母 夢にいで 久しぶりに 枕を濡らす朝
たいていは、夢は現実の日常から反応した、自分自身の投影だと思います。
現実の母でもないような、自分を足して二で割ったような母を借りた姿で登場する。
ただ私にとっては気持ちをゆだね、心から安心して甘えられる唯一の存在なのでしょう。
現実に存命の時には甘えることもなかっただろうけれど。
人は誰かを借りなくては、気持ちや意識を伝えられないのかもしれません。
母がどうして鬱になったのか、しおらしい姿で夢に登場し、私に心配させたりして・・・
夢が自分の深層を照らし出し 意識で目覚め 改めて解消を掴んだりしているような盆の朝。
繋げる人と場と手段があってよかった。