若旦那

どうか、『ばかだんな』とお読みくだされ（笑）

炊飯器に、家族全員で食べるにはすこし足りないようだけど、新たに炊くには多いわね、なんて中途半端に冷やごはんの残ってる時、どうされます？

わたし、一膳分くらいなら冷凍しちゃうんですけど、その日は、三膳分くらいあったんですよ。　誰かがおかわりすると足りないし・・・っていうんで『うどんすき』にしました。
ちょうど、ぐずぐずしてて夕飯の支度も邪魔くさいな～と言う日だったし。
家人が揃う日が少ないので、なかなか鍋物はできないんですが、邪魔くささには負けたの。

私は定時に適当なものを冷蔵庫から漁って済ませ、9時すぎにDANからの「帰るメール」がありました。メールからほぼ２０分ほどで戻ってきますから、土鍋に火を入れつつ
ガスレンジでは乾麺うどんを茹でるべくお湯を沸しておりました。
DANが帰って来て着替えをし、私はあと少しで茹で上がるうどんをふきこぼれないように見ていたときでした。
若旦那からの電話。「店の鍵、ひょっとして家にあらへん？」　「あるよっ！」　「あ゛～」　「店閉められへん、おとん帰ってるか？」　「うん、たった今」
切ってやった。　だって・・・その後の台詞は分かってたもの。それに何より、うどんが茹で上がる。硬めじゃないとうどんすきにはふさわしくない～。

5分もしないうちにかかってきましたよ。「なに？」　「いや、途中できれたし」
「あたし、忙しいねん。　今日に限って鍋やし、うどんも茹でてる最中、これからパパは食べます！」

しばらくしてメールが来ました。「セコ○呼んだし」・・・だからナンだっていうのよ（怒）
ほんとはセ○ムの鍵をもっている社員を呼ぼうとしたのだと思います。ところがどっこい、この店長という名の若旦那、さすがに鍵を家に置いたままというのがかっこ悪かったのか、○コムを直で呼んで、ロックしてもらったようです。

帰って来て、「鍵、忘れてるの分かってたら連絡くらいしてくれたらいいやん」とバカこく（ごめんあそばせ）ものだから、上からかぶせて怒鳴ってやりましたわ。
「忘れるお前が悪いんや、だいたい、自転車の鍵かけへんからやん」
そうなんです、家のキー、車のキー、自転車、店、全部つけたキーホルダー。これで自転車に鍵をかけていたら、翌日駅までの道のりを自転車で行く時、イヤでも使いますやん。忘れたら乗れませんやん。　それをね、面倒だといって家の前だから大丈夫という根拠のない自信で、かけてないのが諸悪の根源。
しばらくは懲りて鍵を忘れることもないでしょうが、今まで、一度ですんだ例はありません。　あ～若旦那の姥？は痩せる思いです（爆）