも言うのには、久々の油当たりだろう、を覚え、自分のことでもなくて、少々心配しているのです。 まだ必要なアフリカや中国インド等地域があるから、パーム油を生産して輸出しているそうです。 (ボランティアの観光情報局)
ガイドさんでも、ヤシ油擁護の記事を紹介していました。国には、国なり、党には党なりの産業政策があるのでしょう。
粉菓子・柔らかいパンが多く、それらすべてがパーム油から作られたマーガリンがはいっていると思うと、心配です。マレーシアの麺は、とても柔らかく(茹でる時間が必要ないような素材)油と甘辛の味で調味されていました。 歯ごたえのあるものを探しているうちに、柔らかい物がおなかにちょうど良くなったほどです。 珍しくは、タピオカのイモのふかしたのを食べました。ちょうど、京イモかヤツガシラのような感じです。
宿泊先では、NHKも海外放送も届いていました。 自分がいったいどこにいるのやら、と旅の非日常も、アパートの快適さのおかげで、大きな違和感もなく、普段とあまり変わらず、不思議な感覚が部屋にいると起きていました。 西洋美術館の青柳さんの放送番組を見ました。オリーブは潰瘍にも使われていたのが「シ」に記されていましたが、青柳さんもおっしゃっていました。私も実際に、オリーブの良さを実感しています。
セントラルマーケットで、ドーモ君の疑似マスコット人形を見つけました。文字入りと、文字なしのがあって、さすがにどこで作られたかは、手に取ることもなく、写真にだけ収めました。
女性でもひとりで出かけています。 タクシーには、気をつけましょう。怖い人はあまりいません。 食事は、体調に合わせればなんとかなるでしょう。 日本食の店もありました。 xxホテルのサンドイッチと比べたら、値段も質もずっとましです。
面白かったのが、博物館で見た「セノイ族」の映像です。 一族で林を切り開き、家を建て、屋根を葺き、どのように耕すか、男女が役割を分担している様子が、本当によく録画されていました。 部族は、
何かの危険を感じると、一族がかつて住んでいた一帯を離れてしまうのに、映像は長時間に及んで、かなり至近距離で丁寧に記録されていました。それが、不思議でした。
河合隼雄さんの本で「セノイ族」のことを知り、当時読んだ時には、裸族をイメージしていませんでした。 これが・・・とじっくり見てきました。 家長に当たる人が家族ひとりひとりの夢を話題にして会話を繋ぎ、制する人も罰する人もいないと書かれていたように思います。 夢に現れた話題を語ることで、心の中に起こっている何かがはっきりするから、その時点で解消し、他人にまで攻撃するには至らないのでしょうか。
「シ」に書かれたマレーシアとは、100年前では、インドネシアに当たるでしょうか。 数字の読み方のページを見せると、インドネシアだとホテルの女性は答えました。