![ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 - goo 映画](http://cmm001.goo.ne.jp/img/badge/badge_24.gif)
アカデミー賞に11部門もノミネートされたんでしたっけ?
これが実話っていうのに興味をひかれたんですが、最後まで観てたら、えっ? 本当にほんと、実話なの?ってちょっとぐだぐだになりました。
というのも、トラと共に漂流したパイ(本名は別)という少年が後に、ある作家さんのインタビューに応じて、思い出話を語るという手法なんですけどね。 まぁそこで、時空行ったり来たりの聞き語りのはじまりはじまり。
映像が素晴らしく綺麗です。
ベンガルトラを含めて海のシーンとか、ほぼCGだそうですが、なんともリアルかつファンタジー感溢れていて、これもまたちょっと『もののけ姫』の世界とかぶるような。
ただですねぇ。。。
獰猛なトラと一緒に漂流したからこそ、肉食のトラに喰われないようにするそのぎりぎりのところの緊張感と、後には(主人公が勝手に感じてる)運命共同体とか、連帯感、みたいなもので227日も生き延びられたのかもしれませんが、私だったら無理っ!って思いました。
とりあえずトラをなんとか始末して、ひとりで救命ボートで漂流したほうがなんぼか楽だったんでは?なんて思ってました。
あはは、そこがダメダメな所なんでしょうね、私は。
それとこのパイ少年、めっちゃサバイバル能力に長けています。
生と死を分けるものがあるとしたら、それは運命とかなんとか、よく分からないものもさることながら、サバイバル能力のあるなしでも随分と変わってくるんじゃないでしょうか。
もう、そのへんもダメ(苦笑)
便利なものに囲まれた暮らしをしている現代人には、指南書があったとしてもあれだけのサバイバル能力ってないような気がします。
アカデミー賞の結果も気になるところですが、ほんとは私、ストロベリーナイトを観たかったです。
ま、観ておいて損はないと思いますが、あんまり好みじゃなかったと、小声で(笑)
昨夜、8時ごろウォーキングに出たら車の上とか舗道じゃなく地道のところには雪がうっすら積もってました。
雲間には輝く月(今宵満月?)が出てるのに、どこからかちらちら雪も降ってきて、なかなかに幻想的な夜でした(笑)
こっちも、凍ってるけど雪はないです。
ちゅうてもどこからどこまでが???
で、結局最後はどうなるの?
少年もトラも助かるの?
はい、実話だそうですよ。
インドで動物園を経営していた家族が、動物と共にカナダに移住しようとしている最中、嵐にあって乗った船が沈没して、助かったのが次男のパイとトラだけだったという。
CGも良く出来てて、だんだんトラが痩せて行ってるのよね。