Le petit Prince

家事においては『料理派』と『掃除派』に分かれると聞いた事があるのだけれど、本当なのか？　だって・・・私・・・どっちも好きじゃない！　誰もやってくれないから仕方なくやってるだけで、『仕事派』と『家庭派』なら間違いなく家庭派だけど・・・別に家事は好きじゃない。

それでも無理無理分けたら、掃除派、だと思う。　料理も嫌いではないが、やっぱり毎日ね、予算もあるし、面倒くせぇ～の日もありますって。

掃除は、普段は四角い所を丸く掃く派だけど、強いて言えば、収納派。　収納考えてあちこちひっくり返すの大好き。　もともと捨て魔だから、比較的物は少ないはずだけど、自然となにやら溜まることもあって、ひっくり返しついでに捨てる。はい、未練はありません。殿方もそうして捨てて？きました。
大きさも形もさまざまなものを組み合わせて、とても入りそうもない空間にパズルのごとく組み合わせて仕舞いこめた時の快感ったらない。　○藤典子にも負けない。

そんな私だから、何がどこにあるかくらいは把握できている。「××どこ？」と聞かれて「どこそこのタンスの２段目の引き出し」と即答できる。　ただし、少年隊
(いつまでや)の東山みたいに、２段目の引き出しの右から三つ目、までは憶えていない。

でもさ、そこまで分かってたら充分じゃない？　なのにうちの王子様やおち゛様は
「あらへんで～」　　あのね、君たちは『目に見えるものだけが全てなのか？』

そのタンスの２段目、誰が一番上に乗っかっていると答えた？　お気に入りのシャツも、パンツも、ほら、もしすぐに目に入らなかったら、少しは上のものをめくってこれの下にあるかもしれない・・・と、考えることはできへんか？
それとも何かい？　そのタンスの２段目の引き出しの上から３枚目、しかも右端に近い方で、くるくる巻いて収納してます・・・ってそこまで言わんとあかんのか？

全くもって頭の痛いことである。　料理にしてもそうなんだけどね、美味しいときはなにも言わへんくせに、出来合いで済ましたりするとブーイングの嵐！

だから・・・家事って嫌いになるのよ・・・とヒトのせいにする私。