JR横浜線の電車内でアルバイト女性(22)の体を触ったとして、県警相模原署は25日、相模原市由野台、同市立博物館主幹 武井 邦夫容疑者(52)を県迷惑防止条例違反の現行犯で逮捕した。「自分から触ってはいない」と容疑を否認している。
調べによると、武井容疑者は午後8時50分ごろから約3分間、町田―淵野辺駅間を走行中の電車内で女性の下半身を繰り返し触った疑い。
女性は武井容疑者の右手をつかみ、「この人痴漢です、助けてください」と何度も叫んだが、周囲の乗客は次の淵野辺駅まで反応しなかったという。
同駅到着後、武井容疑者が逃げようとしたため、女性が再度助けを求めたところ、乗客の男性が協力して取り押さえ、駅員に引き渡した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080526-00000037-jij-soci
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最近、マスコミも一般庶民を馬鹿にしているのか、助けを求める女性に周囲は冷たかったという事をやたらと協調する事件が多い気がする。今回のケースでは、近くの男性が取り押さえたようだが、一歩対応を間違えればこっちまで、巻き添えを食うことになりかねない。現行法規では、犯罪者の方が人権を守られるように作ってあるのか、こうした見てみぬ振りをしてしまう事態を招く一つの要因となっている気がするのだ。
過去の話で言えば、1996年4月11日に池袋駅の山手線での大学生暴行殺人事件も同様に誰も助けることなく、また情報も少ない為、未解決のままだ。この時もマスコミ達は、周囲に止める人はいなかったのかとほざいていた。自分達は犯罪者の人権擁護にやたらと力を入れている癖に、そんな事言う資格があるのかと、言ってやりたい。
ただ、痴漢と言う犯罪は、被害者の証言がほぼ全てであり、中には被告にされて冤罪を背負った人間もいる事を踏まえると、外野の人間は、どのように対処すべきなのか戸惑うような気もする。犯罪行為を見かけたら、携帯電話のカメラで撮影して警察に通報するのが一番確実な気がするが、女性が撮影するならともかく、男性の場合は、逆にスカートの中を盗撮していると間違われて、第二のミラーマン誕生などとマスコミに餌を与えないように注意しなければならないと思う次第である。