久しぶりにトーハクに出かけました。
出かけて気になった名前などをメモする時もあります。
今回は、陵王を能楽のコーナーで知りました。名前は聞いたことがあります。(帰宅してから調べるとドラマになっているのを知りました。)展示物の説明によると、美男子で、お面をつけたそうです。
墨絵の巻物展示では、「先徳図」とあり、その中のひとりの僧は、腕が切れて描かれていました。
初めての出会いで、近くで同じように見ていた方に何の気もなく「これ、すごいですね」と声をかけると、「雪舟の国宝にもありますよ」とその云われを教えてくれました。見かけたことはなかったけれど、まさか腕が切り落とされていたのには、気づきませんでした。ぼやっとみていたわけです。ひとりの時間には限度があります。
教えてくれた方に感謝です。(雪舟は明の時代に絵を学びに出かけ47歳から2年間滞在していたようです。10歳で出会った最高の師をもてるほどの力量というべきか!)
今回、禅宗のことが取り上げられ、私にわかったのは、如来と菩薩の違いぐらいです。そして大日如来の印の組み方は、左指を右手で握る組み方で、如来を守る菩薩は両手を横八の字のように印を組んでいました。そういえば、忍者ハットリくんや忍者は如来と同じような組み方で姿を消していたようだと、思い出していました。
それにしても宗派によっても如来と菩薩は変わるそうだとも、言っていました。